英語の学習法に関しては世界中の人があれやこれやと「ベストアンサー」を出してくれています。
しかし多すぎてどれに従ったらよいのか迷ってしまいますよね。
そこで、Langhacksを見に来てくださっている皆さんの為に、
”””巷の英語の学習法について当サイトで勝手にレビューしていくシリーズ”””
を今日から始めたいと思います笑
そんなわけで今日はその記念すべき第一弾です。
レビューしていくのはこちらの記事↓
THE ENGLISH CLUBさんの『英単語の覚え方|科学的勉強法で暗記を効率化!自動化トレ8選』です。
オススメ度
シャドーイングの解説が丁寧な点は価値があると思います。
少し荷が重い作業なので、当稿のように細かく段階分けされていると取っ付きやすいと感じるのではないでしょうか。
概要
ビジネスチック
完全に仕事のプロジェクトのように解説がなされています。そのほうが真剣に取り組めるという方には向いているかも。
逆に、楽しみながらやりたいという方は向いていません。
シャドーイングの完成に重きを置いている
「シャドーイング」とは音声と同時に自らも英文を暗唱することを言いますが、そのレベルに至るまでの解説がとても詳しいです。
下記の8つに段階が分けられています。
- 聞き取り
- アイシャドーイング(原稿を見ながら音声を聞く)
- 音読
- オーバーラッピング(音声を聞きながら音読)
- ルックアップ&セイ(黙読→暗唱)
- リピーティング(暗唱時に毎回音声を止める)
- シャドーイング
- 書き写し(黙読→原稿を見ずに書き写す)
「科学的」と謳っているが、、、?
Langhacksをご覧いただいている皆さんにとっては目新しい情報はありません。
- 5感を使う
- 重要語を覚える
- 語源を意識する
- 毎日やる
- 忘却曲線を意識する
- 興味を持つ
- ちゃんと寝る笑
あたりが言及されています。
Langhacks的には「興味」が一番のガソリンだと捉えていますが、当稿ではシャドーイングがおすすめのようです。
おすすめ単語帳の選定がイマイチ
おすすめ単語帳リスト
- DataBase1700使える英単語・熟語3rd Edition[桐原書店]¥850+税
- DUO select[アイシーピー]¥1,140+税
- 改訂版 キクタン【Basic】4000[アルク]¥1,400+税
- DUO 3.0[アイシーピー]¥1,200+税
- Business Vocabulary in Use[Cambridge University Press]¥3,600程度
- 「JACET8000英単語」(桐原書店)¥2,000+税
なぜ選定がイマイチか
前提として当稿はシャドーイングを重要視している記事でした。
当然単語帳もシャドーイングに便利なものが並んでいるかと思い読んだのですが、Duo以外はどう考えてもシャドーイング向けではありません。
無味乾燥なキクタンとか、音源が無いものまで列挙されています。
シャドーイングをするのであればまず速読速聴英単語シリーズを筆頭にいくらでも英単語帳があるのに、わざわざキクタンや音源が無い本をすすめてくるのは全く意味がわかりませんでした。
Langhacksでおすすめしている単語帳は以下の記事で紹介しております。
おすすめ英単語帳とボキャビルのやり方(ラクに根性を作る方法)
まとめ:シャドーイングの手順だけ参考にすればOK
目新しいメソッドはありませんし、単語帳の選定も意味不明でした。
しかしシャドーイングを完成させるに至る手順の細かな解説は便利なので、もしシャドーイングでつまずいていれば当稿の内容を参考にしてはいかがでしょうか。
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