英検準1級 英作文対策本おすすめ5選|120〜150語の型を固める

英検準1級

英検準1級の英作文は、120語から150語のエッセイ形式で出題されます。

配点比率が高く、合否を分ける重要なセクションと位置付けられています。

しかし、2級までの英作文とは異なり、論理構成を求められるため対策に戸惑う方も少なくありません。

この記事では、英検準1級対策で評判の高い英作文対策本を5冊厳選してご紹介します。

  1. この記事で分かること
  2. 英検準1級 英作文の出題形式
    1. 形式: 120〜150語のエッセイ
    2. 評価の4観点
  3. 英検準1級 英作文対策本の比較表
  4. 1. ジャパンタイムズ『英検準1級 英作文問題完全制覇』
    1. 本書の特徴
    2. おすすめする理由
  5. 2. ジャパンタイムズ『英検準1級 ライティング問題完全制覇』
    1. 本書の特徴
    2. おすすめする理由
  6. 3. 竹岡広信『英作文が正しく書けるようになる本』
    1. 本書の特徴
    2. おすすめする理由
  7. 4. Jリサーチ出版『英検準1級 ライティング問題30』
    1. 本書の特徴
    2. おすすめする理由
  8. 5. 駿台文庫『英作文 基本300選』
    1. 本書の特徴
    2. おすすめする理由
  9. 学習の進め方|5冊をどう組み合わせるか
    1. ステップ1: 型を学ぶ(1か月目)
    2. ステップ2: 本番形式で演習(1〜2か月目)
    3. ステップ3: 文法ミスをつぶす(演習と並行)
    4. ステップ4: 演習量を積み増す(試験直前)
  10. 英検準1級 英作文の型|3段落構成のテンプレート
    1. 第1段落: Introduction(約30語)
    2. 第2段落: Body(約70〜90語)
    3. 第3段落: Conclusion(約20〜30語)
  11. 想定される学習モデルケース
  12. 英作文学習でよくある失敗
    1. 失敗1: テンプレート丸暗記で中身が空っぽ
    2. 失敗2: 語数を気にしすぎる
    3. 失敗3: 書きっぱなしで添削しない
  13. 関連記事のご案内
  14. 英検準1級 英作文のトピック傾向
    1. カテゴリー1: 環境・社会問題
    2. カテゴリー2: テクノロジー
    3. カテゴリー3: 教育・子育て
    4. カテゴリー4: 仕事・キャリア
  15. 英作文の採点観点を理解する
    1. 観点1: 内容
    2. 観点2: 構成
    3. 観点3: 語彙
    4. 観点4: 文法
  16. 英作文練習に役立つ日々のルーティン
    1. 朝: 表現集を音読する
    2. 昼: 模範解答を写経する
    3. 夜: 自分のエッセイを書く
  17. まとめ|英検準1級の英作文は型で固める

この記事で分かること

  • 英検準1級英作文対策におすすめの書籍5冊と特徴
  • 120〜150語のエッセイを書くための型の作り方
  • 各書籍を使った学習で得られる学びと注意点

英検準1級 英作文の出題形式

対策本の選び方に入る前に、英検準1級の英作文がどのような形式で出題されるかを確認しておきましょう。

形式: 120〜150語のエッセイ

英検準1級では、与えられたトピックに対して自分の意見を述べるエッセイを書きます。

語数の目安は120語から150語で、提示された4つのPOINTSから2つを選んで論拠として使います。

試験時間内に他の問題と並行して取り組むため、実質的には25〜30分程度で書き上げる必要があるでしょう。

評価の4観点

内容・構成・語彙・文法の4観点で評価されます。

各観点4点の合計16点満点で採点される仕組みです。

どれか1つが極端に低いと大きく減点されるため、バランスよく対策する必要があります。

英検準1級 英作文対策本の比較表

今回ご紹介する5冊を、まずは一覧で比較してみましょう。

書籍名 著者・出版社 難易度 目的 おすすめ度
英検準1級 英作文問題完全制覇 ジャパンタイムズ 中〜上級 本番対策 ★★★★★
英検準1級 ライティング問題完全制覇 ジャパンタイムズ 中〜上級 型の習得 ★★★★★
英作文が正しく書けるようになる本 竹岡広信 中級 文法ミス対策 ★★★★☆
英検準1級 ライティング問題30 Jリサーチ出版 中〜上級 演習量確保 ★★★★☆
英作文 基本300選 駿台文庫 初〜中級 例文暗記 ★★★☆☆

