旅行で使えるタガログ語フレーズ完全ガイド|到着から出発まで

ニノイ・アキノ国際空港到着時

マニラの玄関口はニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport/NAIA)。ターミナル1〜4があり、日系航空会社の直行便(日本航空、ANA、フィリピン航空、セブパシフィック)は主にターミナル1と3を使用します。到着後、入国審査とイミグレーションでは英語で十分通じますが、簡単なタガログ語の挨拶を使うと一気に親近感が増します。

Kumusta po!(こんにちは!)— po は敬意を示す小辞。相手が年上・初対面なら必須です。
Salamat po.(ありがとうございます)
Paumanhin po.(すみません)

両替と交通手段

空港内には両替所が多数ありますが、レートは市内の両替所のほうが良い傾向です。市内の定番両替チェーンはCzarina Foreign ExchangeSanry’s Money ChangerPNB Exchange。SMやロビンソンズなど大型モールの両替所でもレートは良好です。

空港から市内への移動はGrab(グラブ)の配車アプリが最も安全。料金はマカティまで500〜800ペソ程度。タクシーを使うならイエローキャブ(Yellow Metered Taxi)という空港専用タクシーが定額メーターで安心です。

Magkano ang pamasahe sa Makati?(マカティまでの料金はいくらですか?)
Puwede ba akong sumakay ng Grab dito?(ここでGrabに乗れますか?)
Dito lang po.(ここで降ります)

ホテルチェックイン

マニラの定番高級ホテルはThe Peninsula ManilaShangri-La at the FortConrad ManilaSofitel Philippine Plaza ManilaMarco Polo Ortigasなど。中級ならRed PlanetSeda HotelsCitadinesが定番です。

May reservation po ako sa pangalan ni Tanaka.(田中の名前で予約があります)
Anong oras ang check-out?(チェックアウトは何時ですか?)
May Wi-Fi ba sa kuwarto?(部屋にWi-Fiはありますか?)
Puwede bang mag-extend ng isang gabi?(もう一泊延長できますか?)

バイクタクシーとジプニー

マニラ名物の公共交通ジプニー(jeepney)は、米軍払い下げのジープを改造したカラフルな乗合バス。料金は初乗り13ペソから。ルート番号ではなく行き先を車体横に書いてある漢字ならぬ文字で判断します。Para po!(降ります!)と叫べば停まってくれます。

トライシクル(tricycle)は屋根付きバイクの三輪タクシー。短距離移動の定番。料金は距離によりますが市内なら30〜100ペソ。

2022年以降、フードデリバリーと相乗りで急成長したのがAngkasJoyRideMove Itの3社のバイクタクシー(Motorcycle Taxi)。渋滞の激しいメトロマニラでは圧倒的に早いです。

観光地で使えるフレーズ

マニラの定番観光地は、スペイン植民地時代の城壁都市イントラムロス(Intramuros)、その中心のサン・アグスティン教会(1607年竣工、ユネスコ世界遺産)、マニラ湾夕日の名所ロハス大通り、国立博物館(National Museum of the Philippines)、リサール公園(Rizal Park)など。

Magkano ang entrance fee?(入場料はいくらですか?)
Puwede ba akong mag-picture dito?(ここで写真を撮ってもいいですか?)
Saan ang banyo?(トイレはどこですか?)
May English tour ba?(英語ツアーはありますか?)

レストランでの注文

フィリピンの国民食アドボ(adobo)シニガン(sinigang)カレカレ(kare-kare)レチョン(lechon)は必食。老舗チェーンMang InasalJollibeeChowkingMax’s RestaurantAristocratは全国どこにでもあります。

Ano ang specialty dito?(ここのお勧めは何ですか?)
Isang order ng adobo at sinigang.(アドボとシニガン一つずつ)
Hindi maanghang, please.(辛くしないでください)
Bill out, please.(会計お願いします)— Taglish 表現の代表例。

旅行前にインストールしたいアプリ

  • Grab(配車・フードデリバリー)
  • GCash(フィリピン最大の電子マネー、Globe Telecomが運営)
  • Maya(旧PayMaya・電子マネー)
  • Angkas(バイクタクシー)
  • foodpandaGrabFood(フードデリバリー)

