突発的なんですが、私がトルコ語を勉強していく過程をブログとして投稿していこうと思います。
トルコ語がどんな外国語なのか?
→アラビア語の影響を強く受けていながらアルファベットを使い、さらにSOV語順である。
これくらいの前提知識はありますが、マジで昨日が初めての勉強でした。
“Ben”が「私」であることも昨日知りました笑 タイトルのトルコ語も間違えてるかもしれません。
もう単純に、
- こんなことを学んで面白いと思った
- こんなことが言えるようになった
- ここは難しかった
- この学習リソースが便利でオススメ
とかを書いていきます。
あとは、勉強ブログも今回が初回ですから、なぜ外国語学習ノウハウ(と、そのリソース)のポータルサイトであるLanghacksにおいてわざわざ私個人の記録を掲載しようと思ったのか。その意図をまずは書いていきます。
ただただ私の脳内を垂れ流すので全然需要無いとは思うんですが、物好きな方はどうかお付き合いください。
ブログにする目的|外国語学習ノウハウをブラッシュアップする
要は、今までサイトに載せてきたノウハウの使い心地を自分で体感してレビューしていきたいのです。
何十本も解説コンテンツを書いてきて、本当にこれが初学者にとって最短のノウハウになっているだろうか?いやどうも怪しい、、、という気持ちがあって、すっきりしていませんでした。
なのでいつも書いている
- まずは文字と発音
- 次に基本単語
- それから文法
- ここから実践
という流れの使い心地を自分で試してみて、使いづらいと思ったらノウハウを改良していく所存でございます。
そもそもこのフローはシンプルすぎますからね。
基本フローはこれで間違いないんですが、「備考」とか「注意書き」として言及しておくべきことがありそうで、それの言語化をする機会にできればなと考えています。
なぜトルコ語を選んだか
アルファベットである
文字を覚えるって正直めちゃくちゃしんどいです。
ハングル文字のようにシステマティックであればいいですが、なるべくスピード感持って単語編や文法編のブログを書きたいのでアルファベットのものに絞りました。
この時点でロシア語、タイ語、ヘブライ語、ヒンディー語は除外ですね。
トルコ語が落ち着いたらあえて文字を新たに覚える必要のある言語に取り組みます。
文法が日本語に近い
本当は名詞の性とか格変化のフェーズもレビューしてお見せしたいんですが、第1弾なのでこちらもスピーディーにマスターできるようハードルの低いものを選びましたw
この時点でヨーロッパの言語は大体除外ですね。
ヒンディー語を意識
実は本当はヒンディー語を覚えたいんです。インドカレーが好きすぎてしょっちゅうインド人の店員さんに会うし、インドの屋台の動画とかもよく観るので。
なのでそんな先を見据えて、ヒンディー語と共通する単語が多そうな言語がいいと思っていました。
ここまでくるとハンガリー語なども除外されて、もうトルコ語一択です。
ケバブ屋さんで手軽に練習できそう
インドカレーと同じく、私はケバブも好きです。(どうでもよすぎる)
最近は日本が冬で寒いので行ってないですが、あったかい季節ならケバブ屋さんのおっちゃんにトルコ語で話しかけて実践できそうなので、トルコ語の学習に結構前向きです。
Langhacksのノウハウでは最後の実践編としてiTalkiなどをメインに勧めていますが、お金をかけずに済ませようと思ったらやっぱり日本にいる外国人に話し相手になってもらうのが理論値で言えば最強ですよね。
それがどの程度実現可能なのか、身をもって体感してこようと思います。
案外相手にしてもらえないとか、そのあたりも包み隠さず伝えていきます。
トルコ語自体への感想|自分(語学好きな日本人)にピッタリかも
文法のシステマティックさに感動
母音の分け方に忠実
トルコ語には母音が8つあるんですが、
- 舌が前か後か
- 口が狭いか広いか
- 口を丸めるか丸めないか
の3つの分け方があって、2×2×2=8種類というわけなんですね。
前舌母音 | 後舌母音 | ||
---|---|---|---|
非円唇 | 広 | e | a |
狭 | i | ı | |
円唇 | 広 | ö | o |
狭 | ü | u |
で、動詞に後置するものはその動詞の語幹の母音の種類によって定まるという仕組みなんです。
確かに完全に一筋縄ではいかないけど、かといって名詞の性のような一切共感できないルールでもないので、上の表のような母音の分類を知っていれば納得のいく仕組みなので学んでいて楽しいなと感じました。
子音の変化も音声学的に理にかなっている
語幹によって後置するものの子音が変わることもありますが、これも
- 母音or有声子音終わり→後置も有声子音始まり
- 無声子音終わり→後置も無声子音始まり
つまり、声を出すなら出しっぱなし、出さないなら止めっぱなしという理路整然とした仕組みが見受けられました。
助詞にあたるものがちょこちょこ日本語と同じで面白い
トルコ語には助詞のような接尾辞が存在しまして、どういうわけかいくつかは日本語と「被り」があります。
先ほどの子音の音声変化で載せたリンクもそのひとつでして、位置格、すなわち「どこどこで~」というときの「で」はトルコ語でも”de”と言う(名詞が母音or有声子音終わり、かつ狭い母音の場合)らしいではありませんか!