1. ジャパンタイムズ『英検準1級 英作文問題完全制覇』

『最短合格! 英検準1級 英作文問題完全制覇』(ジャパンタイムズ出版)の表紙
『英検準1級 英作文問題完全制覇』(ジャパンタイムズ)

旺文社から出版されている、英検準1級英作文対策の定番中の定番です。

公式団体の監修ではありませんが、本番形式への対応度が非常に高い1冊になります。

本書の特徴

過去の出題トピックを中心に、豊富なエッセイの模範解答が掲載されています。

1トピックにつき複数の解答例が示されており、異なる立場からのアプローチを学べる点が便利です。

構成の書き方や時間配分のアドバイスも充実しており、実戦的な内容になっています。

おすすめする理由

英検準1級本番の形式に完全準拠しているため、直前対策としても活用できます。

試験1か月前から毎日1トピックずつ模範解答を書き写すと、表現のストックを効率よく作れます。

最初に買うべき1冊として、迷ったらこの本を選んで間違いありません。

2. ジャパンタイムズ『英検準1級 ライティング問題完全制覇』

同じくジャパンタイムズから出版されている、ライティング特化の問題集です。

先ほどの『英作文問題完全制覇』とは編集方針がやや異なり、型の習得に特化した構成になっています。

本書の特徴

英検準1級のエッセイ構成を、段階的に身につける設計になっています。

イントロダクション・ボディ・コンクルージョンという3段落構成の書き方を、具体例とともに学べる点が魅力です。

使える表現集やテンプレートが豊富に掲載されており、本番でもそのまま使える形になっています。

おすすめする理由

英作文を書く「型」を身につけたい学習者に最適の1冊です。

『英作文問題完全制覇』と組み合わせることで、型の習得と実戦演習の両方をカバーできます。

この2冊を併用することで、ブレのない答案を安定して書けるようになるでしょう。

3. 竹岡広信『英作文が正しく書けるようになる本』

カリスマ英語講師・竹岡広信氏による、英作文の基礎を固める1冊です。

大学受験向けに書かれていますが、英検準1級対策にも十分応用できる内容です。

本書の特徴

日本人学習者が犯しがちな文法ミスや、不自然な表現を徹底的に矯正してくれます。

「なぜその表現はダメなのか」を論理的に解説してくれる点が、竹岡氏の著書の真骨頂です。

読んでいるだけでも発見が多く、独学者の強い味方になってくれるでしょう。

おすすめする理由

英検準1級の英作文では、文法ミスが即減点に直結します。

本書で文法の地雷を事前に避けられるようになれば、得点の下振れを防げます。

この本を通じて「日本語発想」からの脱却を図れば、英語らしい表現を意識できるようになります。

4. Jリサーチ出版『英検準1級 ライティング問題30』

Jリサーチ出版から刊行されている、演習量重視のライティング問題集です。

タイトルの通り30題の問題が収録されており、量をこなしたい学習者に向いた1冊です。

本書の特徴

30の異なるトピックに対し、模範解答と解説がセットになっています。

1問あたりの解説が比較的コンパクトで、サクサク進められる点が便利です。

旺文社の問題集で出題されていないトピックも含まれており、出題バリエーションの幅を広げられます。

おすすめする理由

旺文社の問題集を終えた後の、追加演習用としておすすめできます。

英作文は書いた量がそのまま実力に直結するため、30題をこなす価値は大きいでしょう。

1冊目としては旺文社、2冊目以降の位置付けとしてJリサーチ出版という使い分けが理想的です。

5. 駿台文庫『英作文 基本300選』

飯田康夫『英作文基本300選』(駿台文庫)の表紙
『英作文基本300選』(駿台文庫)

駿台文庫から出版されている、大学受験向けの英作文例文集です。

英検準1級の参考書としては位置付けられていませんが、基礎力強化には非常に役立つ1冊です。

本書の特徴

頻出300例文が文法項目別に整理されており、1例文ごとに日本語訳と英語訳がセットになっています。

別冊の例文集も付属しているため、スキマ時間の復習にも活用できます。

暗唱まで落とし込めば、基本構文のミスを大幅に減らせる構成になっています。

おすすめする理由

英検準1級の英作文で意外と多いのが、基本的な構文の間違いです。

本書の300例文を体に染み込ませることで、中学・高校レベルの文法ミスを撲滅できます。

準1級から1級へのステップアップにも役立つ、長く使える教材です。

学習の進め方|5冊をどう組み合わせるか

5冊を紹介しましたが、全部を一度に取り組む必要はありません。

学習段階に応じて順序よく進めていくのがおすすめです。

ステップ1: 型を学ぶ(1か月目)

