タガログ語の展示会頻出単語|出展・リード獲得のボキャブラリー

タガログ語

フィリピンの展示会や見本市のタガログ語では、決まった単語が場面ごとに繰り返し出てきます。

逆に言えば、頻出語をテーマ別に押さえておけば、ブースでの会話の大半は聞き取れます。

この記事では、展示会でよく出る単語と熟語をテーマ別に並べます。

  • 展示会・会場の基本にまつわる語
  • ブース・展示にまつわる語
  • 製品デモ・説明にまつわる語
  • 来場者・リードにまつわる語
  • 名刺・連絡先にまつわる語
  • 商談・フォローアップにまつわる語
  • 出展準備・運営にまつわる語

フィリピンのビジネス用語は、英語をそのまま使うものと、タガログ語の語が定着しているものが混在します。どちらが現場で自然かも合わせて押さえておきましょう。

意味を覚えるだけでなく、どの場面で出るかを意識して読むと記憶に残ります。

展示会・会場の基本にまつわる単語

まずは、展示会そのものや会場を指す基本語です。

trade show と expo はほぼ同じ意味で、業界向けの見本市を指します。フィリピンでも英語のまま使われることが多いです。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
trade show トレイド ショウ 見本市・展示会
expo エクスポ 博覧会・展示会
eksibisyon エクシビシオン 展示会
venue / lugar ベニュー / ルガル 会場
convention center コンベンション センター 展示・会議施設
exhibition hall エキシビション ホール 展示ホール
pasilyo パシリョ (ブース間の)通路
floor plan フロア プラン 会場見取り図

venue は英語のまま、lugar(ルガル=場所)はタガログ語で会場を指す語です。開催地を尋ねるときはどちらでも通じます。

pasilyo(パシリョ)はブースの面する通路のことで、出展場所の良し悪しを話すときに登場します。フィリピンの大きな展示会は SMX Convention Center や World Trade Center Metro Manila でよく開かれます。

ブース・展示にまつわる単語

自社の出展スペースまわりを表す語です。

booth はそのまま英語で使われ、出展者は exhibitor のほか tagapagtanghal とも言えます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
booth ブース 出展ブース
exhibitor イグジビター 出展者
display ディスプレイ 展示・陳列
banner / karatula バナー / カラトゥラ 横断幕・看板
signage サイネージ 看板・表示物
backdrop バックドロップ 背景パネル
tanghalan タンハラン 陳列・見せ場
produkto プロドゥクト 製品

exhibitor は出展する企業や人を指し、来場者を表す bisita と対になる語です。

karatula(カラトゥラ)は看板を指すタガログ語で、banner(英語)と並んで使われます。produkto(プロドゥクト=製品)は、ブースで最も頻出する基本語です。

製品デモ・説明にまつわる単語

ブースの中心となる、実演や製品説明の語です。

demo は demonstration の略で、実演を指す最頻出語です。フィリピンでも英語のまま定着しています。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
demo デモ 実演・デモ
feature フィーチャー 機能・特長
specs スペックス 仕様
prototype プロトタイプ 試作品
sample / halimbawa サンプル / ハリンバワ 見本・例
subukan スブカン 試す
gumagana グマガナ 動作する・機能する
ipakita イパキタ 見せる・披露する

subukan(スブカン=試す)は「Gusto po ba ninyong subukan?(試してみますか)」の形でデモの定番フレーズに登場します。

gumagana(グマガナ=動く・機能する)は、製品の動作を説明する場面で頻出します。ipakita(イパキタ=見せる)は「Ipapakita ko po(お見せします)」とデモの切り出しに使えます。

来場者・リードにまつわる単語

ブースを訪れる人や、見込み客を表す語です。

lead は「見込み客」を指し、展示会の成果を測る最重要語です。英語のまま使われます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
bisita ビシタ 来場者
attendee アテンディー 参加者
lead リード 見込み客
prospect プロスペクト 有望な見込み客
kliyente クリイェンテ 顧客・取引先
target market ターゲット マーケット 狙う客層
qualified lead クオリファイド リード 条件を満たす有望客
mamimili ママミリ 買い手・購入者

qualified lead は「予算や決裁権がある有望な見込み客」を指し、ただの lead と区別されます。

bisita(ビシタ=来場者)はタガログ語、kliyente(クリイェンテ=顧客)はスペイン語由来でフィリピンに定着した語です。mamimili(ママミリ=買い手)も合わせて覚えておくと便利です。

名刺・連絡先にまつわる単語

リードの記録や、連絡先の交換で出てくる語です。

business card は名刺、calling card とも呼ばれ、フィリピンではどちらも通じます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
business card / calling card ビジネス カード / コーリン カード 名刺
badge バッジ 入場バッジ
lanyard ランヤード バッジ用の首掛けひも
i-scan イスキャン (バッジを)読み取る
contact details コンタクト ディテールズ 連絡先
QR code キューアール コード QRコード
Viber バイバー 主要な連絡アプリ
mailing list メイリン リスト 配信リスト

