アプリ検索でBabbelってよく出てくるけどどんな感じかな?
今とりあえずBabbel使ってみてるけど他にいいアプリってあるのかな?
Babbelっていくら調べても日本語のレビューが少ないんだよな…
本稿はそんな方の為の語学学習アプリBabbelのレビューです。
本稿を読むと以下のことが分かります。
- Babbelがあなたに合っているかどうか
- Babbelの月額料金と解約手順
- Babbelの一番お得な使い方
- Babbelが合わないときに試したい他の学習リソース
こんな人におすすめ
ダイアローグ形式が好きな人
当サイトではよく画像・イメージや発音が記憶に大事だと書いていますが、それはやはり脳みそにこれは重要な情報であると認識させる「エピソード記憶」を形成するためです。
そして学習にダイアローグを使うことは、そのエピソード記憶を作り上げるのに手軽で効果的な手段ですよね。
Babbelのレッスンの主軸はダイアローグ形式なので、会話例を通して実践的な表現・単語・文法を学ぶことができます。
既に初級を卒業している人
Babbelはレベルのカバー範囲が最も広い部類のアプリです。
Absolute Beginnner以外にもIntermediateやAdvanced向けのレッスンが充実しており、そちらもダイアローグがしっかり作りこまれています。
他の多くの語学学習アプリはせいぜい中級レベルまでなので「初級を卒業してもっと先の学習を行いたい」「それもできればアプリで!」というあなたにBabbelはぴったり。
オフラインモードで学びたい人
最近ではそこまで珍しくなくなりましたが、Babbelはオフラインモードに対応しているアプリのひとつで、レッスンをダウンロードしておけます。
例えば勤め先やネカフェなどのWi-Fiでレッスンをまとめてダウンロードしておけば、自宅や電車の中でも通信量を気にせず学習に励めますね。
学習可能言語
ヨーロッパの言語が中心で、中国語と韓国語はありません。また、基本言語は英語で利用することになります。
言語リスト
- インドネシア語
- イタリア語
- オランダ語
- スウェーデン語
- スペイン語
- デンマーク語
- トルコ語
- ドイツ語
- ノルウェー語
- フランス語
- ポルトガル語
- ポーランド語
- ロシア語
お目当ての言語はありましたか?
コンテンツ内容は言語により差がある
ベルリン発のサービスなので、ドイツ語に近しい言語ほどコンテンツも充実している傾向にあります。
例えばドイツ語やオランダ語、フランス語、スペイン語は需要も考慮してか最もコンテンツが充実しています。Absolute Beginnnerから全てをこなすには少なくとも1年以上かかることが想定されます。
逆にインドネシア語は最もコンテンツが少なく、上級者向けのコンテンツは未整備です。集中して取り組めば3か月程度で全コンテンツをこなせます。
ロシア語やスウェーデン語などはその中間。集中して取り組めば6か月から9か月程度、ゆっくりやっても1年程度で全コンテンツを修了できます。
料金
月額料金表
1ヶ月あたりの料金 | 課金1回あたりの総額 | |
---|---|---|
1ヶ月 | 12.95ドル | 12.95ドル |
3ヶ月 | 8.95ドル | 26.85ドル |
6ヶ月 | 7.45ドル | 44.70ドル |
12ヶ月 | 6.95ドル | 83.40ドル |
価格は米ドル基準です。高くても1日50円。
頻繁にセールをやっているので無料アカウントだけ作っておこう
課金しなくても登録だけして無料アカウントを持つことができ、Babbelからセールのメールが届くようになります。
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一番お得な使い方
- 1ヶ月だけお試しを兼ねて課金
- 気に入っても一旦解約
- セールのメールが届く
- 再課金
ライフタイムプランは無い
1~2万円払って「買い切り」にできるサービスも多いですが、今のところBabbelはライフタイムプランを設置していません。
解約手順
アプリストア全体の購読(サブスクリプション)の管理のところで解約できます。
アプリをアンインストールしただけでは解約されない(課金が続く)ので、注意しましょう。
Google Playの解約手順
App Storeの解約手順
機能
ダイアローグレッスンによる実生活に即した学習
