オランダ語の就職・転職ダイアログ|求人応募の会話例

オランダ語

オランダ語の就職活動で、相手とどんな会話が交わされるのか分からず不安。そんな方へ。

フレーズを単体で覚えても、実際の往復の流れが見えていないと本番で固まりがちです。

この記事では、オランダの就活でよくある会話を場面ごとにダイアログ形式で紹介します。

  • 人材紹介会社(uitzendbureau)との初回面談の会話
  • 採用担当とのカジュアル面談の会話
  • ネットワーキングイベントでの立ち話の会話

応募メールやmotivatiebriefの文面は別記事で扱うため、ここでは話す場面に絞ります。

場面1|人材紹介会社との初回面談

オランダでは uitzendbureau(人材派遣・紹介会社)が転職の窓口になることが多いです。

最初の面談では、経歴と希望条件のすり合わせが中心になります。

担当者(A)と求職者(B)のやり取りを見てみましょう。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
A Dus, wat voor functie zoek je precies? デュス、ワット フォール フンクチー ゾーク イェ プレサイス では、どんな仕事をお探しですか?
B Ik zoek een marketingfunctie met meer verantwoordelijkheid. イク ゾーク エン マルケティングフンクチー メット メール フェルアントウォールデライクハイト もっと責任のあるマーケ職を探しています。
A Helder. Wat is je huidige salaris, als ik vragen mag? ヘルデル。ワット イス イェ ハウディヘ サラーリス、アルス イク フラーヘン マッハ 承知です。差し支えなければ今の給与は?
B Rond de vierduizend euro bruto per maand, maar ik ben flexibel. ロント デ フィールダウゼント ユーロ ブリュート ペル マーント、マール イク ベン フレクシーベル 月給4000ユーロほどですが、柔軟に考えています。
A Mooi. Ik heb een paar vacatures die bij je zouden passen. モーイ。イク ヘップ エン パール ファカチュレス ディ バイ イェ ザウデン パッセン では、合いそうな求人がいくつかあります。

「als ik vragen mag(差し支えなければ)」は、給与など聞きにくい質問の前置きです。

希望は具体的に、待遇は「flexibel」と添えると話が前に進みやすくなります。

続けて、担当者が求人を提案する場面です。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
A Deze is een teamleidersfunctie bij een techbedrijf. デーゼ イス エン ティームライデルスフンクチー バイ エン テックベドライフ これはIT企業のチームリーダー職です。
B Dat klinkt interessant. Kan ik daar deels thuiswerken? ダット クリンクト インテレッサント。カン イク ダール デールス タウスウェルケン 面白そうですね。一部在宅は可能ですか?
A Ja, het is hybride: twee dagen op kantoor. ヤー、ヘット イス ハイブリーデ、トウェー ダーヘン オップ カントール はい、週2出社のハイブリッドです。
B Kunt u mij de details toesturen? クント ウ マイ デ デタイルス トゥーステューレン 詳細を送っていただけますか?
A Zeker. Ik stuur u de vacaturetekst vandaag nog. ゼーケル。イク ステュール ウ デ ファカチュレテクスト ファンダーフ ノッホ はい。本日中に求人票をお送りします。

「Dat klinkt interessant.(面白そうですね)」は、関心を示す相づちの定番です。

気になる点はその場で質問し、詳細は後で受け取る流れが自然です。

場面2|採用担当とのカジュアル面談

本選考の前に、雰囲気を知るためのカジュアル面談(kennismakingsgesprek)を設ける企業も増えています。

採用担当(A)と候補者(B)の、ややくだけた会話を見てみましょう。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
A Fijn dat je er bent. Dit is gewoon een informeel gesprek. ファイン ダット イェ エル ベント。ディット イス ヘウォーン エン インフォルメール ヘスプレック 来てくれて嬉しいです。気軽な面談です。
B Bedankt voor de uitnodiging. Ik was benieuwd naar jullie team. ベダンクト フォール デ アウトノディヒング。イク ワス ベニーウト ナール ユリー ティーム お招きありがとうございます。御社のチームに関心がありました。
A Wat sprak je aan in ons bedrijf? ワット スプラーク イェ アーン イン オンス ベドライフ 当社のどこに興味を持ちましたか?
B Ik vind het mooi dat jullie focussen op productkwaliteit. イク フィント ヘット モーイ ダット ユリー フォキュッセン オップ プロデュクトクワリタイト 製品の質を重視している点に惹かれました。