フィリピンの展示会では入場バッジに連絡先が紐づき、「i-scan ang badge(バッジを読み取る)」でリードを記録するのが一般的です。i-scan のように英語の動詞に i- を付けるのは Taglish の典型です。

Viber(バイバー)はフィリピンで最も使われる連絡アプリで、名刺交換の場でも「Viber po ba?」とよく尋ねられます。連絡先を聞くときの実用語として欠かせません。

商談・フォローアップにまつわる単語

ブースでの会話を、後日の商談へつなぐ場面の語です。

follow-up は会期後の追客を指し、展示会の成否を分ける語です。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
follow-up フォローアップ 後日の追客・連絡
quote クォート 見積り
tantya タンチャ 概算
lead time リード タイム 納期
proposal プロポーサル 提案
appointment / usapan アポイントメント / ウサパン 商談の約束
presyo プレショ 価格
kasunduan カスンドゥアン 合意・契約

tantya(タンチャ=概算)は、その場で確定額を出せないときに便利です。「magbigay ng tantya(概算を出す)」の形でよく使います。

presyo(プレショ=価格)と kasunduan(カスンドゥアン=合意)は、商談の核となる語です。usapan(ウサパン=話し合い・約束)は、appointment のタガログ語表現として覚えておくと自然です。

出展準備・運営にまつわる単語

最後は、出展の準備や会場運営で出てくる語です。

set up は設営、tear down は撤収を指す対の表現です。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
set up セット アップ 設営する
tear down テア ダウン 撤収する
registration / pagpaparehistro レジストレーション / パグパパレヒストロ 受付・登録
organizer オーガナイザー 主催者
giveaway ギブアウェイ 配布ノベルティ
brochure / polyeto ブローシャー / ポリェト カタログ・パンフレット
flyer フライヤー チラシ
booth fee ブース フィー 出展料

giveaway はペンやトートバッグなど、来場者に配る販促品を指します。フィリピンの展示会では giveaway が来場者を集める定番の仕掛けです。

polyeto(ポリェト)はパンフレットを指すタガログ語で、brochure(英語)と並んで使われます。organizer は会場全体を取り仕切る主催者を指し、出展者からの問い合わせ先になります。

覚えた語を会話につなぐコツ

単語を並べただけでは、本番で口から出てきません。

頻出語は、よく組む「型」とセットで覚えると定着します。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
Pwede ko po bang i-scan ang badge ninyo? プウェデ コ ポ バン イスキャン アン バッジ ニニョ 入場バッジを読み取ってもよいですか?
Bibigyan ko po kayo ng mabilis na demo. ビビギャン コ ポ カヨ ナン マビリス ナ デモ 簡単に実演させてください。
Pwede po akong magbigay ng tantya. プウェデ ポ アコン マグビガイ ナン タンチャ 概算ならお伝えできます。
Mag-set up po tayo ng follow-up call. マグセットアップ ポ タヨ ナン フォローアップ コール 後日の打ち合わせを設定しましょう。

「magbigay ng tantya(概算を出す)」のように、動詞+名詞のかたまりで覚えると応用が利きます。

似た意味の語は使い分けの軸を一緒に覚えておくと混乱しません。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 使い分けの軸
lead / prospect リード / プロスペクト 前者は見込み客一般、後者はより有望な客
booth / venue ブース / ベニュー 前者は自社の出展枠、後者は会場全体
brochure / flyer ブローシャー / フライヤー 前者は冊子、後者は一枚もの
presyo / tantya プレショ / タンチャ 前者は確定価格、後者は概算

対になる語をペアでまとめると、相手の発言の方向もすばやくつかめます。

よくある質問

Q. 展示会のタガログ語単語はどこから覚えればいいですか?

A. まずは booth、demo、lead、produkto など、ブースで毎回出る語から始めます。

そのあと名刺・商談・運営とテーマを広げると、無理なく語彙が増えます。

Q. 英語の単語とタガログ語の単語、どちらを使えばいいですか?

A. 専門用語は英語のまま使うのが現場では自然です。demo や feature をわざわざ訳す必要はありません。

presyo(価格)や kliyente(顧客)など、定着したタガログ語は混ぜて使うと自然です。

Q. lead と prospect の違いは何ですか?

A. どちらも見込み客を指しますが、lead は接点を得た段階の客全般、prospect は購入の可能性が高い有望な客を表します。

予算や決裁権が確認できた客は qualified lead と呼ばれます。

Q. tantya はどんな場面で使う語ですか?

A. その場で正確な金額を出せないとき、概算を伝える場面で使います。

「magbigay ng tantya(概算を出す)」の形で示し、後日 quote(正式な見積り)を送ると添えます。

まとめ

展示会のタガログ語単語は、テーマ別にまとめて覚えるのが近道です。

  • 会場・ブース・デモ・リード・名刺・商談・運営のテーマで語彙を整理する。
  • 単語は決まり文句とセットで覚え、そのまま口に出せる形にする。
  • 専門用語は英語のまま、定着したタガログ語は混ぜて使う Taglish を意識する。

語彙が増えたら、あとは実際の会話の流れで使ってみると一気に身につきます。

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