英検3級 面接対策|音読・内容質問・自分への質問の完全ガイド

英検3級の二次試験は、初めて面接形式を経験する受験生にとって大きな壁です。

対面で試験官と英語でやりとりするため、独特の緊張感があります。

この記事では、筆者が指導経験から得た英検3級の面接対策のコツを、具体的に紹介します。

  1. この記事で分かること
  2. 英検3級 二次試験の全体像
    1. 試験の流れ
    2. 採点の3観点
    3. 質問は全部で5問
  3. 音読の攻略法
    1. 黙読の20秒を活用
    2. 音読の3つのポイント
    3. 発音で減点される単語
  4. No.1: 音読英文に関する質問
    1. 答えは英文中にある
    2. 「Because」で始める
    3. 英文をそのまま使う
  5. No.2: 音読英文に関する別の質問
    1. Whatで始まる質問が多い
    2. 英文から主語と動詞を取り出す
  6. No.3: イラストに関する質問
    1. イラスト説明の定型文
    2. イラストの動作語彙
    3. 色や数字を表現する
  7. No.4: 受験者への質問1
    1. 定番の質問
    2. 主語は「I」で答える
    3. 1文追加で差をつける
  8. No.5: 受験者への質問2
    1. YesかNoをはっきり答える
    2. 理由を1文添える
  9. アティチュード点の稼ぎ方
    1. 大きな声で明るく話す
    2. 沈黙を作らない
    3. 試験官の目を見て話す
    4. 笑顔で対応
  10. おすすめ教材ランキング
    1. 1位: 旺文社「英検3級 二次試験・面接完全予想問題」
    2. 2位: 旺文社「英検3級 総合対策教本」
    3. 3位: 英検公式サイトの過去問
    4. 4位: YouTube動画
    5. 5位: 英検ネットドリル
    6. 6位: 学研「英検3級をひとつひとつわかりやすく。」
  11. 4週間の学習プラン
    1. 1週目: 試験の流れを完全把握
    2. 2週目: 音読と定型文の暗記
    3. 3週目: 模擬面接の実践
    4. 4週目: 総仕上げと本番シミュレーション
  12. 筆者の英検3級面接体験談
  13. 本番で気をつけたい5つのこと
    1. 1. 服装は清潔感を意識
    2. 2. 挨拶は笑顔で
    3. 3. 問題カードは大事に扱う
    4. 4. 分からなければ聞き返す
    5. 5. 最後まで諦めない
  14. 毎日5分の音読ルーティン
    1. 素材の選び方
    2. 3段階音読法
  15. オンライン英会話で面接練習
  16. 明るく話す姿勢を意識
  17. 単語帳アプリの活用
  18. NHK For Schoolの活用
  19. 関連記事のご案内
  20. まとめ: 面接は型と姿勢で決まる

この記事で分かること

  • 英検3級の面接試験の流れと採点基準の詳細
  • 音読・内容質問2問・自分への質問1問それぞれの解法のコツ
  • 旺文社の面接予想問題集や動画教材を使った4週間の学習プランと筆者の体験