「Bedankt voor de uitnodiging.(お招きありがとう)」は、面談冒頭で使える一言です。

志望理由は、企業の具体的な特徴に触れると説得力が増します。

続いて、候補者から逆に質問する場面です。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
B Kunt u mij vertellen hoe een typische werkdag eruitziet? クント ウ マイ フェルテッレン フー エン ティピッシェ ウェルクダッハ エルアウトジート 1日の流れはどんな感じか教えていただけますか?
A Tuurlijk. ‘s Ochtends overleg, ‘s middags geconcentreerd werken. テュールライク。ソフテンス オーフェルレッハ、スミダフス ヘコンセントレールト ウェルケン もちろん。午前は打ち合わせ、午後は集中作業が中心です。
B Hoe zou u de werksfeer omschrijven? フー ザウ ウ デ ウェルクスフェール オムスフライフェン チームの雰囲気はどんな感じですか?
A Collegiaal en vrij ontspannen. コレヒアール エン フライ オントスパンネン 協力的で、わりとリラックスしています。
B Dat is goed om te horen. Het klinkt als een goede match. ダット イス フート オム テ ホーレン。ヘット クリンクト アルス エン フーデ マッチ それは嬉しいです。とても合いそうです。

「een typische werkdag(典型的な1日)」を尋ねると、働き方を具体的にイメージできます。

カジュアル面談でも逆質問を用意しておくと、意欲が伝わります。

場面3|ネットワーキングイベントでの立ち話

交流イベント(netwerkborrel)では、短い立ち話から人脈が広がることがあります。

初対面の二人(AとB)が連絡先交換に至るまでの会話です。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
A Hoi, ben jij hier ook voor de tech-meetup? ホイ、ベン ヤイ ヒール オーク フォール デ テック・ミートアップ こんにちは、技術交流会で来たんですか?
B Ja, klopt. Ik werk in data-analyse. En jij? ヤー、クロプト。イク ウェルク イン ダータ・アナリーゼ。エン ヤイ はい。データ分析の仕事です。あなたは?
A Ik ben recruiter bij een start-up. Wat brengt jou hier? イク ベン リクライテル バイ エン スタートアップ。ワット ブレンクト ヤウ ヒール スタートアップの採用担当です。今日はなぜここに?
B Ik ben eigenlijk op zoek naar iets nieuws. イク ベン アイヘンライク オップ ゾーク ナール イーツ ニーウス 実は、新しい仕事を探しているんです。

「Wat brengt jou hier?(今日はどうして?)」は来場理由を尋ねる軽い質問です。

仕事を探していると正直に伝えると、思わぬ縁につながることもあります。

会話を連絡先交換で締める場面です。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
A We hebben misschien een vacature die bij je past. ウェ ヘッベン ミスヒーン エン ファカチュレ ディ バイ イェ パスト あなたに合う求人があるかもしれません。
B Dat zou geweldig zijn. Zullen we connecten op LinkedIn? ダット ザウ ヘウェルディッハ ザイン。ズッレン ウェ コネクテン オップ リンクトイン 嬉しいです。LinkedInでつながれますか?
A Natuurlijk. Hier is mijn visitekaartje. ナテュールライク。ヒール イス マイン フィジテカールチェ もちろん。これが私の名刺です。
B Bedankt. Ik neem deze week contact op. ベダンクト。イク ネーム デーゼ ウェーク コンタクト オップ ありがとう。今週連絡しますね。