買い物で使えるフレーズ

マニラ首都圏には巨大モールが軒を連ねています。SM Mall of Asia(MOA)は世界でも有数の広さを誇るモールで、観覧車、アイススケートリンク、IMAXシアターまで併設。SM Megamall(オルティガス)、Glorietta(マカティ)、Greenbelt(マカティ・高級)、Robinsons Place Manilaが定番です。バレンシア発のファストファッション Bench はフィリピン発の国民的ブランドで、ロゴ入りTシャツは定番お土産になります。

Magkano ito?(これはいくらですか?)
Pwede bang tumawad?(値引きできますか?)— 市場では必須
Meron ba kayong mas maliit/mas malaki?(もっと小さい/大きいサイズはありますか?)
Pwede ko bang i-try?(試着できますか?)
Saan ang fitting room?(試着室はどこですか?)
Credit card ba tanggap niyo?(クレジットカードは使えますか?)

緊急時に使う表現

万が一の場合に備えて、緊急時のフレーズは必ず覚えておきましょう。フィリピンの緊急電話番号は911(警察・救急・消防の統合)。日本大使館マニラ(Embassy of Japan in the Philippines)は Roxas Boulevard 2627 にあります。

Tulong!(助けて!)
Kailangan ko ng doktor.(医者が必要です)
Nawala ang passport ko.(パスポートを無くしました)
Saan ang pinakamalapit na ospital?(いちばん近い病院はどこですか?)
Tumawag ka ng pulis, please.(警察を呼んでください)

病気になったときは、マカティのMakati Medical Center、オルティガスのThe Medical City、セブのChong Hua Hospitalが外国人対応に慣れた主要病院です。

日数・曜日・時間の表現

時間表現はスペイン語からの借用が基本です。曜日:Lunes(月)、Martes(火)、Miyerkules(水)、Huwebes(木)、Biyernes(金)、Sabado(土)、Linggo(日)。月:Enero(1月)から Disyembre(12月)。時刻:alas dos(2時)、alas singko(5時)、alas otso(8時)もスペイン語起源です。ちなみに「何時ですか?」は Anong oras na?

チップと支払い文化

フィリピンには明確なチップ文化があります。レストランのサービスチャージ10%が会計に含まれていても、優れたサービスに対して追加で50〜100ペソをテーブルに残すのが一般的。ホテルのベルマン・ハウスキーピングには20〜50ペソが目安です。現金支払いとQR決済(GCash・Maya)が主流で、Visa・Mastercardはモールやレストランでは問題なく使えます。

フィリピン人との会話を和ませるフレーズ

フィリピン人はとてもフレンドリーで、ちょっとしたタガログ語を使うだけで一気に距離が縮まります。以下はマニラやセブで使ってみると喜ばれる定番フレーズです。

Gusto ko ang Pilipinas!(フィリピンが好きです!)
Masarap ang pagkain dito.(ここの食べ物は美味しい)
Ang ganda ng Boracay.(ボラカイは美しいですね)
Mabuhay!(万歳!/歓迎の言葉)— 公式行事や観光地で耳にする国民的な挨拶
Maraming salamat po.(本当にありがとうございました)

とくに日本人観光客は好意的に見られる傾向があり、「Japanese ka ba?(日本人ですか?)」と聞かれたら「Oo, Hapon ako.(はい、日本人です)」と答えられると会話が盛り上がります。

島々への移動

フィリピンは7641の島からなる群島国家。人気観光地ボラカイ島(Boracay)セブ島(Cebu)パラワン島・エルニド(El Nido, Palawan)ボホール島(Bohol)シアルガオ島(Siargao)へは、マニラからCebu PacificPhilippine AirlinesAirAsia PhilippinesPAL Expressの国内線で1時間〜1時間半。セブ島のMactan-Cebu International Airportが第2のハブ空港です。ボラカイへはKaliboまたはCaticlan空港経由でフェリーに乗り換えます。

最後に:フィリピン人の時間感覚

「フィリピン・タイム」という言葉があるほど、約束の時間に10〜30分遅れるのは日常茶飯事。怒るよりも Ayos lang.(大丈夫だよ)と笑顔で対応するのがフィリピン流です。旅先では時間に余裕を持った行動計画を立てましょう。

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