タガログ語の就職・転職頻出単語|求人・応募のボキャブラリー

タガログ語

タガログ語(フィリピン語)の求人サイトや面談で、知らない単語が次々と出てきて戸惑う。そんな方へ。

フィリピンの就活は、頻出単語をまとめて押さえておくだけで、求人票も会話も一気に分かりやすくなります。

この記事では、求人・採用に関するタガログ語をテーマ別に整理しました。

  • 求人検索・応募で出てくる基本語
  • 面接・選考プロセスの用語
  • 雇用条件・待遇の用語

応募メールや履歴書の文面は別記事で扱うため、ここでは語彙の習得に絞ります。

なお、フィリピンの職場では英語がそのまま使われる単語も多くあります(Taglish)。求人サイト JobStreet や Indeed でも英語表記が一般的なので、英語由来の語にも触れておきます。

求人・募集に関する単語

まずは求人票や求人サイトで頻繁に目にする基本語です。

これらを知っておくと、募集内容の大枠がすぐつかめます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
trabaho トラバホ 仕事、職
bakante バカンテ 欠員、空き
posisyon ポシション 職、ポスト
opening オープニン 求人、空きポスト
job posting ジョブ ポスティン 求人広告
job description ジョブ ディスクリプション 職務内容、求人票
kwalipikasyon クワリピカション 資格、適性
requirements リクワイアメンツ 応募要件
responsibilidad レスポンシビリダッ 職務、責任範囲
full-time フルタイム 正社員、常勤
part-time パートタイム パート、非常勤

「trabaho」は「仕事」を表す最も基本的な語で、スペイン語 trabajo が由来です。日常会話で頻出します。

「bakante(欠員)」も英語 vacant から来た言葉で、求人広告でよく見かけます。「kwalipikasyon(資格)」「responsibilidad(責任)」もスペイン語由来でつづりが似ています。

「job description」「requirements」のように英語のまま使われる語も多く、求人サイトでは英語表記が標準です。

つまり、タガログ語化した語と英語のままの語が混在するのがフィリピンの求人票の特徴です。

応募・書類に関する単語

次は、応募する段階で必要になる単語です。

提出書類の名前を知らないと、準備でつまずいてしまいます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
mag-apply マグアプライ 応募する
aplikante アプリカンテ 応募者
aplikasyon アプリカション 応募、応募書類
resume レジュメ 履歴書
CV シーブイ 履歴書(学術系)
cover letter カバー レター 添え状
reference レファレンス 推薦者、照会先
portfolio ポートフォリオ 作品集
deadline デッドライン 締め切り
isumite イスミテ 提出する

「mag-apply(応募する)」は英語 apply に接頭辞 mag- を付けた典型的なTaglishです。「aplikante」「aplikasyon」はスペイン語由来でタガログ語化しています。

「reference(推薦者)」は前職の上司などを指すことが多く、フィリピンの応募では2〜3名の reference を求められるのが一般的です。

「portfolio(作品集)」は、デザインやエンジニアなど成果物を見せる職種で求められます。

「deadline(締め切り)」を過ぎると応募できないため、早めの提出を心がけます。「isumite(提出する)」は submit のタガログ語活用形です。

面接・選考に関する単語

選考が進むと、面接まわりの単語が必要になります。

選考の段階を表す言葉を知ると、今どこにいるか把握できます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
interview インタビュー 面接
panayam パナヤム 面接(純タガログ語)
kandidato カンディダート 候補者
screening スクリーニン 書類選考、ふるい分け
shortlist ショートリスト 最終候補者リスト
first round ファースト ラウンド 一次選考
follow-up フォローアップ 追って連絡、催促
exam エグザム 適性検査、試験
final interview ファイナル インタビュー 最終面接
rejection リジェクション 不採用

「interview」が一般的ですが、純タガログ語の「panayam(面接・取材)」も求人案内で見かけます。

「screening(書類選考)」を通ると「shortlist(最終候補)」に残ります。「exam」は性格や能力を測る適性検査として選考に組み込まれることがあります。

BPO(コールセンター等)では英語力を測る「assessment」や音声テストが入ることも多いです。

「rejection(不採用)」の連絡が来ても落ち込みすぎず、次に切り替えるのが大切です。

採用・内定に関する単語

選考の終盤では、採用や内定にまつわる単語が出てきます。

合否や入社に関わる言葉なので、確実に押さえておきます。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
mag-hire マグハイア 雇う、採用する
recruiter リクルーター 採用担当、人材紹介者
job offer ジョブ オファー 内定、採用通知
tanggapin タンガピン 受諾する
tumanggi トゥマンギ 辞退する
onboarding オンボーディン 入社後の受け入れ
start date スタート デイト 入社日
probationary プロベーショナリー 試用期間(の)
kontrata コントラタ 雇用契約
resignation レジグネーション 退職、辞表

「job offer」は内定を指し、「tanggapin(受ける)」か「tumanggi(断る)」で返答します。これらは純タガログ語の動詞です。

「probationary(試用期間)」はフィリピンでは通常6か月で、この期間を pass すると「regular(正社員)」になります。これは現地就活で非常に重要な節目です。

「kontrata(契約)」はスペイン語由来です。「onboarding(受け入れ)」がスムーズだと、新しい職場になじみやすくなります。

退職を申し出る「resignation」では、慣例として30日前の通知(30-day notice)が求められます。

雇用条件・待遇に関する単語

続いて、給与や働き方など条件面の単語です。

待遇を正しく理解できると、求人の比較がしやすくなります。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
sahod サホッ 給与、賃金
suweldo スウェルド 給料、月給
benefits ベネフィッツ 福利厚生
bonus ボーナス 賞与
13th month pay サーティーン マンス ペイ 13か月目の給与
taas ng sahod タアス ナン サホッ 昇給
leave リーブ 休暇
overtime オーバータイム 残業
night differential ナイト ディファレンシャル 夜勤手当
work from home ワーク フロム ホーム 在宅勤務
relocation リロケーション 転勤、転居

