クロアチア語の電話対応フレーズ|取次・伝言・調整の表現

クロアチア語

クロアチア語でビジネス電話をかけるとき、相手の顔が見えないぶん緊張してしまう。そんな悩みを持つ方へ。

電話応対は、特別な語学力よりも場面ごとの「型」を知っているかどうかで落ち着き方が変わります。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 電話の各場面(名乗り・取次・不在対応・伝言・終話)で使う定番フレーズ
  • 聞き取れないときの聞き返しや、オンライン会議での言い回し
  • 避けたいぶっきらぼうな表現と、丁寧な言い換え

クロアチア語のビジネス電話は、初対面なら基本的に二人称の敬称(Vi)で話し、相手は gospodin(〜さん/男性)や gospođa(〜さん/女性)と呼びます。

電話に出る・名乗るフレーズ

クロアチアでは個人の電話なら「Molim?」(はい)だけで出ることも多いですが、会社では社名と自分の名前を続けて名乗ると印象が整います。

「会社名+自分の名前+あいさつ」の順でまとめると、相手も用件を切り出しやすくなります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Dobar dan, tvrtka ABC, Sato pri telefonu. ドバル ダン、トヴルトカ アーベーツェー、サト プリ テレフォヌ こんにちは、ABC社の佐藤でございます。
Tvrtka ABC, izvolite. トヴルトカ アーベーツェー、イズヴォリテ ABC社です、ご用件を承ります。
Hvala na pozivu. フヴァラ ナ ポズィヴ お電話ありがとうございます。
S kim razgovaram, molim? ス キム ラズゴヴァラム、モリム どちらさまでしょうか?

「pri telefonu」は「電話口におります」という、名乗りに添える決まった言い方です。

相手の名前が聞き取れないときは「S kim razgovaram?」と丁寧に確認できます。

自分から電話をかけるフレーズ

かける側は、名乗りと用件を最初にまとめると相手の負担が減ります。

「Zovem zbog …」が、用件を切り出す万能の出だしです。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Dobar dan, zovem se Sato iz tvrtke ABC. ドバル ダン、ゾヴェム セ サト イズ トヴルトケ アーベーツェー こんにちは、ABC社の佐藤と申します。
Mogu li razgovarati s gospođom Kovač? モグ リ ラズゴヴァラティ ス ゴスポジョム コヴァチ コヴァチさんをお願いできますか?
Zovem zbog naše jučerašnje narudžbe. ゾヴェム ズボグ ナシェ ユチェラシュニェ ナルジュベ 昨日の注文の件でお電話しました。
Imate li trenutak vremena za mene? イマテ リ トレヌタク ヴレメナ ザ メネ 今お時間を少しいただけますか?

相手の都合を「Imate li trenutak vremena?」と先に尋ねると、配慮が伝わります。

用件を一文で言えるよう準備しておくと、かける側でも落ち着いて話せます。

取り次ぐ・つなぐフレーズ

担当者へ電話をつなぐ場面で頻出するフレーズです。

「保留にする」「おつなぎする」を覚えておくと、取次がスムーズになります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Trenutak, molim, spojit ću vas. トレヌタク、モリム、スポイト チュ ヴァス 少々お待ちください、おつなぎします。
Oko čega se radi, molim? オコ チェガ セ ラディ、モリム どのようなご用件でしょうか?
Ostanite na liniji, molim. オスタニテ ナ リニイ、モリム そのままお待ちください。
Prebacit ću vas u pravi odjel. プレバツィト チュ ヴァス ウ プラヴィ オディェル 担当部署におつなぎします。

「spojit ću vas」と「prebacit ću vas」は、どちらも「おつなぎします」で言い換えが効きます。

「Ostanite na liniji.」は「電話を切らずに待つ」という、保留時の定番表現です。

担当者が不在のときのフレーズ

名指しされた担当者が席を外している場面です。

不在の事実だけでなく、戻る目安を添えると相手は次の行動を決めやすくなります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Gospodin Kovač trenutno nije za stolom. ゴスポディン コヴァチ トレヌトノ ニイェ ザ ストロム あいにくコヴァチはただ今席を外しております。
Gospođa Marić je trenutno na sastanku. ゴスポジャ マリチ イェ トレヌトノ ナ サスタンク マリチはただ今会議中です。
Nažalost, danas je cijeli dan izvan ureda. ナジャロスト、ダナス イェ ツィイェリ ダン イズヴァン ウレダ 本日は終日外出しております。
Vraća se za otprilike sat vremena. ヴラチャ セ ザ オトプリリケ サト ヴレメナ 1時間ほどで戻る予定です。

