タガログ語の数字の言い方

タガログ語の数字の言い方

タガログ語の数字の数え方をまとめました。数字は旅行・買い物・レストランなどあらゆる場面で必要になる最重要カテゴリーです。

まずは1〜10、次に11〜20、そして大きな数字と段階的に覚えていきましょう。

1〜10の数字

数字 タガログ語 発音目安 スペイン語系
1 isa イサ uno
2 dalawa ダラワ dos
3 tatlo タトゥロ tres
4 apat アパット kuwatro
5 lima リマ singko
6 anim アニム seis
7 pito ピト siyete
8 walo ワロ otso
9 siyam シヤム nuwebe
10 sampu サンプ diyes

用例で覚える数字の使い方

用例1:市場で果物を買う場面。「Magkano ang isang kilo ng mangga?(マンゴー1キロいくらですか?)」の「isang kilo」は数詞+単位の基本形です。

用例2:レストランで人数を伝える場面。「Mesa para sa tatlo, please.(3人用のテーブルをお願いします。)」のように、英語とタガログ語を混ぜるのはフィリピンでは自然です。

用例3:ジープニーの運賃を払う場面。「Bayad po, dalawa.(運賃です、2人分。)」と言ってお金を前方に渡す独特の支払い方式があります。

用例4:携帯電話の番号を伝える場面。「Zero-nine…」のように英語の数字を使うのが一般的です。ただし地方ではタガログ語の数字を使う人もいます。

11〜20の数字

数字 タガログ語 発音目安
11 labing-isa ラビンイサ
12 labing-dalawa ラビンダラワ
13 labing-tatlo ラビンタトゥロ
14 labing-apat ラビンアパット
15 labing-lima ラビンリマ
16 labing-anim ラビンアニム
17 labing-pito ラビンピト
18 labing-walo ラビンワロ
19 labing-siyam ラビンシヤム
20 dalawampu ダラワンプ

11〜19は「labing-」+1〜9の数字という規則的なパターンです。「labing」は「10を超える」という意味の接頭辞で、一度パターンを覚えれば応用が利きます。

豆知識:タガログ語とスペイン語の数字

フィリピンはスペインの植民地だった歴史があるため、日常会話ではスペイン語系の数字も広く使われています。特にお金の話題ではスペイン語系が圧倒的に多いです。

例えば「30ペソ」は「tatlumpu」ではなく「treinta(トレインタ)」と言う人が多いです。市場で「Magkano?(いくら?)」と聞くと、「Singkwenta(50)」や「Siyento(100)」のようにスペイン語系で返ってくることがあります。

両方の数字体系を知っておくと、聞き取りの幅が大きく広がります。まずはタガログ語固有の1〜10を覚えて、次にスペイン語系も追加していくのがおすすめです。

大きな数字

数字 タガログ語 スペイン語系
30 tatlumpu treinta
40 apatnapu kwarenta
50 limampu singkwenta
60 animnapu sisenta
70 pitumpu sitenta
80 walumpu otsenta
90 siyamnapu nobenta
100 isang daan siyento
200 dalawang daan dos siyentos
1,000 isang libo mil
1,000,000 isang milyon milyon

ミニダイアログ:市場での値段交渉

客:Ate, magkano po ito?(お姉さん、これいくらですか?)

売り手:Siyento singkwenta po.(150ペソです。)

客:Ang mahal naman! Puwede bang isang daan na lang?(高いですね!100ペソにできませんか?)

売り手:Hindi puwede. Siyento bente na lang.(ダメです。120ペソでどうですか。)

客:Sige, siyento bente. Ito po bayad ko.(わかりました、120ペソ。こちらお支払いです。)

売り手:Salamat po! Balik ka ha!(ありがとうございます!また来てね!)

よくある間違い

間違い1:「isang daan」と「daan」を混同するケースです。「isang daan」は100で、「daan」は「道」を意味する別の単語です。必ず「isang(1つの)」を付けましょう。

間違い2:数字の連結語「na/ng」を忘れるミスです。「dalawang daan(200)」の「-ng」は数詞と単位をつなぐ連結語で、これを落とすと不自然に聞こえます。

間違い3:スペイン語系の数字しか覚えない学習者がいますが、公式な場面や教育現場ではタガログ語固有の数字が使われます。両方とも覚えておくのが理想的です。

関連表現:数字を使った日常フレーズ

日本語 タガログ語 場面
何番ですか Anong numero? 番号確認
半分 kalahati 量の指定
少ない kaunti / konti 量の表現
多い marami 量の表現
何時ですか Anong oras na? 時間の確認
いくらですか Magkano? 値段の確認

