英検準2級 英作文の書き方|50語テンプレと理由2点型の完全攻略

英検準2級の英作文は、2017年度から導入された比較的新しい形式の問題です。

配点が高く、テンプレートを使えば短期間で得点源にできる分野でもあります。

この記事では、筆者が実際に使っている英作文の型と学習法を紹介します。

この記事で分かること

  • 英検準2級の英作文の形式と採点基準の詳細
  • 50語でまとめる理由2点型のテンプレートと使用例
  • 旺文社の英作文完全制覇を使った4週間の学習プランと筆者の体験

英検準2級の英作文とは

まずは形式を確認しておきましょう。

英検準2級の英作文は、与えられた「QUESTION」に対して自分の意見を50〜60語の英語で書く形式です。

制限時間はありませんが、筆記試験全体が75分なので、英作文には15〜20分程度を使うのが目安です。

配点は筆記全体の半分近くを占めるほど重要です。

英作文で0点に近いと、語彙や長文で満点近くを取っても合格は難しくなります。

逆に、テンプレートを身につけて満点近くを狙えば、他のセクションの多少の失点もカバーできます。

QUESTIONの典型例

出題されるQUESTIONは身近なテーマです。

「Do you think students should study abroad?」「Do you like to travel by train?」「Is it important to eat breakfast every day?」といった、賛否を問う質問が中心です。

専門的な知識は不要で、高校生なら誰でも答えられるレベルの質問です。

採点の4観点

英検の英作文には明確な採点基準があります。

観点は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つで、それぞれ4点満点の合計16点満点です。

内容は質問に答えているか、構成は論理的な流れがあるか、語彙は適切な単語を使っているか、文法は正しく書けているかが採点されます。

この4観点を意識するだけで、点数が大きく変わります。

理由2点型のテンプレート

筆者が教えている生徒に必ず教えているのが、理由2点型のテンプレートです。

このテンプレートを使えば、誰でも50語の英作文が書けます。

テンプレートの骨組み

テンプレートの骨組みは4文構成です。

1文目で意見表明、2文目で1つ目の理由、3文目で2つ目の理由、4文目でまとめを書きます。

このシンプルな構成を守るだけで、採点の「構成」観点で高評価が得られます。

逆に、いくら内容が良くても構成が崩れていると、点数は大きく下がります。

1文目: 意見表明の定型文

1文目は意見表明の定型文を使います。

「I think (that) SV.」が基本形です。

「I think that students should study abroad.」のように、質問文をそのまま肯定文または否定文にします。

ここで時間を使う必要はありません。

定型文をそのまま使えばOKです。

2文目と3文目: 理由の提示

2文目は1つ目の理由、3文目は2つ目の理由を書きます。

「First, …」「Second, …」で始めるのが定番です。

あるいは「For one thing, …」「For another, …」も使えます。

理由を2つ並べることで、説得力のある文章になります。

4文目: まとめの定型文

最後の4文目は、まとめの定型文を使います。

「For these reasons, I think (that) SV.」が万能です。

1文目の意見をもう一度言い直すだけなので、簡単に書けます。

この4文目を忘れる受験生が多いですが、必ず書きましょう。

「構成」観点で大きく得点が下がります。

テンプレートの実例

実際にテンプレートを使って英作文を書いてみます。

例題: Do you think students should study English every day?

この質問に対する英作文を、テンプレートで書きます。

1文目: I think that students should study English every day.

2文目: First, studying English every day helps students remember new words.

3文目: Second, daily practice improves their speaking skills.

4文目: For these reasons, I think that students should study English every day.

これで合計約50語になります。

テンプレートの威力が分かるはずです。

例題: Do you like to read books?

別の例題でも書いてみます。

1文目: I like to read books.

2文目: First, reading books is a good way to learn new things.

3文目: Second, I can relax when I read my favorite novels.

4文目: For these reasons, I like to read books.