「sahod」「suweldo」はどちらも給料を指す純タガログ語・スペイン語由来の語で、日常で頻出します。求人票では「salary」と英語表記のことも多いです。

「13th month pay(13か月目の給与)」はフィリピンで法律により義務付けられたボーナスで、年末に支給されます。現地就活で必ず確認すべき重要な待遇です。

「night differential(夜勤手当)」はBPO業界で特に重要です。「taas ng sahod(給与の上昇)」は昇給を表します。

キャリア・経歴に関する単語

面談で自分の経歴を語るときに使う単語です。

キャリアの動きを表す言葉を知ると、自己紹介が組み立てやすくなります。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
karanasan カラナサン 経験
kasanayan カサナヤン 技能、熟練
career shift キャリア シフト 転職、キャリア転換
promosyon プロモション 昇進
larangan ララーガン 分野
industriya インドゥストリヤ 業界
networking ネットワーキン 人脈づくり
referral リファラル 紹介、推薦
headhunter ヘッドハンター 人材スカウト
paghahanap ng trabaho パグハハナップ ナン トラバホ 就職・転職活動

「karanasan(経験)」「kasanayan(技能)」は純タガログ語で、面談で自分を語るときに役立ちます。

「referral(紹介)」による応募は、フィリピンでは最も有力な就活ルートのひとつです。社員紹介には報奨金(referral bonus)が出る企業も少なくありません。

「headhunter(スカウト)」から声がかかることもあります。「paghahanap ng trabaho」は「仕事を探すこと」を表す純タガログ語の言い回しです。

雇用形態・働き方に関する単語

求人を比べるうえで、雇用形態を表す単語も欠かせません。

同じ職種でも契約の種類で働き方が大きく変わります。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
regular レギュラー 正社員、無期雇用
probationary プロベーショナリー 試用期間中の
contractual コントラクチュアル 契約社員の
freelance フリーランス 業務委託、個人事業
internship インターンシップ 就業体験
project-based プロジェクトベイスト 案件単位の雇用
shifting schedule シフティン スケジュール 交代勤務
graveyard shift グレイブヤード シフト 深夜勤務

「regular(正社員)」と「probationary(試用期間中)」「contractual(契約)」の区別はフィリピン就活で非常に重要です。試用を経て regular になるのが一般的な流れです。

「graveyard shift(深夜勤務)」はBPO業界でよく使われる言い方で、米国の顧客対応のため夜間に働く形態を指します。「project-based」は案件単位の雇用です。

覚えておきたい関連動詞

最後に、就活でよく使う動詞をまとめます。

動詞を押さえると、文として組み立てやすくなります。

タガログ語 読み方(カタカナ読み) 日本語訳
mag-recruit マグリクルート 採用活動をする
makipag-usap マキパグウサップ 交渉する、話し合う
mag-resign マグレジン 辞職する
lumipat ルミパッ 移る、転職する
mag-message マグメッセージ 連絡を取る
i-follow up イフォローアップ 状況を確認する
tumanggi トゥマンギ 断る
makapasok マカパソック 就職する、入社する

「makapasok(入る・就職する)」は、希望の会社に入れたことを表す自然な言い方です。「Nakapasok ako sa BPO.(BPOに就職できた)」のように使います。

「tumanggi(断る)」は純タガログ語の辞退表現で、丁寧に使えば失礼になりません。

「mag-message」「i-follow up」は連絡まわりの動詞で、会話でもチャットでも頻出します。フィリピンでは Viber でのやり取りも多いです。

「mag-resign(辞職する)」は、現職を正式に辞めるときに使います。「lumipat(移る)」は転職を表す柔らかい言い方です。

よくある質問

Q. sahod と suweldo はどう違いますか?

どちらも給料を指す言葉で、日常会話では大きな差なく使われます。「sahod」は賃金一般、「suweldo」はスペイン語由来で月給のニュアンスがあります。

求人票では英語の「salary」と書かれることも多いです。

Q. 13th month pay とは何ですか?

フィリピンで法律により義務付けられた、13か月目に相当するボーナスです。通常12月に支給されます。

現地で働くなら必ず確認すべき重要な待遇なので、面接で「May 13th month pay po ba?」と聞いておくと安心です。

Q. probationary と regular の違いは何ですか?

probationary は試用期間中の雇用で、フィリピンでは通常6か月です。この期間を経て適性が認められると regular(正社員)になります。

regular になると解雇されにくくなり、福利厚生も安定するため、現地就活の大きな節目です。

Q. referral とは何ですか?

知人や社員からの紹介・推薦を指します。フィリピンでは最も有力な就活ルートのひとつです。

社員紹介で採用が決まると、紹介者に referral bonus(紹介報奨金)が出る企業もあります。

Q. graveyard shift とはどういう勤務ですか?

深夜勤務のことで、BPO業界で多く見られます。米国などの顧客対応のため夜間に働く形態です。

night differential(夜勤手当)が付くのが一般的なので、待遇とあわせて確認しましょう。

まとめ

フィリピンの就活単語は、テーマ別にまとめて覚えると定着しやすくなります。

  • 求人票は「trabaho」「bakante」「job description」を起点に読み解く。
  • 選考は「screening」「shortlist」「final interview」で段階を把握する。
  • 待遇は「sahod/suweldo」と「13th month pay」「night differential」を区別して理解する。

単語を押さえたら、あとは場面別のフレーズや会話例と組み合わせて、本番に備えておくと安心です。

タイトルとURLをコピーしました