レストランで使えるタガログ語フレーズ集|注文から会計まで

フィリピンの代表的な外食シーン

フィリピンの外食文化は非常に豊かで、ローカルのcarinderia(カリンデリア=屋台食堂)から、JollibeeMang InasalMax’s RestaurantChowkingGreenwichといったチェーン、そして Gallery by Chele(BGC・スペイン人シェフ Chele González)、Toyo Eatery(Jordy Navarra、2019年 Asia’s 50 Best Restaurants 選出)、Antonio’s(タガイタイ)といったファインダイニングまで幅広く存在します。どの店でも基本的なタガログ語の注文フレーズを知っていると、店員さんとのコミュニケーションが劇的にスムーズになります。

入店時の挨拶

Magandang hapon po!(こんにちは/午後)
May table po ba para sa dalawa?(2名用のテーブルはありますか?)
Puwede ba tabi sa bintana?(窓際の席でもいいですか?)
Ilan tayo? Dalawa po.(何名様ですか? 2名です)

高級店では予約が必要です。Chopechope.co/philippines-restaurants)やレストラン公式サイトから予約できます。

メニューを見るとき

Pahingi po ng menu.(メニューをください)
Ano ang specialty dito?(ここのお勧めは何ですか?)
Ano ang pinakamasarap?(いちばん美味しいのは何ですか?)
Mayroon ba kayong English menu?(英語メニューはありますか?)

代表的なフィリピン料理(注文時の読み方付き)

  • Adobo(アドボ) — 豚・鶏肉を醤油・酢・ニンニクで煮込んだ国民食。chicken adobopork adobo と指定。
  • Sinigang(シニガン) — タマリンドの酸味スープ。sinigang na baboy(豚肉)、sinigang na hipon(エビ)が定番。
  • Kare-kare(カレカレ) — 牛テールとオックステールのピーナッツソース煮込み。付け合わせは bagoong(エビのペースト)。
  • Lechon(レチョン) — 豚の丸焼き。セブ島名物のCebu Lechonが特に有名。Zubuchon(Anthony Bourdain が「世界最高の豚」と称賛した店)がセブの定番。
  • Lumpia(ルンピア) — 春巻き。lumpiang shanghai(揚げ春巻き)、lumpiang sariwa(生春巻き)の2種類。
  • Sisig(シシグ) — 豚の耳と頬の鉄板焼き。パンパンガ州発祥。Aling Lucing が1970年代に発案したとされる。
  • Halo-halo(ハロハロ) — 氷菓デザート。Razon’s of GuaguaChowkingMang Larry’s(UP Diliman近く)が定番。
  • Pancit(パンシット) — 焼きそば系。pancit cantonpancit malabonpancit palabok など。
  • Bulalo(ブラロ) — 牛骨髄スープ。タガイタイのLeslie’s Restaurantが観光客の定番。

注文フレーズ

Isa pong adobo at isang kanin.(アドボ一つとご飯一つ)
Dalawang order ng sinigang na baboy.(シニガン・ナ・バボイを2人前)
Hindi maanghang, please.(辛くないでお願いします)
Walang bawang.(ニンニク抜きで)
Iced tea na lang.(アイスティーだけで)
Unlimited rice ba ito?(ご飯おかわり自由ですか?)— Mang Inasal の名物システム。

食事中

Napakasarap!(とっても美味しい!)
Ang sarap ng pagkain dito.(ここの食事は美味しいですね)
Pahingi pa ng tubig.(お水をもう少しください)
Pwede bang mag-refill ng rice?(ご飯のおかわりできますか?)
Palitan mo nga yung baso.(グラスを交換してもらえますか)

会計と支払い

Bill out, please.(お会計お願いします)— Taglish の定番。純粋なタガログ語なら Kuya/Ate, chit na po.(お兄さん/お姉さん、伝票をお願いします)。
Magkano ang total?(合計いくらですか?)
Puwede bang credit card?(クレジットカード使えますか?)
Pwede ba GCash?(GCashは使えますか?)— 電子マネーが急速に普及。
Panghiwalay po.(割り勘でお願いします)