このように、テーマが変わってもテンプレートは同じです。

変えるのは理由の内容だけです。

理由の引き出しを増やす

テンプレートが使えても、理由が思い浮かばなければ書けません。

そこで、よく使える「理由の引き出し」を用意しておきましょう。

汎用的な理由5選

筆者がよく使う汎用的な理由を5つ紹介します。

1つ目は「健康にいい」です。

「It is good for their health.」という英文は多くのテーマに使えます。

2つ目は「お金の節約になる」です。

「They can save money.」も汎用性が高い理由です。

3つ目は「時間の節約になる」です。

「They can save time.」はビジネスや学業のテーマで使えます。

4つ目は「新しいことが学べる」です。

「They can learn new things.」は学習や体験のテーマで万能です。

5つ目は「ストレス解消になる」です。

「It helps them relieve stress.」は趣味や活動のテーマで使えます。

テーマ別の理由ストック

汎用理由に加えて、テーマ別の理由もストックしておきましょう。

旅行テーマなら「新しい文化に触れられる」「思い出ができる」などが使えます。

学習テーマなら「将来役立つ」「自信がつく」などが便利です。

スポーツテーマなら「体力がつく」「友達ができる」が定番です。

テーマごとに5個ずつ理由を用意しておくと、本番で困りません。

採点で減点される5つのミス

筆者が採点していて、よく目にする減点パターンを紹介します。

ミス1: 質問に答えていない

意外と多いのが、質問に答えていないミスです。

「Do you think…?」と聞かれているのに、YesともNoとも答えずに書き始める受験生がいます。

必ず最初にYesかNoの立場を明確にしましょう。

ミス2: 3単現のsを忘れる

文法ミスで一番多いのが3単現のsの抜けです。

「He like music.」のような文が頻出します。

主語が3人称単数で現在形なら、必ず動詞にsをつけましょう。

ミス3: 冠詞のミス

a, an, theの使い分けミスも減点対象です。

可算名詞の単数形には必ず冠詞が必要です。

「I went to school.」のように冠詞が不要な場合もあるので、暗記で覚えるしかありません。

ミス4: 語数オーバーまたは不足

語数制限は50〜60語です。

50語に満たない場合は減点されます。

逆に70語を超えると採点対象外になる可能性もあります。

数える練習を普段からしておきましょう。

ミス5: 同じ単語の繰り返し

同じ単語を何度も使うと「語彙」観点で減点されます。

「good」ばかり使わずに「great」「nice」「wonderful」など類義語を使い分けましょう。

mikanのアプリで類義語を覚えるのも効果的です。

おすすめ教材ランキング

英作文対策に使える教材を、筆者の経験から厳選して紹介します。

1位: 旺文社「英検準2級 英作文完全制覇」

英作文専用の問題集で、これ一冊でテンプレートから実践まで学べます。

豊富な例題と模範解答が収録されているので、書き方の型が身につきます。

筆者もこの本を使ってテンプレートを習得しました。

2位: 旺文社「英検準2級 総合対策教本」

英作文だけでなく全技能を扱った総合対策本です。

英作文セクションはコンパクトですが、要点がしっかり押さえられています。

英作文の対策を始める前の予備知識として読むのもおすすめです。

3位: 旺文社「英検準2級 過去6回全問題集」

過去問を解くことで、本番の傾向をつかめます。

英作文の模範解答も掲載されているので、自分の答案と比較できます。

4位: 学研「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」

英語初心者向けですが、英作文の基本が分かりやすく説明されています。

難しい教材に進む前のステップとして使えます。

5位: Z会「英検準2級 英作文問題集」

Z会の問題集はレベルが高めですが、応用力を鍛えるのに役立ちます。

基本を身につけた後の実力強化に使いましょう。

4週間の学習プラン

本番までの4週間で、英作文をどう仕上げるか紹介します。

1週目: テンプレートの暗記

1週目はテンプレートを完全に暗記することに集中します。

「I think that…」「First, …」「Second, …」「For these reasons, …」の4文を何度も書いて体に覚え込ませます。

旺文社の「英作文完全制覇」のテンプレート解説を何度も読みます。

毎日5分でいいので、テンプレートを書き写す練習をしましょう。

2週目: 例題を10題解く

2週目は例題を解き始めます。

