英検3級 英作文の書き方|25語テンプレと理由1〜2点型の完全攻略

英検3級の英作文は、2017年度から導入された比較的新しい問題です。

語数が少なく、テンプレートを使えば短期間で得点源にできる分野だと言えます。

この記事では、筆者が実際に生徒に教えている英作文の型を紹介します。

この記事で分かること

  • 英検3級の英作文の形式と採点基準の詳細
  • 25〜35語でまとめる「I think…First…Also…」テンプレート
  • 旺文社の英作文完全制覇を使った4週間学習プランと筆者の体験談

英検3級の英作文とは

まずは形式の確認から始めましょう。

英検3級の英作文は、与えられた「QUESTION」に対して自分の意見を25〜35語で書く形式です。

制限時間は設けられていませんが、筆記試験全体が65分なので、英作文には15分程度を使うのが目安です。

配点は筆記試験全体の3割以上を占めるほど重要です。

英作文で0点に近いと、他のセクションで満点近く取っても合格は難しくなります。

逆に、テンプレートを使いこなせば満点近くを狙える分野でもあります。

QUESTIONの典型例

出題されるQUESTIONは身近なテーマです。

「What is your favorite sport?」「Do you like summer?」「What do you want to do next weekend?」といった、日常的な質問が中心です。

専門的な知識は不要で、中学生なら誰でも答えられるレベルの質問です。

採点の4観点

英検の英作文には明確な採点基準があります。

観点は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つで、それぞれ4点満点の合計16点満点です。

内容は質問に答えているか、構成は論理的な流れがあるか、語彙は適切な単語を使っているか、文法は正しく書けているかが採点されます。

英検3級の場合、どの観点も中学英語の範囲で十分に対応できます。

テンプレート: 「I think…First…Also…」型

筆者が教えている生徒に必ず教えるのが、「I think…First…Also…」テンプレートです。

このテンプレートを使えば、誰でも25語以上の英作文が書けます。

テンプレートの骨組み

テンプレートは3文構成です。

1文目で意見を述べ、2文目で1つ目の理由、3文目で2つ目の理由を書きます。

英検3級の英作文では、まとめの文は省略してもOKです。

25〜35語という短さなので、シンプルな構成のほうが書きやすいです。

1文目: 意見表明

1文目は意見表明の文です。

「I think (that) SV.」が基本形です。

質問が「What is your favorite sport?」なら「My favorite sport is soccer.」というように、質問の型をそのまま返す形も使えます。

とにかく最初に自分の立場を明確にすることが重要です。

2文目: 1つ目の理由

2文目は「First, …」で始めて、1つ目の理由を書きます。

「First, it is fun to play with my friends.」のような感じです。

理由は具体的でなくても構いません。

中学英語の範囲で言えることを書きましょう。

3文目: 2つ目の理由

3文目は「Also, …」または「Second, …」で始めて、2つ目の理由を書きます。

「Also, I can stay healthy.」のような感じです。

2つ目の理由を入れることで、文章に説得力が生まれます。

テンプレートの実例

実際にテンプレートを使って書いてみます。

例題: What is your favorite sport?

1文目: My favorite sport is soccer.

2文目: First, it is fun to play with my friends.

3文目: Also, I can stay healthy by running a lot.

これで約25語になります。

シンプルですが、採点基準をすべてクリアできます。

例題: Do you like summer?

別の例題でも書いてみます。

1文目: Yes, I like summer very much.

2文目: First, I can swim in the sea with my family.

3文目: Also, I enjoy eating ice cream on hot days.

これで約25語の英作文が完成します。

例題: What do you want to do next weekend?

もう一つの例題です。

1文目: I want to go shopping with my mother next weekend.

2文目: First, I need new clothes for school.

3文目: Also, we can eat lunch at a nice restaurant together.