「nije za stolom」は「席にいない」という柔らかい言い方です。

「izvan ureda」(外出中)や「na sastanku」(会議中)を、状況に応じて使い分けます。

伝言を預かる・残すフレーズ

担当者が戻るまで待てない相手から、伝言を預かる場面です。

名前のつづりや番号は、こちらから復唱して取り違いを防ぎます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Želite li ostaviti poruku? ジェリテ リ オスタヴィティ ポルク ご伝言を承りましょうか?
Da mu nešto prenesem? ダ ム ネシュト プレネセム 何かお伝えしましょうか?
Rado ću joj prenijeti poruku. ラド チュ ヨイ プレニイェティ ポルク 喜んでお伝えします。
Možete li mi sricati svoje prezime? モジェテ リ ミ スリツァティ スヴォイェ プレズィメ お名前のつづりを教えていただけますか?

「prenijeti poruku」は「伝言を取り次ぐ」という、電話で頻出の言い方です。

つづりの確認には「sricati」(一字ずつ言う)を使い、復唱して書き留めます。

折り返しを依頼する・約束するフレーズ

担当者から後でかけ直してもらう約束をする場面です。

都合の良い時間と番号を確認しておくと、折り返しが一度で済みます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Može li me nazvati natrag? モジェ リ メ ナズヴァティ ナトラグ 折り返しお電話いただけますか?
Na koji vas broj mogu dobiti? ナ コイ ヴァス ブロイ モグ ドビティ どちらの番号にご連絡すればよいですか?
Kada vam najviše odgovara? カダ ヴァム ナイヴィシェ オドゴヴァラ 何時頃がご都合よろしいですか?
Zamolit ću ga da vas nazove prije pet sati. ザモリト チュ ガ ダ ヴァス ナゾヴェ プリイェ ペト サティ 5時までにかけ直させます。

「nazvati natrag」は「折り返す」という、電話で最もよく使う言い方のひとつです。

番号は区切って復唱すると、聞き間違いをほぼ防げます。

聞き取れなかったときのフレーズ

相手の声が小さかったり早口だったりして、聞き取れない場面もあります。

遠慮せず聞き返すほうが、結果的にやり取りが正確になります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Oprostite, možete li ponoviti, molim? オプロスティテ、モジェテ リ ポノヴィティ、モリム すみません、もう一度お願いできますか?
Možete li govoriti malo sporije? モジェテ リ ゴヴォリティ マロ スポリイェ もう少しゆっくり話していただけますか?
Veza je nažalost jako loša. ヴェザ イェ ナジャロスト ヤコ ロシャ あいにく電波がとても悪いようです。
Jesam li dobro razumio? イェサム リ ドブロ ラズミオ こちらの理解で合っていますか?

「Veza je loša.」は「電波が悪い」という、角の立たない聞き返しのきっかけです。

最後に「Jesam li dobro razumio?」と復唱すると、相手も伝わったと安心できます。

アポイントを調整するフレーズ

電話のいちばんの目的が、打ち合わせの日時調整というケースは多いものです。

候補を出す、ずらす、確定する、という流れの言い方を押さえておくと話が早く進みます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Htio bih dogovoriti sastanak za sljedeći tjedan. フチオ ビフ ドゴヴォリティ サスタナク ザ スリェデチ ティェダン 来週の打ち合わせを設定したいのですが。
Odgovara li vam srijeda u deset sati? オドゴヴァラ リ ヴァム スリイェダ ウ デセト サティ 水曜の10時はご都合いかがですか?
Možemo li pomaknuti termin na petak? モジェモ リ ポマクヌティ テルミン ナ ペタク 予定を金曜にずらせますか?
U redu, onda potvrđujem sastanak. ウ レドゥ、オンダ ポトヴルジュイェム サスタナク 承知しました、では打ち合わせを確定します。