豆知識:フィリピンの通貨と数字

フィリピンの通貨はペソ(piso/peso)とセンタボ(sentimo/centavo)です。1ペソ=100センタボですが、センタボ単位の硬貨はほぼ流通していません。

紙幣は20ペソ、50ペソ、100ペソ、200ペソ、500ペソ、1000ペソの6種類があります。高額紙幣(500ペソ・1000ペソ)は小さな店で使うとお釣りがないと言われることが多いので、こまめに崩しておきましょう。

値段を聞くときの「Magkano?(マグカノ?)」は最も頻繁に使うフレーズの一つです。答えが聞き取れなかったら「Paki-ulit po?(もう一度お願いします。

)」と聞き返しましょう。

ミニダイアログ:タクシーでの会話

客:Kuya, sa Makati po. Magkano po?(お兄さん、マカティまで。いくらですか?)

運転手:Naka-meter po.(メーター制です。)

客:OK po. Gaano katagal po ang biyahe?(わかりました。何分くらいの旅程ですか?)

運転手:Mga tatlumpung minuto, depende sa traffic.(約30分、渋滞次第です。)

客:Sige po, salamat.(わかりました、ありがとうございます。)

数字を覚えるコツ

  • スマホの時計を見るたびに時刻をタガログ語で言ってみる
  • 買い物のレシートの金額をタガログ語で読み上げる
  • 1〜10を完璧にしてから11以降に進む
  • スペイン語系の数字も並行して覚える
  • お釣りの計算をタガログ語で行う練習をする

豆知識:時間の言い方

数字を覚えたら、次は時間の表現に挑戦しましょう。フィリピンでは英語とタガログ語を混ぜた時間表現が一般的です。

時間 タガログ語 英語混じり表現
1時 ala una one o’clock
2時 alas dos two o’clock
3時半 alas tres y medya three thirty
umaga morning
午後 hapon afternoon
gabi evening/night

時間表現はスペイン語の影響が色濃く残っている分野です。「Anong oras na?(今何時?)」と聞くと、「Alas dos na(もう2時だよ)」のようにスペイン語系で返ってくることが多いです。

ミニダイアログ:レストランでの注文

客:Ate, pabili po ng tatlong baso ng buko juice.(お姉さん、ココナッツジュースを3杯ください。)

売り手:Tatlo? Isang baso, dalawamput piso. Tatlo, animnapung piso po.(3杯?1杯20ペソ。3杯で60ペソです。)

客:Sige po. Ito po, isang daan. May sukli po ba kayo?(わかりました。はい、100ペソ。お釣りありますか?)

売り手:Opo, apatnapung piso ang sukli.(はい、40ペソのお釣りです。)

客:Salamat po!(ありがとうございます!)

序数の表し方

「1番目」「2番目」といった序数表現も覚えておくと便利です。

  • 1番目 = una / unang(ウナン)
  • 2番目 = pangalawa(パンガラワ)
  • 3番目 = pangatlo(パンガトゥロ)
  • 4番目 = pang-apat(パンアパット)
  • 5番目 = panlima(パンリマ)

「Unang beses ko sa Pilipinas.(フィリピンは初めてです。)」のように、旅行中に自然と使える表現です。

関連表現:数量を表すフレーズ

買い物で数字と組み合わせて使える量の表現もセットで覚えましょう。

  • 「isang piraso」(1個/1切れ)── 個数を数えるとき
  • 「isang kilo」(1キロ)── 重さで買う市場の定番
  • 「isang baso」(1杯/コップ1杯)── 飲み物の注文に
  • 「isang platito」(1皿)── 料理の注文に
  • 「isang dosena」(1ダース)── 卵などまとめ買いに

まとめ

タガログ語の数字はタガログ語固有の体系とスペイン語由来の体系の2種類があります。日常のお金のやり取りではスペイン語系が多く使われますが、どちらも知っておくと聞き取りの幅が広がります。

まずは1〜10の固有数字を完璧に覚えるところから始めましょう。「Magkano?(いくら?)」と合わせて使えば、市場やレストランでのコミュニケーションがぐっとスムーズになります。

ここで紹介した表現は、実際の会話やテキストメッセージで頻繁に使われる実用的なフレーズばかりです。

まずは声に出して練習し、発音とイントネーションに慣れるところから始めてみてください。

語学学習は毎日の小さな積み重ねが最も確実な上達法です。

完璧を目指さず、気になった表現から1つずつ覚えていくのが長続きのコツです。

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