これも25語程度で書けます。

テンプレートが応用できることが分かるはずです。

理由の引き出しを増やす

テンプレートが使えても、理由が出てこなければ書けません。

よく使える理由をストックしておきましょう。

汎用的な理由5選

英検3級で使える汎用的な理由を5つ紹介します。

1つ目は「楽しい」です。

「It is fun.」はどんなテーマにも使えます。

2つ目は「健康にいい」です。

「It is good for my health.」も便利です。

3つ目は「友達と一緒にできる」です。

「I can play with my friends.」は多くのテーマに対応できます。

4つ目は「新しいことが学べる」です。

「I can learn new things.」は学習系のテーマで使えます。

5つ目は「家族と楽しめる」です。

「I can enjoy it with my family.」は旅行や休日のテーマで使えます。

テーマ別の理由

テーマ別に使える理由もストックしておきましょう。

スポーツなら「運動になる」「友達と遊べる」、食べ物なら「おいしい」「健康にいい」、趣味なら「楽しい」「リラックスできる」といった具合です。

それぞれのテーマで3〜5個ずつ理由を用意しておくと本番で困りません。

減点されるミスを防ぐ

筆者がよく見る減点パターンを紹介します。

ミス1: 質問に答えていない

意外と多いのが、質問に答えていないミスです。

「What is your favorite sport?」と聞かれているのに、「I like sports」と曖昧に答える受験生がいます。

具体的なスポーツ名を答える必要があります。

ミス2: 3単現のsを忘れる

中学生がよく間違えるのが3単現のsです。

「He like music.」ではなく「He likes music.」が正しいです。

主語が3人称単数で現在形なら、動詞にsが必要です。

ミス3: 過去形と現在形の混在

時制の混在も減点対象です。

「I want to go shopping. I bought a new bag yesterday.」のように、時制がバラバラだとおかしいです。

1つの英作文の中で時制を統一しましょう。

ミス4: 語数不足

語数が25語未満だと減点されます。

テンプレートを守れば必ず25語は超えるので、書いた後に必ず数えましょう。

ミス5: スペルミス

単語のスペルミスも減点対象です。

よく使う単語のスペルを正確に覚えましょう。

mikanやAnkiで単語のスペルを書き取る練習をすると効果的です。

おすすめ教材ランキング

英検3級の英作文対策に使える教材を紹介します。

1位: 旺文社「英検3級 英作文完全制覇」

英作文専用の問題集で、テンプレートから実践まで学べます。

豊富な例題と模範解答が収録されており、書き方の型が身につきます。

筆者もこの本でテンプレートを習得しました。

2位: 旺文社「英検3級 7日間完成 予想問題ドリル」

短期間で仕上げたい人向けの問題集です。

1日1セクションずつ進められる構成で、英作文対策も含まれています。

試験直前の総仕上げに使えます。

3位: 旺文社「英検3級 過去6回全問題集」

過去問を解くことで本番の傾向がつかめます。

英作文の模範解答も載っているので、自分の答案と比較できます。

4位: 旺文社「英検3級 総合対策教本」

全技能対応の総合対策本です。

英作文セクションは簡潔ですが、基礎が分かりやすく説明されています。

5位: 学研「英検3級をひとつひとつわかりやすく。」

英語初心者向けで、中学1〜2年生にも分かりやすい解説が特徴です。

英作文の基本から丁寧に学べます。

4週間の学習プラン

本番までの4週間で英作文をどう仕上げるかを紹介します。

1週目: テンプレートの暗記

1週目はテンプレートを完全に暗記することに集中します。

「I think that…」「First, …」「Also, …」の3文を体に覚え込ませます。

旺文社の「英作文完全制覇」のテンプレート解説を何度も読みます。

毎日5分でいいので、テンプレートを書き写す練習をしましょう。

2週目: 例題を10題解く

2週目は例題を解き始めます。

1日1〜2題のペースで、合計10題を解きます。

解いたら必ず模範解答と比較し、自分の答案のどこが弱いかを分析します。

文法ミスがあれば赤ペンで修正し、正しい英文を書き直します。

3週目: 本番形式で演習

3週目は本番と同じ時間制限で解きます。

15分で25〜35語を書く練習をします。

時間内に書けない場合は、テンプレートをさらに練習して書くスピードを上げます。

4週目: 過去問で総仕上げ

最終週は旺文社の過去6回全問題集を使って、過去問の英作文を解きます。

過去6回分を解けば、傾向がつかめます。