まずはジャパンタイムズ『英検準1級 ライティング問題完全制覇』で、英検準1級のエッセイの型を身につけます。

イントロ・ボディ・コンクルージョンの3段落構成を、体が覚えるまで反復しましょう。

模範解答の論理の流れをノートに書き写すと、型が定着しやすくなります。

ステップ2: 本番形式で演習(1〜2か月目)

型が身についたら、ジャパンタイムズ『英検準1級 英作文問題完全制覇』で本番形式の演習に移ります。

1日1トピックを目安に、25分以内に120〜150語のエッセイを書く練習を繰り返しましょう。

1トピックに複数の模範解答が載っているので、自分の答案と見比べて表現のストックを増やすのが効果的です。

ステップ3: 文法ミスをつぶす(演習と並行)

演習と並行して、竹岡広信『英作文が正しく書けるようになる本』を読み進め、文法ミスを予防する知識を吸収します。

日本人が間違えやすいポイントが体系的にまとまっているので、自分の答案を見直す際のチェック基準として使えます。

ステップ4: 演習量を積み増す(試験直前)

仕上げに、Jリサーチ出版『英検準1級 ライティング問題30』で追加演習を行います。

30のトピックを連続でこなすことで、どんなテーマが来ても対応できる自信がついてくるでしょう。

なお、駿台文庫『英作文 基本300選』は基本的な英文構成にまだ不安がある場合の補強用です。必要を感じた人だけ、ステップ1と並行して例文暗記に使うとよいでしょう。

英検準1級 英作文の型|3段落構成のテンプレート

参考までに、本番で活用しやすい3段落構成のテンプレートをご紹介します。

第1段落: Introduction(約30語)

トピックに対する自分の立場を明確に示します。

「I agree/disagree with the statement that…」のような定型表現で始めるのがおすすめです。

次の段落で挙げる論拠を予告するひと言を添えると、構成が引き締まります。

第2段落: Body(約70〜90語)

2つの論拠を、それぞれ具体的な説明とともに述べます。

「First,」「Second,」という接続詞で論点を整理すると読み手に親切でしょう。

各論拠に1〜2文の具体例を添えると、説得力が増します。

第3段落: Conclusion(約20〜30語)

最終段落では、第1段落で述べた立場を再確認します。

「For these reasons, I believe that…」という締めの表現が便利です。

新しい論点は出さず、今までの内容をまとめることに徹しましょう。

想定される学習モデルケース

ここでは、大学生が3か月で英検準1級に合格するモデルケースを想定してみましょう。

英作文対策の出発点として効果が高いのが、ジャパンタイムズの『英検準1級 ライティング問題完全制覇』で型を固めることです。

3段落構成の型を覚えた後、同じくジャパンタイムズの『英作文問題完全制覇』で20題以上を実際に書くと、実戦感覚が磨かれます。

並行して、竹岡広信氏の『英作文が正しく書けるようになる本』を1か月かけて通読すると、自分の答案を添削する基準を持てるようになります。

試験直前の2週間は、Jリサーチ出版の『英検準1級 ライティング問題30』で10題分を追加演習すると仕上げとして効果的です。

書いたエッセイは、ChatGPTなどのAIに英検の観点別で添削させると、第三者の視点を毎日タダで取り入れられます。

このモデルケースに沿った学習者の多くは、ライティングセクションで安定した得点を確保し、一次試験全体の得点を押し上げる結果につながっています。

基本的な英文構成に不安がある場合は、駿台文庫の『英作文 基本300選』を並行して例文暗記に使うと、文法ミスの土台を補強できます。

英作文学習でよくある失敗

英作文対策は「書かないと伸びない」と言われますが、書く以外にも注意点があります。

多くの学習者が陥りがちな、特に注意したい失敗を3つお伝えします。

失敗1: テンプレート丸暗記で中身が空っぽ

テンプレートの定型表現だけを覚えて、内容が薄いエッセイになってしまうパターンです。

テンプレートは土台に過ぎず、中身の論拠と具体例こそが評価の中心です。

テンプレートに頼りきらず、自分の意見をしっかり持つことが大切でしょう。

失敗2: 語数を気にしすぎる

120〜150語という目安を気にしすぎるあまり、無理やり語数を埋めるケースがあります。

不自然な繰り返しや冗長な表現は減点対象になりかねません。

120語で内容が十分であれば、それ以上水増しする必要はありません。

失敗3: 書きっぱなしで添削しない

書いたエッセイを放置するのは最大の損失です。語彙の不自然さや論理の飛躍は、書いた本人ほど見えなくなります。

従来はオンライン英会話や有料の添削サービスに頼るしかありませんでしたが、今はChatGPTやGeminiなどの生成AIを使えば、24時間いつでも無料〜低コストで第三者の目を借りられます。英検の採点観点を指定すれば観点別のフィードバックも返ってくるため、独学者の添削環境は大きく変わりました。