フィリピン有名レストランの具体的注文フレーズ

Jollibee(ジョリビー)での注文

1978年にTony Tan Caktiong氏が創業したJollibee(ジョリビー)は、フィリピンで最も愛されるファストフードチェーンです。

看板メニューのChickenjoy(チキンジョイ)は、フライドチキンとライスのセットで、注文時には「Isang Chickenjoy with rice po(チキンジョイとライスを一つお願いします)」と伝えます。

ハンバーガーのYumburger(ヤムバーガー)は「Dalawang Yumburger po(ヤムバーガーを二つ)」、スパゲッティの甘いフィリピン風ミートソースJolly Spaghetti(ジョリースパゲッティ)は「Jolly Spaghetti at halo-halo po(ジョリースパゲッティとハロハロを)」と注文できます。

Mang Inasal・Max’s Restaurantでの定番フレーズ

Edgar Sia氏が2003年にイロイロで創業したMang Inasal(マンイナサル)は、炭火焼きチキンとunlimited rice(お代わり自由のライス)で知られています。

「Paa po, with unlimited rice(もも肉をunlimited riceで)」と伝えると、店員が何度でもライスをよそってくれます。

1945年創業のMax’s Restaurant(マックスレストラン)は「The House That Fried Chicken Built」のキャッチフレーズで有名で、看板メニューのMax’s Fried Chickenは「Isang Max’s Fried Chicken solo meal po」と注文します。

Chowking(チョウキン)の中華系メニューやGreenwich Pizza(グリーンウィッチ)のHawaiian Overloadも定番です。

マニラ高級レストランでの会話

Toyo Eatery・Gallery by Cheleでのやりとり

Jordy Navarra氏がシェフを務めるToyo Eatery(トーヨーイータリー)は、The Chapel of San Antonio de Padua近くのKarrivin Plaza内にあり、Asia’s 50 Best Restaurantsにランクインする名店です。

予約時には「May reservation po kami para sa alas-siyete ng gabi(午後7時に予約があります)」と伝えます。

スペイン人シェフChele González氏のGallery by Chele(ギャラリーバイチェレ)はBonifacio Global Cityにあり、テイスティングメニューを注文する際は「Ang tasting menu po, please」と頼みます。

タガイタイのAntonio’s Restaurant(アントニオズ)は2016年にAsia’s 50 Best入りした名店で、予約は必須です。

地方の名物料理と注文

セブ・パンパンガ・イロコスの郷土料理

セブ島のZubuchon(ズブチョン)は、Anthony Bourdain氏が「世界最高の豚の丸焼き」と評したLechon専門店です。

「Isang kilo ng lechon po(豚の丸焼き1キロ)」と注文します。

パンパンガ州アンヘレス市のAling Lucing’s Sisig(アリンルーシン)は、1974年にLucia Cunanan氏がsisig(シシグ)を発明した発祥の地で、「Sisig na baboy at isang San Miguel po(豚のシシグとサンミゲルビール)」が定番です。

イロコス地方のBatac Empanada(バタック・エンパナダ)は「Dalawang empanada po(エンパナダを2つ)」と注文し、パパイヤと卵入りのオレンジ色の生地が特徴です。

フィリピン食文化の重要語彙

フィリピンの食事習慣では、朝食(almusal)、昼食(tanghalian)、夕食(hapunan)に加え、午前と午後の軽食merienda(メリエンダ)が重要な文化です。

「Ano po ang specialty ninyo?(お店の名物は何ですか)」や「Gaano katagal ang paghihintay?(待ち時間はどれくらいですか)」、会計時の「Pakisukat po ang bill(お会計お願いします)」は必須フレーズです。

Makati市のPoblacion(ポブラシオン)地区やQuezon City のMaginhawa Street(マギンハワ通り)には現地人に人気のレストランが集まっており、Ooma、Las Flores、Manam Comfort Filipinoなど、Moment Groupが運営する人気店も多数あります。

