クロアチア語会議・交渉フレーズ|開会から交渉成立までの実践表現

クロアチアでビジネス会議に出席するとなると、どんな雰囲気なのか気になりますよね。英語が通じる場面が多いとはいえ、会議の定型フレーズをクロアチア語で知っておくと、参加者との距離がぐっと近づきます。

今回は会議の開始から終了まで、使える表現を場面別にまとめていきましょう。

会議前の挨拶と雑談

会議室に入ったら、まず Dobar dan svima!(皆さん、こんにちは!)と全体に声をかけます。続けて Drago mi je što vas vidim.(お会いできて嬉しいです)、Kako ste?(お元気ですか?)と一人ひとりに挨拶を。

軽い雑談としては、Kakvo je putovanje bilo?(旅はいかがでしたか?)、Jeste li prvi put u Hrvatskoj?(クロアチアは初めてですか?)、Lijepo vrijeme za sastanak.(会議には良い天気ですね)などが定番です。

会議の開会

Molim vas, sjednite.(どうぞおかけください)、Možemo li početi?(始めましょうか?)と切り出します。

Prvo bih želio/željela zahvaliti svima na dolasku.(まず皆さんのご出席にお礼申し上げます)、Danas ćemo razgovarati o …(今日は〜について話し合います)で議題に入ります。

Dnevni red ima tri točke.(議題は三つです)と項目数を最初に示すと、参加者が見通しを持ちやすくなります。

プレゼンテーションの開始

Htio/htjela bih vam predstaviti …(〜をご紹介させていただきます)、Dopustite mi da vam pokažem …(〜をお見せします)、Kao što vidite na slajdu …(スライドでお分かりのとおり)がプレゼン開始の定番。

U ovoj prezentaciji ćemo pokriti četiri točke.(本プレゼンでは四点を扱います)と構成を示し、Prvo ćemo govoriti o tržištu.(まず市場について)、Zatim ćemo analizirati konkurenciju.(次に競合分析)、Potom ćemo prikazati naš proizvod.(続いて製品紹介)、Na kraju ćemo razgovarati o cijenama.(最後に価格について)と流れを明示しましょう。

意見を述べる Po mom mišljenju …(私の意見では)、Mislim da …(〜だと思います)、Slažem se s vama.(ご意見に同意します)、Ne slažem se potpuno.(完全には同意できません)、Htio/htjela bih dodati …(〜を付け加えさせてください)が意見表明の基本。 反対意見を述べるときは、Razumijem vaše stajalište, ali …(ご意見は理解しますが、〜)という柔らかい切り出しが大人の流儀です。ストレートな否定は避けて、まず相手の立場を認めてから自分の意見を述べるのがクロアチアのビジネス流儀です。 質問する

Mogu li vas nešto pitati?(一つ質問してよろしいですか?)、Možete li objasniti …(〜を説明していただけますか?)、Što mislite o …?(〜についてどう思われますか?)、Kako ste došli do ovih brojki?(この数字はどう導出されましたか?)が質問の基本形です。

理解を確認する

Razumijete li?(お分かりになりましたか?)、Imate li pitanja?(ご質問はありますか?)、Trebate li više informacija?(もっと情報が必要ですか?)と適度に確認の質問を入れると、一方通行にならない会議ができます。

交渉のフレーズ

Možemo li razgovarati o cijeni?(価格について話せますか?)、Naša ponuda je …(私たちの提案は〜)、Možemo li se naći na pola puta?(中間点で折り合えませんか?)、Moram se konzultirati s mojim timom.(チームと相談する必要があります)が交渉の柱。

Dogovor!(取引成立!)、Odlično, dogovoreno.(良いですね、合意しました)と成立の瞬間を迎えられたら最高です。握手とともに交わす言葉は記憶に残りますよ。

会議の終了

Mislim da smo sve pokrili.(全項目終わったと思います)、Da zaključimo …(まとめますと)、Hvala svima na vremenu.(お時間いただきありがとうございました)と締めます。

Sljedeći sastanak će biti …(次回会議は〜)と次回の予定を確認し、Pošaljite mi zapisnik sastanka, molim.(議事録を送ってください)と最後のお願いをしておきましょう。

まとめ

会議のフレーズは、場面ごとに三〜五個ずつ覚えれば実戦投入できます。最初は英語併用で構わないので、開会の挨拶と終了の挨拶だけでもクロアチア語でやってみてください。印象が大きく変わりますよ。Uspjeh u poslovanju!