ただしAIは「指示の出し方(プロンプト)」で精度が大きく変わります。以下に、英検準1級の英作文添削で実際に使える具体的なプロンプトと対話例を紹介します。

プロンプト例①:英検準1級の観点別に採点してもらう

あなたは英検準1級ライティングの採点官です。
次の英作文を「内容・構成・語彙・文法」の4観点
(各0〜4点・計16点)で採点してください。
出力は次の形式でお願いします。
- 各観点の点数と、その理由
- 観点ごとの具体的な改善点(箇条書き)
- 減点を最小化した模範リライト(120〜150語)

【TOPIC】Should schools require students to do volunteer work?
【MY ESSAY】(ここに自分のエッセイを貼り付け)

「採点官」という役割と、英検準1級の配点(4観点・各4点)を明示するのがコツです。観点を指定しないと一般的な英文添削になり、英検の評価軸とずれた指摘が返ってきます。

プロンプト例②:選んだPOINTがズレていないか確認する

英検準1級の英作文では、提示された4つのPOINTSから
2つを選び、論拠として展開します。
次の私のエッセイが、TOPICに正しく答え、選んだPOINTを
適切に展開できているかを確認してください。
ズレている場合は、どのPOINTをどう使えば説得力が増すかを
具体的に提案してください。

【TOPIC】(問題文)
【POINTS】(与えられた4つの観点)
【MY ESSAY】(自分のエッセイ)

準1級では「TOPICに答えていない」「POINTを活かせていない」だけで内容点が大きく下がります。書いた直後に方向性のズレをAIで確認すると、的外れな答案を防げます。

プロンプト例③:平易な表現を準1級レベルに引き上げてもらう

次の英文を、英検準1級レベルの自然な表現に書き換えてください。
変更した箇所は「元の表現 → 修正後」の対応表にして、
なぜ修正したのかを日本語で簡潔に説明してください。
good/important/a lot のような平易すぎる語は、
より精密な語に置き換えてください。

(ここに自分の英文を貼り付け)

修正後だけでなく「なぜ直したか」を必ず聞くのが上達の鍵です。理由まで理解できれば、次回から同じミスを自分で防げるようになります。

対話例:AIのフィードバックを深掘りする

あなた:(プロンプト例①でエッセイを採点してもらう)
AI:構成 3/4。理由から結論への流れが急、
  という指摘とリライト案を提示。

あなた:Bodyの2つの理由を、つなぎ言葉を使って
    なめらかにつなぐと、どう書けますか。2案見せてください。
AI:First / Second を使う案と、
  In addition を使う案の2つを提示。

あなた:この2案で使われている表現を、別のトピックでも
    使い回せる「型」にして教えてください。
AI:穴埋め式のテンプレートとして整理して提示。

AI添削は「採点して終わり」にせず、返ってきた指摘を起点に質問を重ねるほど価値が上がります。気になる表現を「使い回せる型」に変換しておけば、1本のエッセイから何倍もの学びを引き出せます。

ただしAIの判定は完璧ではなく、英検の実際の採点と完全に一致するわけではありません。最終的な感覚をつかむには、旺文社の模範解答と自分の答案を見比べる作業も並行してください。

