Langfocusチャンネルによるタガログ語の仕組み解説

タガログ語のしくみ

Langfocusは、語学マニアのカナダ人Poulさんが運営しているYoutubeチャンネルです。Poulさんは日本語も話せます。

世界中の言語の仕組みについて分かりやすく解説してくれるので、これから覚えてみたい言語についての動画を観ておくと概観が掴めて取り組みやすくなります。

フィリピンの言語事情と歴史について

フィリピンの言葉と言えばタガログ語ということになってはいますが、実はフィリピンの人たち全員にとっての第1言語ではありません。

国自体が無数の島々からなり多民族国家であるほか、スペインやアメリカの植民地支配を受けたことで複雑な言語事情を抱えているんですね。

この動画ではそんなフィリピンの言語の歴史や昨今の情勢と、英語話者が戸惑うフィリピン特有の言い回しについて知ることができます。

タガログ語とインドネシア語はどのくらい似ているか

タガログ語とインドネシア語はどちらもオーストロネシア語族で、発音も似ているため、知らない人からすると同じような言語に見えます。

この動画ではそんな2つの言語の似ている点と異なる点について知ることができます。

発音や基礎語彙は共通している点も多いのですが、文法ではタガログ語がVSO語順、インドネシア語がSVO語順と根本的に異なるのですね。

タガログ語のVSO語順はなかなか馴染みにくいので、文法が簡単なインドネシア語と比べながら学ぶと覚えやすいかもしれません。

チャバカノ語について

こちらは番外編という感じですが、チャバカノ語というフィリピンの地方言語についてです。

ご存知の通りフィリピンはスペインの植民地支配を受け、当時はスペイン語が使われましたがその後英語、タガログ語というように公用語は移り変わってきました。

しかし南部にはスペイン語感を色濃く残している言語があり、それがチャバカノ語です。

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