オンライン会議のフレーズ

コロナ禍以降、Zoom や Microsoft Teams を使ったオンライン会議が一般化しました。Čujete li me?(聞こえますか?)、Vidite li moj ekran?(画面は見えていますか?)、Imam problema sa mikrofonom.(マイクに問題があります)、Mogu li podijeliti ekran?(画面共有してよいですか?)が必須フレーズ。

接続が切れたら Izgubio/izgubila sam vezu, oprostite.(接続が切れました、すみません)と簡潔に謝罪。会議の録画は Je li u redu da snimam sastanak?(会議を録画してよろしいですか?)と必ず事前承諾を取ります。クロアチアは GDPR 管轄下なので、録画承諾はコンプライアンス上も重要です。

発言を譲る・求める

Molim vas, nastavite.(どうぞ続けてください)、Oprostite što prekidam, ali …(中断してすみませんが〜)、Možemo li čuti mišljenje gospodina/gospođe …?(〜さんのご意見を伺えますか?)のように、全員が発言できる雰囲気を作る配慮が大切です。

反対に発言を求められたら、Hvala što ste me pitali.(質問ありがとうございます)と前置きしてから本題に入る、これがクロアチア流儀です。

議事録と次のアクション

Zapisnik sastanka(議事録)、Akcijski plan(アクションプラン)、Zaduženja(担当者)、Rok(締切)、Sljedeći koraci(次のステップ)が会議後の定番語彙。

Tko je odgovoran za ovu točku?(この項目は誰が担当?)、Koji je rok?(締切はいつ?)、Kada se vidimo ponovno?(次はいつ会いましょう?)と明確化することで、会議の生産性が跳ね上がります。

会議でのミスをカバーする

数字を言い間違えたら Ispravljam, nije 500 nego 5000.(訂正します、500 ではなく 5000 です)、日程をミスったら Oprostite, moja greška.(すみません、私のミスです)と素直に謝罪。完璧さよりも、素直さと誠実さが信頼を生みます。

クロアチアの会議文化

クロアチアのビジネス会議は、ドイツやオーストリアに近い時間厳守の文化です。開始時間に一分遅れるだけで悪印象になることもあるので、十分前には会議室や Zoom リンクに入っておきましょう。

一方で会議の雰囲気は地中海文化の温かさも残しており、開始前の五分はコーヒーを飲みながらの雑談が普通です。この時間を「無駄」と感じず、関係構築の貴重な機会と捉えるのがコツです。カフェ文化が深いクロアチアでは、Može li jedna kava prije sastanka?(会議前にコーヒー一杯どうですか?)は立派なビジネス所作ですよ。

服装と手土産

クロアチアのビジネスシーンは比較的フォーマルで、スーツ+ネクタイが標準。ただしIT業界やクリエイティブ業界ではビジネスカジュアルも浸透しています。初対面ではフォーマル寄りが無難です。

日本からの訪問なら、和菓子や抹茶、折り紙などのちょっとした手土産がとても喜ばれます。Evo vam mali poklon iz Japana.(日本からのささやかなお土産です)と添えれば、会議の空気が柔らかくなります。

会議は準備が九割、本番は一割と言われます。クロアチア語の定型フレーズも、事前に声に出して練習しておけば本番で自信を持って使えますよ。Sretno na sastanku!

準備が整えば、本番は楽しむだけですよ。

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