「dogovoriti sastanak」は「打ち合わせを取り決める」、「pomaknuti termin」は「予定をずらす」という決まった言い方です。

確定のときは「potvrđujem」(確認・確定します)と一言添えると、双方の認識がそろいます。

オンライン会議・電話会議でのフレーズ

Zoom や Microsoft Teams での通話は、音声トラブルへの一言を用意しておくと安心です。

画面共有やチャット送付の言い回しも、ビジネスの場面で役立ちます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Sada dijelim svoj ekran. サダ ディイェリム スヴォイ エクラン これから画面を共有します。
Mikrofon vam je isključen. ミクロフォン ヴァム イェ イスクリュチェン マイクがミュートになっています。
Poslat ću dokumente u chat. ポスラト チュ ドクメンテ ウ チャト 資料をチャットに送ります。
Možemo li napraviti kratku pauzu? モジェモ リ ナプラヴィティ クラトク パウズ 少し休憩できますか?

「Mikrofon vam je isključen.」は、相手のマイクがオフのときに伝える定番の一言です。

「Dijelim svoj ekran.」は、オンライン商談で頻出する画面共有の表現です。

留守番電話に伝言を残すフレーズ

相手が出ず、留守番電話につながったときに伝言を残す場面です。

名前・会社・用件・連絡先の順で、短くまとめるのが基本です。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Dobar dan, ovdje Sato iz tvrtke ABC. ドバル ダン、オヴディェ サト イズ トヴルトケ アーベーツェー こんにちは、ABC社の佐藤です。
Zovem zbog sutrašnjeg sastanka. ゾヴェム ズボグ ストラシュニェグ サスタンカ 明日の打ち合わせの件でお電話しました。
Molim vas, nazovite me kada budete imali vremena. モリム ヴァス、ナゾヴィテ メ カダ ブデテ イマリ ヴレメナ お手すきの際に折り返しいただけますか。
Moj broj je nula jedan, dva tri četiri. モイ ブロイ イェ ヌラ イェダン、ドヴァ トリ チェティリ 番号は01-234です。

「Ovdje Sato …」は、留守電や電話口で名乗るときの自然な言い方です。

留守電は一方通行なので、要点を絞って残すと相手が折り返しやすくなります。

避けたい言い方と丁寧な言い換え

そっけない言い方は、ビジネスでは冷たい印象を与えます。

同じ内容でも、条件法や「molim」を添えるとやわらかく響きます。

避けたい言い方 丁寧な言い換え 日本語訳
Tko ste vi? S kim razgovaram, molim? どちらさまでしょうか?
Što hoćete? Kako vam mogu pomoći? ご用件を承ります。
Čekajte! Trenutak, molim. 少々お待ちください。
Nije tu. Nažalost, trenutno nije za stolom. あいにく今は席を外しております。

命令形をそのまま使うと強く響くため、「Možete li …?」や「molim」で和らげるのがコツです。

「nažalost」(あいにく)を一語添えるだけで、断りや不在の連絡が丁寧になります。

よくある質問

Q. クロアチア語で電話に出るとき、最初に何と言いますか?

A. 個人なら「Molim?」(はい)だけで出ることが多いです。会社なら「Tvrtka ABC, izvolite.」のように社名とあいさつを続けると丁寧です。

Q.「少々お待ちください」はクロアチア語で何と言いますか?

A.「Trenutak, molim.」が定番です。つなぐときは「Spojit ću vas.」を続けます。

Q. 聞き取れなかったとき、失礼にならない聞き返し方は?

A.「Možete li ponoviti, molim?」や「Možete li govoriti malo sporije?」が丁寧です。電波のせいにする「Veza je loša.」も角が立ちません。

Q.「折り返す」はクロアチア語で何と言いますか?

A.「nazvati natrag」を使い、「Može li me nazvati natrag?」と依頼します。自分が折り返す場合は「Nazvat ću vas kasnije.」と言えます。

Q. gospodin と gospođa はどう使い分けますか?

A. gospodin は男性、gospođa は既婚・年配を含む女性に使う敬称です。名字を添えて「gospodine Kovaču」「gospođo Marić」と呼びかけると丁寧になります。

まとめ

クロアチア語の電話応対は、場面ごとの定番フレーズを持っておくだけで落ち着いて臨めます。

  • 名乗りは社名と名前から。初対面は敬称(Vi)で話す。
  • 取次は「Spojit ću vas.」、不在は「nije za stolom」で柔らかく。
  • 聞き取れないときは遠慮せず聞き返し、最後に復唱して確認する。

あとは、電話でよく出る単語をまとめて覚えておくと、本番でフレーズがすっと出てきます。

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