ポルトガル語で数字が言えると、買い物、時間の約束、電話番号の伝達など、あらゆる場面がスムーズになります。
本記事では、ポルトガル語の数字(基数・序数)、時刻、日付、曜日、そしてお金の言い方を一気に整理します。筆者が実際に使っている覚え方のコツも添えます。
ポルトガル語の基数(0〜100)
0〜10
zero、um、dois、três、quatro、cinco、seis、sete、oito、nove、dez。
um と dois は名詞の性に合わせて um / uma、dois / duas と変化します。他の数字は性を区別しません。
11〜20
onze、doze、treze、catorze、quinze、dezesseis、dezessete、dezoito、dezenove、vinte。
16〜19 はブラジルポルトガル語では dezesseis / dezessete / dezenove と綴り、ポルトガル本土では dezasseis / dezassete / dezanove と書く違いがあります。
20〜100の十の位
vinte(20)、trinta(30)、quarenta(40)、cinquenta(50)、sessenta(60)、setenta(70)、oitenta(80)、noventa(90)、cem(100)。
21、22 などの組み合わせは、vinte e um、vinte e dois のように e(〜と)で繋ぎます。
vinte e um、trinta e cinco、setenta e nove のようにリズミカルに読めます。
大きな数字(100以上)
100 は cem、101以上は cento に変化します。
cento e um(101)、cento e cinquenta(150)のように言います。
200 以上は duzentos、trezentos、quatrocentos、quinhentos、seiscentos、setecentos、oitocentos、novecentos と続きます。
これらは形容詞的に振る舞い、名詞の性に合わせて duzentos / duzentas と変化します。
duzentas pessoas(200人)、trezentas mesas(300の机)のように、女性名詞には -as 語尾を合わせます。
1000 は mil、1000000 は um milhão、1000000000 は um bilhão です。
ブラジル式とポルトガル式で大きな数字の呼び方は同じですが、桁区切りの書き方が異なります。ブラジルでは1.000,00 とピリオドで千の位を区切り、小数点にはカンマを使います。
序数(1番目、2番目…)
序数は primeiro(1番目)、segundo、terceiro、quarto、quinto、sexto、sétimo、oitavo、nono、décimo と続きます。
序数は形容詞扱いで、名詞の性と数に合わせて変化します。
o primeiro dia(初日)、a primeira vez(最初の回)のように使います。
11番目以降は日常会話ではあまり使われず、décimo primeiro(11番目)、décimo segundo(12番目)のように複合形になります。
実用的には10番目まで覚えておけば十分です。
時刻の言い方
時刻を尋ねるときは Que horas são?(何時ですか)と聞きます。
答えるときは複数形の São を使います。São três horas.(3時です)が基本形です。
1時だけは単数で É uma hora.(1時です)となります。
分までの言い方
São três e quinze.(3時15分)のように、時間 + e + 分 で表現します。
30分なら São três e meia.(3時半)と meia(半分)を使います。
45分は「3時45分」をそのまま言うか、「4時15分前」と言い換えて São quatro menos quinze. と表現することもあります。
午前・午後
da manhã(朝の)、da tarde(午後の)、da noite(夜の)を付けて区別します。
São oito da manhã.(朝の8時)、São três da tarde.(午後の3時)のように使います。
日付と曜日
曜日
ポルトガル語の曜日は、月曜日から金曜日までが「第2の日、第3の日…」という数え方です。
segunda-feira(月曜日)、terça-feira、quarta-feira、quinta-feira、sexta-feira、sábado、domingo。
日曜日が「第1の日」にあたるので、月曜日が segunda(2番目)から始まります。
日常会話では feira を省いて segunda、terça と短縮することが多いです。
月
janeiro、fevereiro、março、abril、maio、junho、julho、agosto、setembro、outubro、novembro、dezembro。
月の名前は英語と似ているので、覚えやすいはずです。
ブラジルポルトガル語では小文字で書くのが正式です。
日付の言い方
「4月10日」は 10 de abril と言います。
順序は 日 + de + 月 + de + 年 で、10 de abril de 2026 が完全形です。
ただし1日だけは序数を使い、primeiro de abril(4月1日)と言います。
お金の言い方
ブラジルの通貨はレアル(real、複数は reais)です。
10 reais(10レアル)、50 reais(50レアル)のように、数字の後に reais を付けます。
小数点以下のセントは centavos と言います。R$5,50 は cinco reais e cinquenta centavos です。
ポルトガルの通貨はユーロ(euro)で、10 euros、50 euros のように表現します。
値段を尋ねるには Quanto custa?(いくらですか)と聞きます。
答えは Custa vinte reais.(20レアルです)のように返ってきます。
電話番号の伝え方
ブラジルでは電話番号をペアで区切って読む習慣があります。
例えば 11 98765-4321 という番号は、「onze、nove、oito、sete、seis、cinco、quatro、três、dois、um」と一桁ずつ読むのが基本です。
早口で伝えたいときは、noventa e oito、setenta e seis のように二桁ずつまとめることもあります。
聞き取るのは意外と難しいので、相手に番号を伝えてもらうときは Pode repetir mais devagar?(もう少しゆっくり繰り返してもらえますか)と頼むのが確実です。
メモを取りたければ Pode escrever, por favor?(書いてもらえますか)と言えば、紙に書いてくれます。
年齢の言い方
ポルトガル語で年齢を言うには ter(持つ)を使います。
Eu tenho 25 anos.(私は25歳です)のように、ter + 数字 + anos の形を取ります。
年齢を尋ねるには Quantos anos você tem?(何歳ですか)と聞きます。
1歳だけは単数で Ele tem um ano.(彼は1歳です)となります。
Quantos anos… は直訳すると「何年持っていますか」という不思議な表現ですが、これがポルトガル語の決まり文句です。
発音で迷いやすい数字
数字の中には、発音でつまずきやすいものがあります。
três の最後の s は、「トレース」ではなく「トレィシュ」のように母音を滑らせます。
seis は「セイス」ではなく「セイシュ」に近い音です。ブラジルでも地域によって微妙に変わります。
nove の e は曖昧母音で、「ノーヴィ」に近い音になります。
dezessete はブラジル式で「デゼッセーチ」、ポルトガル式では dezassete「デザッセーテ」と少し異なります。
発音をマスターするには、YouTube でブラジル人 YouTuber のカウントダウン動画を真似るのが手軽で効果的です。
電卓がない時の暗算練習
数字に強くなるには、実際の計算をポルトガル語で行うのが一番です。
5 + 3 = 8 は Cinco mais três é igual a oito.(5プラス3は8です)と言います。
10 – 4 = 6 は Dez menos quatro é igual a seis.
2 × 3 = 6 は Dois vezes três é igual a seis.
8 ÷ 2 = 4 は Oito dividido por dois é igual a quatro.
このフレーズを日常に組み込むには、買い物時にお釣りをポルトガル語で計算するのがおすすめです。
まとめ
数字、時刻、日付、お金の表現は、日常生活と旅行の両方で欠かせません。
まずは0〜20までを完璧に、次に十の位を押さえれば、大半の場面はカバーできます。
筆者は通勤電車の中で、目に入った数字を片っ端からポルトガル語で唱える練習をしていました。
駅のホームの番号、時計の針、広告の値段を見るたびに、頭の中でポルトガル語に変換するのです。これを1週間続けただけで、数字への反応速度がぐっと上がりました。


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