【上級英単語】医学用語・○○科医の言い方|doctorを使わない

英語

doctorでもいいんですよべつに。伝わる伝わる。

でもやっぱり「目のお医者さん」じゃなくて「眼科医」って言いたくないですか?

きっと平たい顔族の我々を見たら「doctors of eyes」って言ってくれますが、そこで「so, you mean ophthalmologists?」って言いたいですよね。

 

大事なんですよこういうの。非ネイティヴは語彙が不足しがちなので、まあ「賢そう」には見えません。

しかも基本単語を使ったイディオムとかもどうしても弱いし、単純な瞬発力も無い。

だからこそ少しでも難しい単語を使いこなせるようになっておくことで、舐められなくなるんです。

 

「難しい単語」と書きましたが、ルーツを知ってしまえば意味はそのまんまなことが多いので、難しい単語は一度知れば使うのは簡単

難しい単語を覚えることがネイティヴと渡り合う一番お手軽な方法、近道です。

我々日本人だって、イギリス人が急に「薔薇」とか書いてるの見たら「こいつやるなwww」と思いませんか?

「こいつやるなあ」と思わせて、「関わってみたい」「話してみたい」そう思わせてこそコミュニケーションが捗るというものです。

 

前置きが長くなりましたが本稿でも、

  1. 色んな専門医についてイメージを存分に膨らます
  2. 単語を見る
  3. 語源を知って納得する
  4. ついでに関連語も覚えちゃう

というステップで上級英単語を学びボキャブラリーを増やしていきましょう。

前回のボキャビル記事はこちら↓

【上級英単語】性格について英語で話そう※悪口もたくさん載せました
人って色んな性格の人がいますよね。 遺伝的なものだったり育った環境だったりで、同じ兄弟とか双子でも違う性格になるし...

色んな”お医者さん”

内科医

風邪ひいたら内科に行きますよね。あと健康診断でお世話になるのもイメージとしては内科が多いでしょうか。

血液検査やったりX線検査やったりとか。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

internist

産婦人科医

「妊娠してるかも」と思ったら産婦人科ですよね。

そして妊娠してなくても、女性特有の身体の悩みはここです。避妊薬を貰うときもそう。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

obstetrician

小児科医

子供が風邪をひいたら内科ではなく小児科に連れていきます。

麻疹(はしか)とかおたふく風邪のような子供特有の病気も小児科が担当しますよね。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

pediatrician

皮膚科医

麻疹はたまに大人でもかかっちゃうことはあるんですが、そんなときは小児科じゃなくて皮膚科に行きます。

ニキビとかアトピーとかでお世話になる人も多いでしょう。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

dermatologist

眼科医

現代ではもうみんな行きますよね。元気で風邪ひかないって人でも、やっぱりスマホのせいで近視になっちゃたらメガネかコンタクトを作らないと生きていけません。

特にコンタクトは高度医療機器ということで、眼科医の処方が必須になっています。

歳をとったら白内障やら緑内障やらも気にしなくちゃいけなくて、ここでも眼科医の出番です。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

ophthalmologist

スペルが難しいですが後半でエピソード記憶用の話をたくさん用意してあります!

次いきましょうb

整形外科医

とりあえず「骨」って感じですよね。骨折だけじゃなくて、関節が痛いときも整形外科です。ギックリ腰ももちろん整形外科。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

orthopedist

循環器内科医

内科の中でも心臓に関する病気は循環器内科の担当です。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

cardiologist

脳神経内科医

脳みそ以外にも脊髄に異常があるときは脳神経内科にお世話になります。

くも膜下出血とかは脳神経外科なので別モノ。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

neurologist

精神科医

これも現代では増えました。鬱とか、心の病は精神科医です。

カウンセリングする以外にも、薬剤投与や電気ショックによる治療も行われます。

そんなお医者さんのことを英語ではこう言います。

psychiatrist

語源を学んで関連語も一緒に覚えよう

internus: inside

内側の(internus)スペシャリスト(ist)でinternistです。

インターン生のことではないので注意しましょう。

インターン生のことは単に

intern

と呼び、その活動自体のことは

internship

でもいいですが、より知的なのは、

apprenticeship

という言い方があります。

obstetrix: midwife, stand

元はラテン語でstandの意味でしたが、それが出産に「立ち会う」人、つまり助産師を指すようになり、担当域を拡大して産婦人科を意味するようになりました。

いま助産師を意味するのは

midwife

です。

paidos: child

paidosはギリシャ語由来のchildを意味する接辞で、
これにmedical healingを意味するiatreiaと、
expertを意味するicianをくっつけて
pediatricianで小児科医です。