関連記事のご案内

英検準1級対策と並行して、他の情報も参考にしたい方は以下の記事もご覧ください。

英検2級から準1級へのステップアップを考えている方は「英検2級対策アプリおすすめ5選|高校生の学習をサポート」で、基礎段階のアプリ活用法を確認できます。

将来的に英検1級を目指す方は「英検1級 英作文対策本おすすめ5選|ライティング上達の近道」で、1級レベルの対策書を確認しておくとよいでしょう。

過去問演習の進め方については「英検1級 過去問の使い方|何年分を何周すべきか」が参考になります(1級向けですが、方法論は準1級でも応用可能です)。

英検準1級 英作文のトピック傾向

英検準1級で出題されるトピックには、一定のパターンがあります。

代表的な4つのカテゴリーをご紹介します。

カテゴリー1: 環境・社会問題

環境保護、リサイクル、公共交通など、身近な社会問題が頻繁に出題されます。

日本の実情に照らした具体例を持っておくと、論拠を作りやすいでしょう。

「日本ではこうだ」という視点は、英検の採点者にも伝わりやすい内容になります。

カテゴリー2: テクノロジー

スマートフォン、SNS、オンライン学習など、テクノロジー関連のトピックも頻出です。

メリットとデメリットの両面を語れるように、普段から情報を整理しておきましょう。

個人の体験も論拠として使えるため、書きやすいテーマと言えます。

カテゴリー3: 教育・子育て

学校教育、家庭教育、塾の是非など、教育関連の話題もよく出ます。

自分の学生時代の経験を論拠として活用できるため、とっつきやすいトピックです。

ただし、個人の経験だけに頼らず、社会的視点も意識するとバランスがよくなります。

カテゴリー4: 仕事・キャリア

働き方、リモートワーク、副業など、仕事に関するトピックも出題されます。

高校生には馴染みが薄いかもしれませんが、親世代の働き方を観察することで論拠を作れます。

ニュースや新聞の経済面を読む習慣があると、知識の幅が広がるでしょう。

英作文の採点観点を理解する

採点基準を理解すると、対策の焦点が定まります。

英検準1級の4観点を一つずつ見ていきましょう。

観点1: 内容

トピックに対して明確な立場を取り、論拠を十分に展開しているかが問われます。

提示されたPOINTSから2つを選び、それぞれを具体的に説明することが必要です。

論拠が1つしかない場合や、論拠の説明が薄いと大きく減点されます。

観点2: 構成

3段落構成の型が守られているかが評価されます。

導入で立場を示し、本論で論拠を述べ、結論でまとめるという流れが基本です。

段落分けが曖昧だったり、論理の飛躍があると低評価につながるでしょう。

観点3: 語彙

英検準1級レベルの語彙が適切に使われているかが問われます。

同じ単語の繰り返しを避け、類義語や言い換えを使う工夫が求められます。

ただし、知らない難単語を無理に使うとスペルミスや誤用のリスクが高まるため、背伸びは禁物です。

観点4: 文法

文法的な正確さが評価されます。

時制、冠詞、三単現のs、単複の一致など、基本的なミスは即減点の対象となります。

複雑な構文に挑戦するよりも、シンプルな構文を正確に書くことを優先しましょう。

英作文練習に役立つ日々のルーティン

1日の中で英作文に触れる時間を確保するための、実践的なルーティンをお伝えします。

朝: 表現集を音読する

朝の10分間を使って、昨日覚えた表現を音読します。

声に出すことで、書くときの語順感覚が鋭くなります。

たとえば駿台文庫の『英作文 基本300選』の別冊例文集を使い、10例文ずつ音読する習慣をつけると効果的です。

昼: 模範解答を写経する

昼休みの15分で、模範解答を1つ手で書き写します。

「写経」と呼ばれる練習方法で、優れた表現を体に染み込ませる効果があります。

タイプするのではなく、手で書くことにこだわるのがポイントです。

夜: 自分のエッセイを書く

夜の30分は、その日の練習トピックに対して自分のエッセイを書く時間に充てます。

25分以内に書き、残り5分で見直しする習慣をつけましょう。

書いたエッセイは翌日の朝に読み返すと、客観的な視点で改善点に気づきやすくなります。

まとめ|英検準1級の英作文は型で固める

英検準1級の英作文対策におすすめの書籍を5冊ご紹介しました。

ジャパンタイムズの『ライティング問題完全制覇』で型を学び、『英作文問題完全制覇』で実戦演習を積み、竹岡広信氏の書籍で文法ミスを予防する流れがおすすめです。

演習量を追加したいときはJリサーチ出版の問題集が役立ち、基本構文に不安があれば駿台文庫『英作文 基本300選』で補強できます。

書いた答案はChatGPTなどのAIに観点別で添削させ、第三者の目を毎日取り入れると、独学でも着実に伸ばせます。

英検準1級の英作文は、3段落構成の型を身につければ大きく崩れることはありません。

毎日1トピックを書き続ける習慣を作ることが、合格への近道です。

ぜひ本記事の教材を参考に、英検準1級の英作文対策を進めてみてください。

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