英検3級 二次試験の全体像

まずは試験の流れを確認します。

英検3級の二次試験は、1対1の面接形式で行われます。

試験時間は約5分で、入室から退室までのすべての所作が採点対象です。

試験官は1人で、日本人のこともネイティブのこともあります。

場所は各都道府県の英検協会指定の会場で実施されます。

試験の流れ

二次試験の流れは決まっています。

まず入室して挨拶、面接カードを手渡します。

次に着席して簡単な挨拶を交わし、問題カードを受け取ります。

その後、黙読20秒→音読→5つの質問という順に進みます。

最後に問題カードを返却して退室します。

全体の流れを事前に知っているだけで、緊張がぐっと減ります。

採点の3観点

英検3級の面接には明確な採点基準があります。

観点は「音読」「Q&A」「アティチュード」の3つです。

音読は発音と流暢さ、Q&Aは質問への答え方、アティチュードは積極性や姿勢が評価されます。

満点は33点で、合格ラインは20点前後です。

質問は全部で5問

英検3級の面接の質問は全部で5問です。

No.1とNo.2は音読した英文の内容に関する質問、No.3はイラストに関する質問、No.4とNo.5は受験者自身に関する質問です。

それぞれに解き方のコツがあります。

音読の攻略法

二次試験の最初の関門が音読です。

問題カードに書かれた30語程度の短い英文を、試験官の前で声に出して読みます。

黙読の20秒を活用

音読前には20秒の黙読時間があります。

この20秒を有効に使いましょう。

まずは全体を素早く読み、テーマをつかみます。

次に、発音が難しそうな単語をチェックします。

最後に、区切る位置を決めます。

20秒は短いですが、慣れれば十分活用できます。

音読の3つのポイント

音読で意識したいポイントは3つです。

1つ目は「ゆっくりはっきり読む」ことです。

速く読む必要はありません。

むしろ速すぎると発音が雑になり、試験官に伝わりません。

2つ目は「区切りを意識する」ことです。

意味のまとまりごとに小さく息を取ります。

「In Japan, / many people / like baseball.」のようなイメージです。

3つ目は「内容を理解しながら読む」ことです。

理解していない英文は棒読みになりがちです。

音読と同時に内容を把握する練習を普段からしておきましょう。

発音で減点される単語

英検3級レベルでよく間違える発音があります。

「clothes」は「クローゼス」ではなく「クロウズ」と読みます。

「people」は「ピープル」で、アクセントは第1音節です。

「popular」のアクセントは第1音節、「famous」も同じです。

こうした単語は、旺文社の発音辞典などで個別に確認しておきましょう。

No.1: 音読英文に関する質問

音読が終わると、最初の質問が出されます。

No.1は音読した英文の内容についての質問です。

答えは必ず英文の中にあります。

答えは英文中にある

No.1の質問は、英文のどこかに答えが書かれています。

「Why do many people like baseball?」と聞かれたら、「Because…」で始まる答えを英文から探します。

質問のキーワードを手がかりに、英文の該当箇所を見つけるのがコツです。

「Because」で始める

No.1の答え方には定型があります。

「Because」で始めて、後ろに英文の内容を続けるだけです。

「Because they can enjoy it with their friends.」のような形です。

文頭にBecauseを使うのは文法的には少し違和感がありますが、英検ではこの答え方が推奨されています。

英文をそのまま使う

No.1では、英文の表現をそのまま使うのが正解です。

無理に言い換えようとすると文法ミスが出やすくなります。

英文にあるフレーズをそのまま借りて、冒頭にBecauseをつけるだけでOKです。

No.2: 音読英文に関する別の質問

No.2もNo.1と同じく音読した英文の内容に関する質問です。

ただし、問い方が少し違います。

Whatで始まる質問が多い

No.2は「What do people do on weekends?」「What time does the event start?」のような質問が多いです。

答え方は主語と動詞から始めます。

「They go to the park on weekends.」「It starts at 10 a.m.」のような形です。

英文から主語と動詞を取り出す

No.2でも答えは英文中にあります。

英文から主語と動詞を取り出して、そのまま答えればOKです。

時制や主語を質問に合わせて調整することも忘れずに。

No.3: イラストに関する質問

次はイラストに関する質問です。

問題カードにはイラストが描かれており、No.3ではそのイラストについて答えます。

イラスト説明の定型文

No.3では、イラストに描かれた人物の動作や状況を説明します。

「How many students are there in the picture?」のような数を問う質問や、「What is the boy doing?」のような動作を問う質問が多いです。

数を問われたら「There are five students.」のように答えます。

動作を問われたら「He is playing soccer.」のように現在進行形で答えます。

イラストの動作語彙

イラスト説明によく使う動作語彙をまとめます。

「read a book」「write a letter」「drink water」「walk a dog」「play the piano」「watch TV」「cook dinner」「ride a bike」などです。

これらの基本動作を英語で言えるようにしておきましょう。

旺文社の「英検3級 二次試験・面接完全予想問題」にはイラスト説明の例文が豊富に載っています。

色や数字を表現する

イラスト説明では色や数字を使うこともあります。

「a red hat」「three apples」「two cats」のように、名詞の前に色や数字を置きます。

基本的な色(red, blue, green, yellow, white, blackなど)と数字(one to ten)は完璧にしておきましょう。

No.4: 受験者への質問1

No.4は受験者自身に関する質問です。

問題カードから目を上げて、試験官の目を見て答えます。

定番の質問

No.4で出される質問は定番です。

「What do you like to do on weekends?」「What is your favorite food?」「Where do you want to go?」といった、日常生活に関する質問が中心です。

自分のことを答えればいいので、準備しておけば困りません。

主語は「I」で答える

受験者への質問には「I」で答えます。

「I like to play soccer on weekends.」「My favorite food is sushi.」「I want to go to Hokkaido.」のような形です。

1文で答えた後、もう1文付け加えるとさらに高評価です。

1文追加で差をつける

No.4で1文しか答えないのは少し物足りないです。

「I like to play soccer on weekends. It is a lot of fun.」のように、理由や補足情報を1文追加しましょう。

これだけでアティチュード点が上がります。

No.5: 受験者への質問2

No.5もNo.4と同じく受験者自身に関する質問です。

こちらはYes/Noで答える質問が多いです。

YesかNoをはっきり答える

まずはYesかNoをはっきり答えましょう。

迷って無言になるのが一番のNGです。

「Do you like sports?」「Do you want to study abroad?」といった質問に、必ずYesかNoで答えます。

理由を1文添える

YesかNoを答えた後は、理由を1文添えます。

「Yes. I like baseball very much.」「No. I don’t like to swim.」のように、理由を短く加えるだけで印象が良くなります。