子供を医学的に治療する専門家。そのまんまですね。

ped: foot

実は英単語にはpedというスペルはよく登場します。

日本語に定着しているものとしては、ペダル(pedal)やペデストリアン(pedestrian)がありますね。

これらは足や歩くものに関する言葉で、それはpedがラテン語でfootの意味だからです。

しかしややこしいことに、これはギリシャ語のpaidos(子供)とは全く関係がありません。

もう一度、pediatricianが足のお医者さん(そんなものはいないのですが)ではなく「小児科医」であることを脳に刻みましょう。

agogos: lead

agogosはギリシャ語由来のlead、導くを意味し、使い勝手のいい接辞です。

paidosとくっついて、

pedagogy

で教授法、教育法、教育学、を意味します。

これとよく似た単語に、

pedagogue

がありますが、これはネガティヴな意味で使われています。

語源的には「pedagogyをする人」、つまり「teacher(先生)」なのですが、実際には「pedagogyを悪用する人」を意味します。

なので、偏った教育理念を持っている教師などはpedagogueと呼ばれます。

demos: people

agogosはpeopleを意味するdemosともくっつきます。demosは例えばdemocratic(民主的)とかでよく出てきますよね。

この2つがくっつけば「人々を+導く」ということでカッコいい感じがしますが、これもpedagogueと同じく悪い意味で使われており、

demagogue

で「大衆扇動家」を意味します。わかりやすく言うとヒトラーやスターリン、毛沢東、ポルポトみたいな人ですね。

大衆を煽って良からぬ方向に導いていく人、ということです。

derma: skin

dermaはギリシャ語由来のskinという意味の接辞で、これも非常に多くの英単語を派生します。日本人にはあまり馴染みのないものが多いです。

例えばギリシャ語由来でarrangementを意味するtaxi-とくっつくことで、

taxidermy

となりこれは剝製(はくせい)を意味します。動物とかのあれです。愛犬の亡骸を剝製にしたりする人もいますよね。

日本語だと「何を剥ぐのか」は書いてありませんが、英語だと「どうarrangement」するのかは書かないようです。

hypo: under

他にdermaとくっつく例としてhypoを挙げておきましょう。

hypodermic

で皮下注射という意味になります。

どちらもギリシャ語由来の接辞で学術的な言い方ではあります。


もう少し英語話者にとって馴染みの深いラテン語由来の接辞で言うと、

subcuticular injection

という言い方もあります。

-cuticularの部分は角皮といった意味のラテン語です。日本語でも「クチクラ」として定着(?)しており、美容マニアの方はご存じかも。

sub-は言うまでもなくunderです。


ちなみに、これに対して筋肉注射は英語ではこう言います。

intramuscular injection

ophthalmos: eye

これもギリシャ語由来です。目に関する職種は後でお話する通り眼科医以外にもたくさんありますが、その中でも一番学術的(?)なのは眼科医という扱いのようで、やはりギリシャ語由来の接辞が使われています。

oculus: eye

ラテン語でeyeを意味するのはoculusです。目に関する多くの英単語を派生します。

mono: one

これはご存知の方も多いですね。「モノカルチャー経済」などで使われている通り、1つ、単一といった意味のギリシャ語由来の接辞です。

これと先ほどのoculusを組み合わせることで、

monocle

となり、これは片眼鏡のことです。

bi: two

これも分かりやすいですね。bicycle、自転車にも入っている通り、twoを意味するギリシャ語由来の接辞です。

これとoculusを組み合わせることで、

binoculars

となり、これは双眼鏡という意味です。

opsis, optikos: sight, vision

眼科医はギリシャ語由来の接辞ophthalmosからできていましたが、同じくギリシャ語由来のeyeを意味する接辞にこのopsis, optikosがあります。

こちらはフランス語経由で借用された単語に見られる形です。

目というよりは「視界」という意味で使われます。

metron: measurement

英語でmeasureと言えば何かを測ることを指しますね。metronはギリシャ語由来のmeasureという意味の接辞です。よく-metricsという形で英単語に現れます。

