イタリア語のビジネス電話頻出単語|取次ぎ・伝言のボキャブラリー

イタリア語

イタリア語の電話で言葉に詰まる原因の多くは、単語のストックが足りないことです。そんな方へ。

電話特有の語彙を場面別に押さえておくと、聞き取りも受け答えも楽になります。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 取次・伝言・トラブル対応など、場面別の頻出単語と熟語
  • 「内線」「保留」「折り返し」といった電話ならではの言い回し
  • 聞き取れないときに役立つ確認・聞き返しの語彙

説明は日本語、単語はイタリア語のまま、読み方と訳を添えて整理します。

電話の基本動作の単語

まずは、かける・出る・切るといった基本動作の語彙です。

動詞が中心なので、原形のまま意味とセットで覚えると便利です。

イタリア語 読み方 日本語訳
chiamare キアマーレ 電話をかける
rispondere リスポンデレ 電話に出る
riagganciare リアッガンチャーレ 電話を切る
richiamare リキアマーレ 折り返す・かけ直す
comporre il numero コンポッレ イル ヌーメロ 番号を押す
squillare スクイッラーレ 呼び出し音が鳴る
la chiamata ラ キアマータ 電話・通話
la telefonata ラ テレフォナータ 電話・通話

「chiamare(かける)」と「rispondere(出る)」は、立場が逆の対になる動詞です。

「richiamare」は「再び+呼ぶ」の形で、「折り返す」「かけ直す」の両方に使えます。

「la chiamata」と「la telefonata」はどちらも「通話」を指し、ほぼ言い換えが効きます。

取次・接続に関する単語

担当者へつなぐ場面で頻出する語彙です。

「passare」と「mettere in comunicazione」はどちらも「つなぐ」で言い換えが効きます。

イタリア語 読み方 日本語訳
passare パッサーレ 電話をつなぐ
trasferire la chiamata トラスフェリーレ ラ キアマータ 電話を転送する
mettere in attesa メッテレ イン アッテーザ 保留にする
in attesa イン アッテーザ 保留中で
l’interno リンテルノ 内線
il centralino イル チェントラリーノ 電話交換台
il centralinista イル チェントラリニスタ 交換手
la reception ラ レチェプション 受付
l’ufficio ルッフィーチョ 部署・オフィス
restare in linea レスターレ イン リーネア 電話を切らずに待つ

「interno 21」のように、内線番号は interno の後ろに続けます。

「trasferire la chiamata」は別の部署や担当へ「転送する」ニュアンスで、やや事務的です。

「mettere in attesa」は保留にする動作で、保留中の状態は「in attesa」と表します。

伝言・メッセージに関する単語

相手や担当者が不在のとき、伝言まわりで使う語彙です。

「lasciare(残す)」と「riferire(伝える)」の使い分けが要点です。

イタリア語 読み方 日本語訳
il messaggio イル メッサッジョ 伝言
lasciare un messaggio ラッシャーレ ウン メッサッジョ 伝言を残す
riferire リフェリーレ 伝言を伝える
la segreteria telefonica ラ セグレテリーア テレフォニカ 留守番電話
annotare アンノターレ 書き留める
fare lo spelling ファーレ ロ スペッリング つづりを言う
ripetere リペーテレ 繰り返す
confermare コンフェルマーレ 確認する
il numero di telefono イル ヌーメロ ディ テレフォノ 電話番号
il recapito イル レカーピト 連絡先

「Le faccio richiamare.(折り返させます)」のように、伝言と折り返しはセットで出てきます。

名前のつづりを確認するときは「Come si scrive?(どう書きますか)」と尋ねます。

「riferire」は受けた伝言を本人へ「伝える」動作で、「Riferisco subito.」と短く言えます。

在席・不在を表す単語

担当者の状況を相手に伝えるときの語彙です。

不在の理由を短く言えると、やり取りがすっきりします。

イタリア語 読み方 日本語訳
disponibile ディスポニービレ 手が空いている
non disponibile ノン ディスポニービレ 応対できない
fuori sede フオーリ セーデ 外出中で
non in ufficio ノン イン ウッフィーチョ 不在で
occupato オックパート 手がふさがっている
in riunione イン リユニオーネ 会議中で
in trasferta イン トラスフェルタ 出張中で
in ferie イン フェーリエ 休暇中で
tornare トルナーレ 戻る
raggiungere ラッジュンジェレ 連絡をとる