1日1〜2題のペースで、合計10題を解きます。

解いたら必ず模範解答と比較し、自分の答案のどこが弱いかを分析します。

文法ミスがあれば赤ペンで修正し、正しい英文を書き直します。

3週目: 本番形式で演習

3週目は本番と同じ時間制限で解きます。

15分で50語を書く練習をします。

時間内に書けない場合は、テンプレートをさらに練習して書くスピードを上げます。

4週目: 過去問で総仕上げ

最終週は旺文社の過去6回全問題集を使って、過去問の英作文を解きます。

過去6回分を解けば、傾向がつかめます。

解答は必ず先生や英語ができる人に添削してもらいましょう。

自分では気づかないミスを指摘してもらえます。

筆者の英作文体験談

筆者が初めて英検準2級を受けたとき、英作文には大きな苦手意識がありました。

高校の英語の授業でも英作文を書く機会はほとんどなく、どう書けばいいか分かりませんでした。

最初の受験では、何を書いていいか分からずフリーズし、結局20語程度しか書けませんでした。

当然、英作文の点数は16点満点中4点という惨憺たる結果でした。

一次試験は不合格で、その悔しさから旺文社の「英作文完全制覇」を購入しました。

この本でテンプレートの存在を知り、毎日テンプレートを書き写す練習を始めました。

2週間でテンプレートが体に染み付き、3週目からは例題をスラスラ解けるようになりました。

2回目の受験では、英作文が16点満点中13点まで上がり、無事に一次試験を突破できました。

英作文は「才能」ではなく「型」の勝負だと、身をもって実感した瞬間でした。

英作文に必要な語彙と文法

テンプレートを使うにしても、最低限の語彙と文法は必要です。

必須の接続詞と副詞

英作文で頻出の接続詞や副詞をまとめます。

順序を示すのは「first」「second」「finally」です。

追加を示すのは「also」「moreover」「in addition」です。

対比を示すのは「however」「but」「on the other hand」です。

理由を示すのは「because」「since」です。

結果を示すのは「so」「therefore」「as a result」です。

これらをすべて使いこなす必要はありませんが、場面に応じて選べるようにしておきましょう。

必須の文型5パターン

英作文で使う文型は限られています。

1つ目はSV「主語+動詞」、2つ目はSVC「主語+be動詞+補語」、3つ目はSVO「主語+動詞+目的語」です。

4つ目はSVOO「主語+動詞+目的語+目的語」、5つ目はSVOC「主語+動詞+目的語+補語」です。

この5文型を確実に書けるようになれば、英作文は書けます。

オンライン英会話で添削してもらう

英作文は自分だけで学習すると、ミスに気づきにくいです。

そこでおすすめなのがオンライン英会話での添削です。

DMM英会話やQQ Englishには英検対策コースがあり、英作文の添削を受けられます。

ネイティブや経験豊富な講師から直接フィードバックをもらえるのは大きなメリットです。

週2回のレッスンで、毎回1題ずつ添削してもらうペースがおすすめです。

英検ネットドリルでも過去問の英作文演習ができます。

単語帳アプリの活用

英作文に使う語彙を増やすにはmikanやAnkiが便利です。

mikanの英検準2級コースには、英作文で使える重要語彙がまとまっています。

Ankiで自作カードを作れば、忘却曲線に合わせて復習できます。

1日15分のアプリ学習で、1ヶ月で500語以上が身につきます。

関連記事のご案内

当サイトLanghacksでは、英検対策の記事を技能別に揃えています。

長文読解については「英検準2級 長文対策」の記事が参考になります。

リスニング対策は「英検準2級 リスニング対策」の記事で詳しく解説しています。

二次試験の面接対策は「英検準2級 面接対策」の記事をご覧ください。

4技能をバランスよく対策することが、合格への近道です。

まとめ: 英作文はテンプレートで決まる

英検準2級の英作文対策について、理由2点型のテンプレートを中心に解説してきました。

重要なのは、1文目で意見表明、2・3文目で理由2つ、4文目でまとめというシンプルな構成を守ることです。

この型を守るだけで、採点の「構成」観点で高評価が得られます。

教材は旺文社の「英作文完全制覇」を中心に、総合対策教本や過去問を組み合わせて使いましょう。

4週間の学習プランを参考に、テンプレートを体に染み込ませてください。

筆者も最初は苦手でしたが、型を知ることで克服できました。

英作文は「才能」ではなく「型」の勝負です。

この記事があなたの英検準2級合格の助けになれば嬉しいです。

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