「Hier is mijn visitekaartje.(名刺です)」は連絡先交換の決まり文句です。

その場で終わらせず「contact opnemen(連絡する)」と約束すると関係が続きます。

場面4|電話での簡単な問い合わせ

求人について電話で問い合わせる場面も、流れを知っておくと安心です。

応募者(B)が受付(A)に募集状況を確認する会話です。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
B Goedemiddag, ik bel over de vacature voor verkoper. フーデミダッハ、イク ベル オーフェル デ ファカチュレ フォール フェルコーペル こんにちは、営業職の件でお電話しました。
A Zegt u het maar. Waarmee kan ik u helpen? ゼフト ウ ヘット マール。ワールメー カン イク ウ ヘルペン はい。どういったご用件ですか?
B Is de vacature nog open? イス デ ファカチュレ ノッホ オーペン その求人はまだ募集中ですか?
A Ja, we nemen sollicitaties aan tot en met vrijdag. ヤー、ウェ ネーメン ソリチタチーズ アーン トット エン メット フライダッハ はい、金曜まで応募を受け付けています。
B Bedankt. Ik dien mijn sollicitatie snel in. ベダンクト。イク ディーン マイン ソリチタチー スネル イン ありがとう。すぐに応募します。

「Ik bel over〜(〜の件で電話しました)」は用件を切り出す型です。

電話では用件を最初に伝えると、相手も対応しやすくなります。

会話をスムーズにする相づち

面談やイベントでは、適切な相づちが会話の流れを作ります。

無言になりがちな場面で、これらの一言が役立ちます。

話者 オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
B Dat klinkt interessant. ダット クリンクト インテレッサント 面白そうですね。
B Dat is goed om te horen. ダット イス フート オム テ ホーレン それは嬉しいです。
B Ik snap wat u bedoelt. イク スナップ ワット ウ ベドゥールト おっしゃることは分かります。
B Kunt u dat nog een keer zeggen? クント ウ ダット ノッホ エン ケール ゼッヘン もう一度言っていただけますか?

聞き取れなかったときは「Kunt u dat nog een keer zeggen?」で遠慮なく聞き返します。

相づちを挟むと、相手は話しやすく感じてくれます。

よくある質問

Q. カジュアル面談(kennismakingsgesprek)ではどんな話をするの?

志望理由や働き方など、雰囲気をすり合わせる雑談が中心です。

「Wat sprak je aan in ons bedrijf?(当社のどこに惹かれましたか)」のような質問がよく出ます。

Q. 給与を聞かれたらどう答える?

「Rond de vierduizend euro bruto, maar ik ben flexibel.」のように、目安を示しつつ柔軟さを添えると角が立ちません。

オランダでは月給(bruto per maand)で答えるのが一般的です。

Q. ネットワーキングで連絡先を交換するには?

「Zullen we connecten op LinkedIn?」や「Hier is mijn visitekaartje.」が自然です。

後で「Ik neem contact op.」と約束すると関係が続きます。

Q. 聞き取れなかったときはどうする?

「Kunt u dat nog een keer zeggen?」と遠慮なく聞き返して問題ありません。

分からないまま進めるより印象が良くなります。

Q. 面接で相手を u と呼ぶべき? それとも je?

採用担当が je で話しかけてくることもありますが、迷ったら u から始めるのが無難です。

相手が je に切り替えたら、こちらも合わせると自然です。

まとめ

就活の会話は、往復の流れを知っておくだけで落ち着いて臨めます。

  • 紹介会社の面談は「希望を具体的に、待遇は柔軟に」がコツ。
  • カジュアル面談では逆質問を用意して意欲を示す。
  • ネットワーキングは相づちと連絡先交換で関係を続ける。

あとは、求人や採用でよく出る単語をまとめて覚えておくと、会話の中で意味がすぐ取れます。

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