理由はシンプルで構いません。

「I like it.」「I don’t like it.」「It is fun.」「It is difficult.」などの基本表現で十分です。

アティチュード点の稼ぎ方

アティチュードは、受験者の積極性や態度を評価する観点です。

ここで満点を取れば、他のミスをカバーできます。

大きな声で明るく話す

アティチュードで重要なのは「伝えようとする姿勢」です。

大きな声で、明るく話しましょう。

ボソボソ話すと内容が正しくても評価は下がります。

筆者も指導するとき、声量を最優先で教えています。

沈黙を作らない

質問されて黙ってしまうのは致命的です。

答えに詰まったら「Well…」「Let me see…」といったつなぎ言葉で時間を稼ぎます。

完全な沈黙よりも、つなぎ言葉を使って考えている様子を見せるほうが好印象です。

試験官の目を見て話す

面接は対話形式です。

問題カードばかり見ていないで、試験官の目を見て話しましょう。

特にNo.4とNo.5は自分のことを話すので、試験官の目を見ることで積極性が伝わります。

笑顔で対応

笑顔もアティチュード点に影響します。

緊張するのは当然ですが、少しでも笑顔を作る余裕を持ちましょう。

おすすめ教材ランキング

英検3級の面接対策に使える教材を紹介します。

1位: 旺文社「英検3級 二次試験・面接完全予想問題」

面接対策の定番中の定番です。

本番と同じ形式の問題が多数収録されており、音声もついています。

筆者もこの本で練習しました。

2位: 旺文社「英検3級 総合対策教本」

一次試験対策の本ですが、二次試験のコツも簡潔にまとめられています。

全体像を把握するのに使えます。

3位: 英検公式サイトの過去問

英検公式サイトには過去の二次試験問題が公開されています。

最新の傾向を把握するために必ずチェックしましょう。

4位: YouTube動画

YouTubeには英検3級対策の動画が多数投稿されています。

「英検3級 面接」で検索すれば、模擬面接の動画がたくさん出てきます。

実際の面接の雰囲気をつかむのに役立ちます。

5位: 英検ネットドリル

オンラインで面接対策ができるサービスです。

過去問ベースで練習できるので、効率よく学習できます。

6位: 学研「英検3級をひとつひとつわかりやすく。」

初心者向けの解説書で、基本から学びたい中学生に最適です。

面接対策のページも分かりやすくまとまっています。

4週間の学習プラン

本番までの4週間で面接対策をどう進めるかを紹介します。

1週目: 試験の流れを完全把握

1週目は試験の流れを頭に入れます。

入室→挨拶→黙読→音読→5つの質問→退室の流れを覚えましょう。

YouTubeの模擬面接動画を5本以上見て、本番のイメージをつかみます。

旺文社の「面接完全予想問題」の解説ページも読みましょう。

2週目: 音読と定型文の暗記

2週目は音読練習と定型文の暗記に集中します。

「Because…」「I think that…」「First, …」「Also, …」といった定型文を口に馴染ませます。

毎日10分、音読練習を行いましょう。

自分の声を録音して聞くと、発音の癖が分かります。

3週目: 模擬面接の実践

3週目は模擬面接を実際にやってみます。

家族や友達に試験官役をお願いするのがおすすめです。

1人で練習する場合は、スマホで動画を撮ると客観的に見直せます。

毎日1題ずつ、旺文社の予想問題を解きましょう。

4週目: 総仕上げと本番シミュレーション

最終週は本番と同じ条件で通しの練習をします。

入室から退室まで通して行い、時間配分を確認します。

緊張に慣れるためにも、本番前日までにできるだけ多く通し練習をしましょう。

筆者の英検3級面接体験談

筆者が英検3級の二次試験を受けたのは、中学2年生のときでした。

一次試験は無事通過したものの、面接対策をほとんどしていませんでした。

当時の筆者は「英語で話すなんて簡単だろう」と甘く見ていたのです。

会場に着いて自分の番が近づくと、緊張で心臓がバクバクし始めました。

いざ面接が始まると、No.3のイラスト問題で「How many cats are there?」と聞かれて一瞬で頭が真っ白になりました。

ネコの数を数えられず、「Three… no, four…」と曖昧に答えてしまいました。

さらにNo.5の「Do you like summer?」には、緊張で「Yes.」とだけ答えて理由を言えませんでした。

結果はギリギリ合格でしたが、あのときの冷や汗は今でも忘れられません。

それ以来、面接対策は事前にしっかりやるべきだと、生徒にも伝えています。

本番で気をつけたい5つのこと