実際の使用を想定したトレーニングは脳が活性化して学習が効率的になりますし、いざ使う時にも自信を持って話すことができるはずです。
各人の忘却曲線に沿った自動復習システム
個人の学習記録はアプリにストックされているので、適切なタイミングで復習を提供してくれます。
実際のネイティヴスピーカーによる発音と発音チェック機能
小さな会社のアプリだと、コンセプトは良くても資金の問題で音声が人工音声であることも多いです。
しかしBabbelは大きな会社なので全て実際のネイティヴスピーカーの発音です。
さらに自分の発音をアプリやブラウザでチェックすることもできます。
無料版の機能制限
各レッスンのひとつ目だけが無料で解放されています。
なので”Intermediate”などのレッスンを選択すれば中級編でどのようなレッスンが用意されているかも確認することができ、これはBabbelの大きな特徴でもあります。
長所
ダイアローグ形式と単語・文法特化形式を自由に選べる
ダイアローグを使ってその言語の世界にどっぷり浸かりながら学びたいときと、特定分野の単語や文法をマスターしたいとき、どっちもありますよね。
Babbelはそんなわがままなニーズを満たしてくれます。
他のアプリだとダイアローグは無いことが多いですし、Duolingoはスーパーマリオ形式なのでその特定分野を好き勝手選べるわけではありません。Babbelなら好き勝手選べます。
画像が豊富
新出単語は記憶に残りやすいように鮮明な画像とともに出してくれます。
入力が簡単
入力言語をいちいち切り替えるのって面倒ですよね。
Babbelは画面に特殊文字入力用のボタンが用意されているので、入力言語を切り替えずにクイズに答えて学習を進められます。
短所
ダイアローグは少し冗長
費やした時間の割には覚えたこと少ないなと感じるかもしれません。面白いものを長く見せられる分には構わないのですが、そこまで面白味のないダイアローグも多いです。
特に知識の乏しい入門編では常識的に面白さの幅に限界があるので、入門編は他のアプリや参考書などでさっさと済ませてしまってからBabbelに戻ってくるという選択肢もありです。
発音認識がたまにバグる
現在ではだいぶ改善されていますが、数年前は発音認識バグがよく起こりました。
やっぱり初期は新出単語を中心に発音チェックをしたいので、ちゃんと発音できてるはずなのに上手くいかないと結構やる気を削がれます。
私は2016年にこれが原因で解約と返金申請をしたことがありますが、返金にも難なく応じてくれましたのでそこはGOOD。
短所が気になる人におすすめな他の学習リソース
Duolingo
Babbelの冗長なダイアローグが気に入らない人はDuolingoを使ってみましょう。
Duolingoはダイアローグ無しのレッスンが基本ですが、Duolingo Storiesというモードもありそちらがダイアローグになっています。
しかも内容がBabbelよりだいぶ滑稽です。これはレッスンの主軸をダイアローグ無しのほうに置いているためだと思われます。
サブ的な機能だからこそだいぶ「おふざけ」に振り切れている、といった具合です。
詳しくはこちらをどうぞ↓
Youtubeの各チャンネル
そもそも外国語を勉強する際にダイアローグを用いるのは「エピソード記憶」をして覚えやすくするためです。
であれば、お気に入りのYoutuberを見つけてその人のレッスン動画を観ることでも代替できますよね。
おすすめのYoutuberは各言語のカテゴリーページで紹介していますのでそちらをご覧ください。ページ上部の各「○○語」というボタンから飛んで見れます。
iTalki
発音認識のバグはそれを機械に頼っている限り避けられません。つまり実際の人間にチェックしてもらえれば問題ナシですね。
「そんなこと言ったって周りにネイティヴスピーカーいないよ」
「語学教室は高いし…」
そんな方におすすめなのがiTalki(アイトーキー)。
オンラインの語学教室サービスで、1レッスン単位で好きに授業を予約してマンツーマン指導を受けられます。
先生もたくさん登録していて、その中から好きな先生を選べるのも魅力。各先生のレビューも既に大変充実しています。
大体の先生はお試し価格を設定していて、1000円以下で初回授業を体験できる人がほとんどです。(キャリアに自信のある米英の先生はもう少し高い傾向)
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