ネイティブスピーカーに気軽に外国語に関する質問ができるプラットフォームHiNative(ハイネイティブ)。
興味はあるけれども、なかなか利用までは踏み込めないという方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、外国語の質問プラットフォームHiNative(ハイネイティブ)はどんな人に向いているサービスなのかなどについて解説します。
本稿を読むと以下のことが分かります。
- HiNative(ハイネイティブ)があなたに合っているかどうか
- HiNative(ハイネイティブ)の月額料金と解約手順
- HiNative(ハイネイティブ)の一番お得な使い方
- HiNative(ハイネイティブ)が合わないときに試したい他の学習リソース
こんな人におすすめ
学べる場が限られる言語を学びたい人
気軽に空き時間を利用して外国語を学べるサービスの対応言語は、英語や中国語などメジャーな言語に偏ってしまいがちです。
それに対してHiNative(ハイネイティブ)ではポルトガル語やトルコ語、ベトナム語のような取り扱いが限られている言語も含め、計15ヶ国語に対応しています。
そのため、学びたい言語があっても教室が無くてなかなか学べないという方に向いているでしょう。
外国語を学び始めて間もない人
特に独学で外国語を学んでいると、わからないことがあっても、それをネイティブの人に直接質問できる語学力がなくて諦めてしまう人は少なくありません。
HiNative(ハイネイティブ)では、外国語を学び始めて間もない人でも気軽に質問できるように、質問テンプレートが用意されています。
ネイティブの人と交流できるプラットフォームでもハードルが低いので初心者でも利用しやすいでしょう。
現地の人が使う外国語を身につけたい人
教科書を使って外国語を学んでいると、実際ではあまり使わない表現がたくさん登場します。
そのため、実際に外国語を使う場面で相手に言語表現で違和感を持たせてしまうことも少なくありません。
HiNative(ハイネイティブ)では日常会話で外国語を使うネイティブに質問できるので、より実用的な外国語学習ができます。
若者言葉など教科書ではあまり学べない表現も教えてもらえるのは魅力的でしょう。
学習可能言語
HiNativeで学べるのはアメリカ英語・フランス語・日本語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語(ブラジル・ポルトガル)・ポーランド語・ロシア語・スペイン語・トルコ語・ベトナム語の計15ヶ国語です。
利用者層は主に英語学習者ですが、それ以外の言語に関してはなかなかネイティブと知り合う機会が少ないでしょう。
返答に関しては、サービスに登録するための試験などが無いので、回答するネイティブ話者次第ですが、基本的にはしっかりと質問に答えてもらえるので心配する必要はありません。
複数人が回答できることから、万が一おかしな回答が紛れ込んでいても、他の人が正しい答えを書き込んでくれます。
料金
月額料金表
1ヶ月あたりの料金 課金1回あたりの総額
1ヶ月 640円(月額) 640円
12ヶ月 560円(月額) 6,720円
HiNativeの有料プランはプレミアムとプラチナの2種類があります。
しかし、プラチナはiOSのみ対応かつ、料金が変動するため、本記事ではプレミアム会員の料金のみを紹介します。
無料トライアルは不定期で利用可能。
適用期間は1ヶ月で、この間プレミアムもしくはプラチナの料金が無料となります。
毎日使うことが大切
HiNativeはそれほど月額料金が高くないゆえにサボってしまう人も少なくありません。
やはり安くてもお金を払ってサービスを利用するなら毎日サービスを使いたいところです。
そこで毎日HiNativeを利用するには自習が必要。
料金の元を取る気持ちで毎日自習に取り組み、わからないことを質問しましょう。
ダウンロードリンク
Googleplay
App Store
解約手順
アプリストア全体の購読(サブスクリプション)の管理のところで解約できます。
アプリをアンインストールしただけでは解約されない(課金が続く)ので、注意しましょう。
無料トライアルの解約も同じです。
Google Playの解約手順
App Storeの解約手順
一番お得な使い方
HiNativeのお得な使い方は、ある程度外国語の文章が書けるようになった状態で文章添削として利用する方法です。
HiNativeでは文章添削なら無料で利用することができます。
そのため、外国語の日記などを毎日書く癖をつけて、HiNativeで添削してもらうと、無料で外国語のライティングスキルを伸ばせるでしょう。
また、音声サービスは課金をしないと利用できません。
したがって、1ヶ月ほど利用してみてスピーキングなどより実用的な外国語スキルを身に着けたくなったら有料プランを契約してみてください。
機能
ネイティブが24時間いつでも質問に回答
HiNativeでは、ネイティブスピーカーが質問を見つけ次第、24時間いつでも回答してくれます。
返答スピードは、大体1時間程度が目やすとなっています。
有料プランなら音声での発音確認も可能
有料プラン限定になってしまいますが、自分の発音をネイティブスピーカーに確認することもできます。
無料版の機能制限
無料版で使える機能は文章による質問機能と、質問や回答のブックマーク機能のみです。
ブックマークはできるものの、ブックマークした質問を閲覧するには有料プランに加入しなければいけません。
また、無料版では広告が定期的に表示されるようになっています。
長所
ネイティブスピーカーとの会話が楽しめる
学校の先生だと少しかしこまってしまいますが、顔の見えないネイティブスピーカーが相手なら、友達との会話感覚で気楽に外国語でのやり取りができるでしょう。
顔文字や絵文字も入力することができるので、チャットやメール感覚で楽しめます。
ネイティブが日常会話で使う表現を教えてもらえる
英会話スクールでは基本的に教科書に則って講義が進むので、ネイティブスピーカーが日常的に使っている言葉やスラングはあまり習う機会がありません。
HiNativeでは英会話講師ではなく、一般のネイティブスピーカーが回答してくれるため、その時に流行しているスラングやネイティブならではの表現も教えてもらうことができます。
短所
無料プランで使える機能が限られている
HiNativeで無料で利用できるサービスは質問と質問のブックマークだけです。
自分の過去の質問を確認するだけでも費用が発生します。
そのため、HiNativeは課金前提で利用したほうが良いでしょう。
必ずしも回答が正しいとは限らない
HiNativeで回答してくれるネイティブスピーカーは外国語講師ではなく素人です。
そのため、教え方が悪かったり、そもそも間違っていたりすることもあります。
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