本番で実力を出し切るための注意点を紹介します。

1. 服装は清潔感を意識

服装は制服または清潔感のある私服でOKです。

アティチュード点に影響するほどではありませんが、気持ちの引き締めになります。

2. 挨拶は笑顔で

入室時の「Hello」や退室時の「Thank you」は笑顔で言いましょう。

笑顔はアティチュード点にプラスになります。

3. 問題カードは大事に扱う

問題カードはくしゃくしゃにしたり、乱暴に扱ったりしないようにします。

丁寧に受け取り、丁寧に返すのが礼儀です。

4. 分からなければ聞き返す

質問が分からなかったら「Could you repeat the question?」「Pardon?」と聞き返しましょう。

分からないまま適当に答えるより、聞き返すほうが好印象です。

5. 最後まで諦めない

途中でミスしても、最後まで諦めずに話し続けましょう。

英検の面接は減点方式ではなく、加点方式です。

最後まで頑張れば必ず得点につながります。

毎日5分の音読ルーティン

面接対策で最も効果があるのが毎日の音読です。

5分でいいので毎日続けましょう。

素材の選び方

音読の素材は、旺文社の過去問や面接予想問題が最適です。

NHK For Schoolの英語コンテンツも、中学生向けで読みやすい素材が揃っています。

BBC Learning Englishは少し難しめですが、英検3級後半戦では挑戦する価値があります。

3段階音読法

筆者がおすすめするのは3段階音読法です。

第1段階は「ゆっくり正確に読む」、第2段階は「普通のスピードで読む」、第3段階は「意味を意識しながら読む」です。

同じ文章を3回読むことで、発音・スピード・理解のすべてが鍛えられます。

オンライン英会話で面接練習

面接対策の最終兵器がオンライン英会話です。

DMM英会話やQQ Englishには英検対策コースがあり、面接の模擬練習ができます。

ネイティブや経験豊富な講師と実際に英語を話すことで、本番の緊張感に慣れます。

週2回のレッスンを3週間続ければ、面接への抵抗感がかなり減ります。

英検ネットドリルでも面接対策教材が提供されています。

明るく話す姿勢を意識

筆者が英検3級の面接指導で最も強調するのが、明るく話す姿勢です。

英語の正しさよりも、伝えようとする姿勢のほうがアティチュード点に大きく影響します。

多少の文法ミスがあっても、明るく大きな声で話せば高評価が得られます。

逆に、文法的に完璧でも、小さな声でボソボソ話すと印象が悪くなります。

「明るく、はっきり、試験官の目を見て」を合言葉にしましょう。

単語帳アプリの活用

面接で使う語彙はmikanやAnkiで覚えましょう。

mikanの英検3級コースには、面接でよく使う動作語彙が収録されています。

Ankiで自作カードを作れば、動作語彙を効率よく暗記できます。

朝の通学時間に5分だけでも続ければ、1ヶ月で大きな差がつきます。

NHK For Schoolの活用

中学生の強い味方がNHK For Schoolです。

「基礎英語」「中学生の基礎英語」といった無料の英語番組が利用できます。

中学生は無料で使えるので、毎日の学習に組み込みましょう。

筆者も中学時代にNHK For Schoolで学習していました。

関連記事のご案内

当サイトLanghacksでは、英検3級対策の記事を技能別に揃えています。

長文読解については「英検3級 長文読解対策」の記事を参考にしてください。

リスニング対策は「英検3級 リスニング対策」の記事で詳しく解説しています。

英作文の書き方は「英検3級 英作文の書き方」の記事をご覧ください。

一次試験と二次試験の両方をしっかり対策して、合格を目指しましょう。

まとめ: 面接は型と姿勢で決まる

英検3級の面接対策について、音読・内容質問・イラスト質問・自分への質問の流れで解説してきました。

重要なのは、各パートで使える定型文を暗記し、本番で自動的に口から出るようにしておくことです。

定型文を知らないと、その場でゼロから英文を組み立てることになり、必ずフリーズします。

教材は旺文社の「二次試験・面接完全予想問題」を中心に、YouTube動画や英検ネットドリルを組み合わせましょう。

4週間の学習プランを参考に、毎日少しずつ続けることが大事です。

筆者自身、対策不足で冷や汗をかいた経験があります。

同じ思いをする受験生が減るように、この記事を書きました。

面接は「型」と「姿勢」の勝負です。

明るく、はっきり、試験官の目を見て話せば、必ず合格できます。

この記事があなたの英検3級合格の助けになれば嬉しいです。

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