例えばeconomics;経済学に統計学を応用してより定量的に解析する学問である計量経済学は英語ではこう言います。

econometrics


さてこのmetronですが、先ほどのoptikosと組み合わせることで、

optometrist

となり、視力検査技師を意味します。視界(optikos)を測る(metron)専門家(ist)です。そのまんまですね。


そんなoptometristたちの仕事を補完するのが、

optician

で、これは眼鏡技師といったところ。つづりを見てわかる通りmetronが入っていないので、opticianは測定をしないんですね。

optometristの測定に基づいて実際に眼鏡を作るのがopticianです。

orthos: straight, correct

orthosはstraight、真っ直ぐ(に)を意味するギリシャ語由来の接辞です。

ということは…?

 

そう、orthopedistが整形外科医を意味するのは少し変ですよね。

これには歴史があります。

orthopedistは分解すると子供(paidos)を真っ直ぐに(orthos)する専門家(ist)ということで、主に成長期の子供達の面倒を見てあげる人のことを指しました。

しかし子供の成長ということで、やっぱり骨が伸びるので、次第に大人の骨や関節の症状も担当するようになり整形外科医になりました。

odontos: tooth

odontosはtoothを意味するギリシャ語由来の接辞です。先ほどのorthosと組み合わせることで、

orthodontist

となり、これは歯科医という意味です。

歯を(odontos)ちゃんとさせる(orthos)専門家(ist)ということですね。

kardia: heart

cardiologistはこのheartを意味するギリシャ語由来の接辞kardiaと、scienceを意味するギリシャ語由来の接辞logosに-istを組み合わせたものです。

心臓に関する単語にはたいていこのcardioが付いています。

例えば心電図は英語ではこう言います。

cardiogram

gramはギリシャ語由来の「書かれたもの」を意味する接辞です。


また、cardiogramを描画する機器自体のことは、

cardiograph

と言います。

 

ちなみにこのcardio-というつづり、元は「カーディオ」という発音なのですが最近では「カージオ、カージョ」と発音する人も増えています。

did youをディジューと読むのと同じ理屈ですね。

こういう拗音化(発音がャ、ュ、ョになること)はイギリス英語で起こりやすいのですが、アメリカ英語でも「カージョ」が増えています。

neuron: nerve

nerveは日本語だと「ナーバス」などで定着していますね。

neuronはギリシャ語由来で、nerveはラテン語由来。どちらも神経を意味する接辞です。

日本語だとneuro-science(ニューロサイエンス)が定着している感がありますが、英語ではやはりscienceを意味するギリシャ語由来の接辞logosを使って、

neurology

と言います。これの専門家がneurologistで脳神経内科医でした。

algos: pain

algosはpain、痛みを意味するギリシャ語由来の接辞で、当然、医学分野の単語に頻繁に見られます。(-acheも多いですが)

例えば先ほどのneuronと組み合わせることで、

neuralgia

となり神経痛を意味します。

osis: abnormal

医学分野の単語によく登場する接辞にはこのosisもあります。abnormal、何か異変があるという意味合いです。

例えばneuronと組み合わせることで、

neurosis

となり、神経症、ノイローゼという意味です。


ちなみにこれの形容詞は

neurotic

で、*neurosicではないので間違えないように。

psyche: spirit, mind

neurosisを患ったneuroticなヤバい人のことを英語で、

psychotic

と言います。日本語だとサイコパスのほうが馴染みがあるでしょうか。

神経症によって魂までも(psyche)おかしくなっちゃった(osis)、ということですね。

そんな精神異常者を治療する精神科医(psychiatrist)は、このpsycheに、治療、medical healingを意味するギリシャ語由来の接辞iatreiaを組み合わせたものです。

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