「in riunione(会議中)」は不在理由として最もよく使う言い方です。

「disponibile」は人が応対できる状態を指し、空きを尋ねるときは「È disponibile ora?」と使います。

戻る時刻が分かれば「Torna verso le tre.(3時頃戻ります)」のように「tornare」で伝えると親切です。

聞き返し・確認に使う単語

声が遠い、早口で分からない、というときに使う語彙です。

聞き返しは失礼ではなく、正確さのためのマナーです。

イタリア語 読み方 日本語訳
ripetere リペーテレ もう一度言う
lentamente レンタメンテ ゆっくり
parlare più forte パルラーレ ピュ フォルテ 大きな声で話す
sentire センティーレ 聞こえる・聞き取る
la linea cade ラ リーネア カーデ 回線が切れる
la linea disturbata ラ リーネア ディストゥルバータ 乱れた回線
il rumore di fondo イル ルモーレ ディ フォンド 周囲の雑音
chiaro キアーロ はっきりした
capire カピーレ 理解する
fraintendere フライアンテンデレ 聞き間違える

「Non si sente bene.(よく聞こえません)」は携帯で頻出の表現です。

「sentire」は「聞き取る」の意味で、「Non ho sentito il nome.」なら「お名前を聞き取れませんでした」となります。

雑音が原因のときは「C’è molto rumore di fondo.」と伝えると、相手も静かな場所に移ってくれます。

トラブル・回線に関する単語

つながらない、間違い電話、といったトラブル時の語彙です。

状況を表す決まった言い方を知っておくと、慌てずに対応できます。

イタリア語 読み方 日本語訳
occupato オックパート 話し中の
il numero sbagliato イル ヌーメロ ズバリアート 間違い電話
la linea è caduta ラ リーネア エ カドゥータ 電話が切れた
collegamento scarso コッレガメント スカルソ 接続不良
non in servizio ノン イン セルヴィーツィオ 使われていない
il segnale イル セニャーレ 電波・信号
attendere アッテンデレ 待つ
il prefisso イル プレフィッソ 市外局番
il numero verde イル ヌーメロ ヴェルデ フリーダイヤル
il telefono fisso イル テレフォノ フィッソ 固定電話

「La linea è caduta.(電話が切れた)」は、回線が落ちたときに使います。

間違い電話には「Ha sbagliato numero.(番号をお間違えです)」と丁寧に伝えると角が立ちません。

「il numero verde(フリーダイヤル)」は、緑色を意味する verde を使った決まった表現です。

電話まわりの機器・サービスの単語

最後に、機器やサービスに関する語彙をまとめます。

オンライン会議が増えた今、通話アプリ関連の語も役立ちます。

イタリア語 読み方 日本語訳
la cornetta ラ コルネッタ 受話器
il cellulare イル チェッルラーレ 携帯電話
il vivavoce イル ヴィヴァヴォーチェ スピーカー通話
il microfono muto イル ミクロフォノ ムート 消音・ミュート
la videochiamata ラ ヴィデオキアマータ ビデオ通話
la teleconferenza ラ テレコンフェレンツァ 電話会議
l’identificativo del chiamante リデンティフィカティーヴォ デル キアマンテ 発信者番号表示
le cuffie レ クッフィエ ヘッドセット
la batteria ラ バッテリーア 電池
il link イル リンク 会議リンク

「Ha il microfono muto.(マイクがミュートです)」は、相手のマイクがオフのときの定番の一言です。

「la videochiamata(ビデオ通話)」や「le cuffie(ヘッドセット)」は、在宅勤務やオンライン商談で使う機会が増えています。

「il numero verde(フリーダイヤル)」と合わせ、顧客向けの問い合わせ窓口の案内でも役立ちます。

覚えた単語を定着させるコツ

単語は一覧で眺めるだけでは、いざというとき口から出てきません。

おすすめは、場面ごとに3語ほど選んで短い文を作る方法です。

たとえば取次なら「passare」「in attesa」「interno」を使い、自分の社名で一文ずつ声に出します。

動詞は「chiamare → richiamare」のように関連語をまとめると、記憶に残りやすくなります。

聞き取れなかったときの語は、特に優先して練習しておくと安心です。

よくある質問

「折り返す」はイタリア語で何と言いますか?

「richiamare」を使います。「再び+呼ぶ」の形で、かけ直す・折り返すの両方を表します。

「La richiamo più tardi.」で「後で折り返します」となります。

「保留にします」は何と言えばよいですか?

「La metto in attesa.」が定番です。

戻るときは「Grazie per l’attesa.(お待ちいただきありがとうございます)」と添えると丁寧です。

「内線」はイタリア語で何と言いますか?

「interno」です。番号は「interno 21」のように後ろに続けます。

交換台は「centralino」と呼びます。

携帯で声が途切れるときの表現は?

「Non si sente bene.」や「La linea è disturbata.」がよく使われます。

切れてしまったら「È caduta la linea.」と言います。

まとめ

電話の語彙は、場面ごとにまとめて覚えると本番で引き出しやすくなります。

  • 基本動作は「chiamare / rispondere / richiamare」など動詞で覚える。
  • 取次は「passare / in attesa / interno」、伝言は「lasciare / riferire un messaggio」がカギ。
  • 聞き取れないときの「ripetere / non si sente bene」を準備しておく。

単語が頭に入ったら、実際のやり取りの流れに当てはめて練習すると定着が早まります。

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