解答は先生や英語ができる人に添削してもらうのがおすすめです。

筆者の英検3級英作文体験談

筆者が英検3級を受けた中学生のころ、英作文には少し苦手意識がありました。

中学の英語の授業でも、自由に英文を書く機会はほとんどなかったからです。

最初の模擬試験では、何を書いていいか分からず、15語程度しか書けませんでした。

採点は16点満点中6点で、英作文がボトルネックになっていました。

そこから旺文社の「英作文完全制覇」を購入し、テンプレートの勉強を始めました。

毎日「I think…First…Also…」のテンプレートを書き写し、口にも出して練習しました。

2週間で体に染み込み、3週目からはどんな質問にもテンプレートで対応できるようになりました。

本番では英作文が16点満点中13点まで上がり、一次試験を無事に突破できました。

英作文は「才能」ではなく「型」の勝負だと、身をもって実感した経験でした。

英作文に必要な語彙と文法

テンプレートを使うにしても、最低限の語彙と文法は必要です。

必須の接続詞

英検3級の英作文で頻出の接続詞をまとめます。

順序を示すのは「First」「Second」「Also」です。

理由を示すのは「because」「so」です。

対比を示すのは「but」「however」です。

これらを使い分けるだけで、文章が整います。

必須の文型

英検3級の英作文で使う文型は限られています。

「I think that SV」「I like…」「I want to…」「It is …」「I can …」の5つがあれば十分です。

これらの文型を確実に書けるようにしておきましょう。

よく使う動詞

英検3級の英作文でよく使う動詞をストックしておきましょう。

「like」「love」「enjoy」「want」「play」「study」「read」「watch」「eat」「drink」などが定番です。

これらを使いこなせれば、ほとんどのテーマに対応できます。

オンライン英会話で添削してもらう

英作文は自分だけで学習すると、ミスに気づきにくいです。

そこでおすすめなのがオンライン英会話での添削です。

DMM英会話やQQ Englishには英検対策コースがあり、英作文の添削を受けられます。

ネイティブや経験豊富な講師から直接フィードバックをもらえるのは大きなメリットです。

週2回のレッスンで、毎回1題ずつ添削してもらうペースがおすすめです。

英検ネットドリルでも英作文演習ができます。

単語帳アプリの活用

英作文に使う語彙を増やすにはmikanやAnkiが便利です。

mikanの英検3級コースには、英作文で使える重要語彙がまとまっています。

Ankiで自作カードを作れば、忘却曲線に合わせて復習できます。

1日15分のアプリ学習で、1ヶ月で300語以上が身につきます。

NHK For Schoolで例文に触れる

中学生向けの無料教材NHK For Schoolには、英語の例文が豊富に掲載されています。

「中学生の基礎英語」を毎日聞くだけで、使える例文のストックが増えます。

英作文で使える表現も自然と身につきます。

筆者も中学時代にNHK For Schoolで学習していました。

英文日記の習慣

英作文力を伸ばす最強の方法は、英文日記を書くことです。

毎日1〜2行でいいので、英語で日記を書いてみましょう。

テンプレートを使う練習にもなりますし、自分の生活を英語で表現する練習にもなります。

BBCのLearning Englishでも、日常英語の使い方を学べます。

1ヶ月続ければ、英作文への抵抗感がなくなります。

関連記事のご案内

当サイトLanghacksでは、英検3級対策の記事を技能別に揃えています。

長文読解については「英検3級 長文読解対策」の記事を参考にしてください。

リスニング対策は「英検3級 リスニング対策」の記事で詳しく解説しています。

二次試験の面接対策は「英検3級 面接対策」の記事をご覧ください。

4技能をバランスよく対策することが、合格への近道です。

まとめ: 英作文はテンプレートで決まる

英検3級の英作文対策について、「I think…First…Also…」テンプレートを中心に解説してきました。

重要なのは、1文目で意見表明、2・3文目で理由2つというシンプルな構成を守ることです。

この型を守るだけで、採点の「構成」観点で高評価が得られます。

教材は旺文社の「英作文完全制覇」を中心に、7日間完成や過去問を組み合わせて使いましょう。

4週間の学習プランを参考に、テンプレートを体に染み込ませてください。

筆者も最初は苦手でしたが、型を知ることで克服できました。

英作文は「才能」ではなく「型」の勝負です。

この記事があなたの英検3級合格の助けになれば嬉しいです。

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