韓国語で「が」を同じく「*ガ」と言うと知った時と全く同じ興奮を覚えました。
他にも、方向格、すなわち「どこどこへ~」というときの「へ」はトルコ語でも”e”と言う(名詞が子音終わり、かつ狭い母音の場合)らしいです。
いやぁもう、助詞が2つも被ってるだなんて、僕はもう完全にトルコ語の虜ですよ。
一応、比較言語学においてはウラルアルタイ語族やアルタイ諸語という広い括りというかグループがありまして、日本語もトルコ語もそこに属するんですね。
この括り自体根拠が薄いとしてあまり支持されていないんですが、遠く離れた日本とトルコで同じ助詞を使ってるのを知ってしまうとアルタイ諸語説を推してみたい気持ちもちょっと分かりますw
Langhacksのノウハウへの感想|いい感じだけどもっと柔軟性を持たせたい
当たり前だけど単語、文法、フレーズを横断的に学習すると結構頭に入る
当初危惧していた通り、各フローを厳格に区切るよりは、単語、文法、フレーズを横断的に学習すると結構頭に入るという感覚を持ちました。
と同時に、無理に文法学習を進めるよりはやはり基礎単語を固めてからのほうが勉強しやすいという感覚もあります。
この相反する感想は、トルコ語の特徴によるものでもあります。
トルコ語の動詞は辞書では原形で載っているのですが、その原形自体はあんまり使わないんですね。いや普通に使うかもしれませんが、少なくとも初心者用の例文では後ろに色々くっついた形で出てきます。
なので単語帳を見て基礎単語を暗記してから文法、というよりは活用の形をある程度想定できる頭にしておいてから単語を覚えたいという欲求が出てきました。
まあシンプルに1人称現在形で覚えておけばいいかもしれませんが。この辺のテクニックもアップデートして言語化していきます。
どんな単語や表現を使いたいのか意識することの重要性を再認識
やはり必要なものは一瞬で覚えます。
例えば、タイトルの「Türkçe öğrenmeye başladım」というのは、
- 対象格(Türkçeは対象格接尾辞を付けない)
- 動名詞(及び格接尾辞があるときの変化)
- 方向格(ここは対象格ではない。”*Türkçe öğrenmeyi başladım”としたネット上の文章はi→eと添削されてる模様)
- 過去形
- 1人称語尾
といった要素が入っています。
括弧内に書いたような例外とかも覚えなきゃいけないわけですが、そういうのも今すぐ必要だからこそ覚えられたなと思います。
- 言いたいことを日本語で考える
- 日本語を英訳する
- 英文をターゲット言語にGoogle翻訳する
- ターゲット言語の文法解説を読んでどんな要素が使われてるのか理解する
というフローが無難。
偉い人はここからさらに単語を変えてみるといい文法トレーニングになるんですが、そうすると自分にとっての必要性の観点で劣り始めて続かなくなるので、やり過ぎ注意です。
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