地域料理別の注文ポイント

フィリピンは地域によって名物料理が異なり、地域に応じた注文表現が役立ちます。

ルソン島の料理

ルソン島はパンパンガ州の「Sisig(豚の顔肉の鉄板焼き)」が有名です。

「Hindi po masyadong maalat(塩気は控えめで)」と注文時に伝えると調整してもらえます。

「Kape po(コーヒーください)」と地元のバティス(農家)コーヒーを試す体験もおすすめです。

ビサヤ諸島の料理

セブ島の「Lechon(豚の丸焼き)」はフィリピンを代表する宴会料理です。

「Ayoko po ng masyadong mataba(脂身が多いのは苦手です)」と部位を指定できます。

イロイロの「La Paz Batchoy(麺料理)」は地元民に愛される一品です。

「Extra noodles po(麺を大盛りで)」と調整が可能です。

ミンダナオ島の料理

ミンダナオはハラールミンダナオ料理が充実しています。

「Walang baboy po ba ito?(これには豚肉入っていませんか)」とイスラム教徒は確認できます。

「Pianggang(ココナッツ風味の鶏料理)」は地域特有の名物です。

香辛料が効いた料理が多く、ルソン・ビサヤとは異なる食文化です。

ドリンクメニューの頼み方

フィリピンのドリンク文化は独特で、適切な注文フレーズを押さえると楽しさが倍増します。

コーヒーの注文

「Kape po(コーヒー)」が基本ですが、種類の指定もできます。

「Kape na may gatas(ミルク入りコーヒー)」「Kape na walang asukal(砂糖抜き)」で調整します。

地元のバラコ(Barako)コーヒーは濃厚で独特の風味が特徴です。

ジュースとフルーツドリンク

「Juice ng mangga(マンゴージュース)」のような新鮮なフルーツジュースが豊富です。

「Calamansi juice(柑橘ジュース)」はフィリピンならではの爽やかな味です。

「Buko juice(ココナッツジュース)」は暑い日の定番の一杯です。

「Hindi masyadong matamis(甘さ控えめで)」と伝えれば糖度調整が可能です。

アルコール飲料

「San Miguel Beer」はフィリピンを代表するビールで、どこでも注文できます。

「Tanduay」はフィリピン産の有名ラム酒で、安価で高品質な銘柄として知られます。

「Cold beer po(冷えたビールで)」と必ず添えるのがフィリピン流です。

暖かい気候のため、常温ビールが出されることがあるので確認が必要です。

テイクアウトとデリバリー

フィリピンではGrabFoodやFoodpandaがデリバリーの主流サービスです。

GrabFoodの使い方

GrabFoodはGrabアプリ内のフードデリバリー機能です。

マニラやセブなどの主要都市で幅広い店舗に対応しています。

備考欄に「Konti lang po ang kanin(ご飯少なめで)」のように希望を書けます。

Foodpandaの特徴

FoodpandaはGrabと並ぶ二大デリバリーサービスです。

プロモコードの利用で割引が受けられるキャンペーンが頻繁にあります。

支払いは現金、カード、GCashなど多様な選択肢があります。

複数アプリをインストールしておくと選択肢が広がります。

店頭テイクアウト

「Take-out po」または「To-go po」で持ち帰りを伝えます。

「Pa-pakete po(包装してください)」で簡単に伝わります。

ホット料理は保温容器に入れてもらえることが多いです。

会計と支払い

会計は食事の最後の重要な部分で、スムーズに済ませたいシーンです。

会計を求めるフレーズ

「Pakihingi po ng bill(お会計お願いします)」が最も丁寧な言い方です。

カジュアルな場では「Bill po」だけでも通じます。

ジェスチャーで空中に書く仕草も世界共通の会計サインです。

支払い方法の確認

「Pwede po ba mag-card?(カード使えますか)」で決済手段を確認します。

「GCash po ba?(GCash使えますか)」も若者の間で普及しています。

高級店以外では現金払いが一般的なので、現地通貨を用意しましょう。

「May resibo po ba?(領収書もらえますか)」で経費処理に対応できます。

チップの文化

フィリピンでは10%のチップが期待される場合があります。

「Service charge」が既に含まれている場合は、追加のチップは不要です。

地元の屋台では端数を切り上げる程度で十分です。

気持ち良いサービスへの感謝を示す文化的慣習として受け入れられています。

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