Memrise(メムライズ)は、複数の語学を効率良く学びたい方におすすめのアプリです。
と言われても、これだけではありきたりな謳い文句になってしまうでしょうか。
しかし実際、学習者のテンポに気を配っているとされるMemrise(メムライズ)は、中にはDuolingoよりも快適に単語やフレーズを暗記できるという声もあるようです。
今回は、そんなMemrise(メムライズ)の解説・レビュー記事です。
本稿を読むと以下のことが分かります。
- Memriseがあなたに合っているかどうか
- Memriseの月額料金と解約手順
- Memriseの一番お得な使い方
- Memriseが合わないときに試したい他の学習リソース
こんな人におすすめ
複数の言語を学びたい人
Memrise(メムライズ)は、英語や中国語をはじめとして20の言語に対応しています。
そのため、複数の言語を同時に学びたいと考えている人にとっては、もってこいのアプリであると言えるでしょう。
たとえば、スペイン語とポルトガル語のように、文法や単語が似ている言語を同時平行で学習すれば、個別に学ぶよりも効率良く学習できるはずです。
初めて語学を学ぶ人
Memrise(メムライズ)には、言語学のエキスパートによって開発された独自のコンテンツが200以上も用意されており、初めて学ぶ人でも無理なく外国語をマスターできるようになっています。
それぞれのコースには飽きずに取り組める仕組みが数多く盛り込まれているため、初心者の方でも三日坊主にならずに継続して学習し続けることができるでしょう。
特定のスキルを強化したい人
Memrise(メムライズ)の200を超えるコースの中には、単語を並べ替えて単語や慣用句、文法を学習するものや、音声を使って発音を学ぶもの、動画を見てヒアリングスキルを鍛えるものなどがあります。
コースごとに鍛えられるスキルが明確になっているので、たとえばスピーキングスキルを集中的に磨きたい人はそれに特化したコースを中心に利用すれば良いのです。
学習可能言語
Memriseは、英語や中国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語といったメジャーな外国語に加えて、モンゴル語やロシア語などの比較的マイナーな言語にも対応しています。
対応している言語数は、実に20以上に上り、コンテンツもリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングなどの各分野に対応した様々なものが用意されているので用途に応じて使い分けることが可能でしょう。
なお、基本的に海外旅行で必要な外国語はほとんどカバーしていますが、ラテン語のように今はほとんど使われていない言語には一部対応していません。
料金
月額料金表
Memriseには、無料版と有料版があり、有料版の料金は以下のようになっています。
月間プラン8.99ドル/月
3ヶ月毎プラン6.3ドル/月
年間プラン2.5ドル/月
ライフタイムプラン99.99ドル/月
契約期間が長ければ長いほど、月額料金は安くなる仕組みです。
キャンペーンを有効活用しよう
Memriseでは、年間プランを対象にして、料金が50%オフになるキャンペーンが頻繁に開催されています。
少しでもリーズナブルに使いたい場合は、こういったキャンペーンを利用すると良いでしょう。
ダウンロードリンク
Googleplay
App Store
解約手順
アプリストア全体の購読(サブスクリプション)の管理のところで解約できます。
アプリをアンインストールしただけでは解約されない(課金が続く)ので、注意しましょう。
無料トライアルの解約も同じです。
Google Playの解約手順
App Storeの解約手順
一番お得な使い方
Memriseでは無料プランが用意されているので、いきなり有料プランを利用するのではなく、まずは無料プランを使ってみて自分のニーズに合うかどうかを試してみるのがおすすめです。
その上で、使えそうだと感じたら、有料プランに移行すると良いでしょう。
年間プランであれば、学習用の辞書を購入するのと同じくらいの金額なので、ある程度長く使いそうであれば、このプランを契約しましょう。
機能
ダウンロード機能
各コースをダウンロードできる機能が搭載されています。
ダウンロードすれば、オフライン環境でも語学学習が可能です。
発音練習機能
ネイティブの発音を聞いて、自分で発音し、それを録音して自分の耳で確認できる機能が用意されています。発音スキルを磨きたい人におすすめの機能です。
チャットボット機能
チャットボットが搭載されていて、何でも質問できるようになっているので、わからない単語の意味などをすぐに調べることが可能です。
無料版の機能制限
無料版では、自分の声を録音する機能やコンテンツをダウンロードする機能が利用できません。
有料版にアップグレードすれば、制限なく利用できるようになるので、もしこれらの機能を使いたいのであれば、課金することを検討してみましょう。
長所
ネイティブの発音に対応
Memriseには、複数の国や地域のネイティブの発音がたくさん収録されています。
同じ言語でも使われているエリアによって発音は微妙に異なるので、様々なネイティブの発音を聞くことができるというのは学習する上で大きなメリットになるでしょう。
カラフルな画面
Memriseの画面は非常にカラフルで見やすくなっています。学習するモチベーションが落ちているときでも画面を見れば明るい気持ちになれるため、諦めずに学習を継続できるでしょう。
自分のレベルが分かる
Memriseのコースはレベル別になっているので、自分がどれくらいのレベルにいるのかがすぐに分かります。
また、レベルアップするにつれてアプリ内のキャラクターが成長していく仕組みが導入されており、学習のモチベーション維持につながります。
短所
ホームに戻るのが面倒
コースの途中でワンタッチでホーム画面に戻れない仕様になっているため、細かいですが操作性が若干良くないです。
レベル毎に単語のジャンルが異なる
レベルによって取り上げられる単語のジャンルが異なるので、特定のジャンルの単語を集中的に学びたい場合には不便だと感じるかもしれません。
短所が気になる人におすすめな他の学習リソース
Pod101
Pod101シリーズはビジネスシーンも含め多様なカテゴライズで学習コンテンツが細分化されています。
Babbel
言語により充実度はピンキリですが、Babbelでもビジネスシーンのダイアローグや単語学習コンテンツがジャンル分け、あるいはレベル分け両方のカテゴライズのうえで用意されています。
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