クロアチア語のオープンイノベーションフレーズ|協業・共創の表現

クロアチア語

オープンイノベーション、つまり社外のスタートアップや大学、他社と組んで新しい価値を生む取り組み。クロアチア語でそのやり取りをする場面で、言葉に詰まってしまう方へ。

協業の打診から共同開発、成果配分の確認まで、場面ごとの「型」を知っておくと落ち着いて進められます。

クロアチア語は名詞や形容詞が格変化する言語ですが、協業フレーズは決まった言い回しを覚えてしまえば、そのまま現場で使えます。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 協業の打診・パートナー探索・PoC合意・役割分担・知財確認といった場面の定番フレーズ
  • スタートアップへの質問やピッチ・売り込みで使う言い回し
  • オンライン会議やメールでの応用と、次のステップを決めるフレーズ

協業を持ちかけるフレーズ

最初のひと言で、相手が前向きになるかが決まります。

いきなり条件から入らず、共通の狙いを示すと話が進みやすくなります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Rado bismo istražili suradnju s vašim timom. ラード ビスモ イストラジリ スラードニュ ス ヴァシム ティモム 御社のチームとの協業をぜひ検討したいです。
Vidimo veliki potencijal u zajedničkom radu. ヴィーディモ ヴェリキ ポテンツィヤル ウ ザイェドニチュコム ラードゥ 協業に大きな可能性を感じています。
Biste li bili otvoreni za zajednički projekt? ビステ リ ビリ オトヴォレニ ザ ザイェドニチュキ プロイェクト 共同の取り組みにご関心はありますか?
Tražimo partnera u ovom području. トラージモ パルトネラ ウ オヴォム ポドルーチュ この領域でパートナーを探しています。
Mislim da bi se naše snage mogle nadopunjavati. ミスリム ダ ビ セ ナーシェ スナーゲ モグレ ナドプニャヴァティ 互いの強みを補い合えると思います。

nadopunjavati(補い合う)は、互いの足りない部分を補完するニュアンスで協業の場面によく合います。

クロアチア語では丁寧に話すとき、相手を二人称複数の vaš(あなたの)や vam(あなたに)で呼びます。ビジネスではこの形が安全です。

自社の強みと狙いを伝えるフレーズ

協業では、自社が何を提供できるかを明確に示すと信頼につながります。

狙いと提供価値をセットで伝えると、相手も組む意義を理解できます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Ono što mi donosimo jest naša distribucijska mreža. オノ シュト ミ ドノーシモ イェスト ナーシャ ディストリブツィイスカ ムレージャ 当社が提供できるのは販路です。
Cilj nam je zajedno stvoriti novu uslugu. ツィリ ナム イェ ザイェドノ ストヴォリティ ノヴ ウスルグ 狙いは新サービスの共創です。
Mi imamo infrastrukturu, vi imate tehnologiju. ミ イマモ インフラストルクトゥル、ヴィ イマテ テフノロギユ 当社には基盤が、御社には技術があります。
Možemo vam ponuditi pristup tržištu koji još nemate. モジェモ ヴァム ポヌーディティ プリストゥプ トルジシュトゥ コイ ヨシュ ネーマテ 御社にまだない市場への接点を提供できます。
Zajedno možemo napredovati puno brže nego sami. ザイェドノ モジェモ ナプレドヴァティ プノ ブルジェ ネゴ サミ 協業すれば単独より速く動けます。

Ono što mi donosimo(当社が持ち寄れるのは)は、自社の提供価値を切り出す定番の言い回しで、協業の議論でよく登場します。

PoC・実証の進め方を提案するフレーズ

いきなり本格契約ではなく、小さく試すPoC(概念実証)から始めると双方が安心です。

範囲と期間を区切って提案すると、相手も判断しやすくなります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Zašto ne bismo počeli s malim dokazom koncepta? ザシュト ネ ビスモ ポチェリ ス マリム ドカゾム コンツェプタ まず小さなPoCから始めませんか?
Predlažem da prvo pokrenemo tromjesečni pilot. プレドラージェム ダ プルヴォ ポクレネモ トロミェセチュニ ピロト まず3か月の試験運用をしましょう。
Možemo provjeriti ideju na maloj razini. モジェモ プロヴィェリティ イデユ ナ マロイ ラジニ 小規模でアイデアを検証できます。
Kako bi izgledao uspjeh ovog PoC-a? カコ ビ イズグレダオ ウスピェフ オヴォグ ペオツェーア このPoCの成功基準は何でしょう?
Ako pilot uspije, proširit ćemo ga. アコ ピロト ウスピイェ、プロシリト チェモ ガ 試験運用がうまくいけば本格展開します。

Kako bi izgledao uspjeh?(成功はどんな形か)と成功基準を先に確認すると、PoC後の判断で揉めにくくなります。

役割分担を決めるフレーズ

協業では、誰が何を担うかを早めに決めると後のトラブルを防げます。

あいまいなまま進めず、責任範囲を言葉にしておきます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Tko će voditi razvoj? トコ チェ ヴォディティ ラズヴォイ 開発は誰が主導しますか?
Razjasnimo odgovornosti svake strane. ラズヤスニモ オドゴヴォルノスティ スヴァケ ストラーネ 双方の役割を明確にしましょう。
Mi ćemo preuzeti pozadinski dio, možete li vi pokriti sučelje? ミ チェモ プレウゼティ ポザディンスキ ディオ、モジェテ リ ヴィ ポクリティ スーチェリェ 当社が裏側を、御社がUIを担当できますか?
Tko je odgovoran za projekt na vašoj strani? トコ イェ オドゴヴォラン ザ プロイェクト ナ ヴァショイ ストラーニ 御社側の責任者はどなたですか?
Napravimo zajednički plan projekta. ナプラヴィモ ザイェドニチュキ プラン プロイェクタ 共通の計画書を作りましょう。

Tko je odgovoran za projekt?(誰が責任を持つか)は窓口を一本化するのに役立つ尋ね方です。

知財・成果配分を確認するフレーズ

共同開発では、生まれた成果や知的財産の扱いが後で問題になりがちです。

直接的すぎず、しかし明確に確認しておくのが大切です。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Kako ćemo postupati s intelektualnim vlasništvom? カコ チェモ ポストゥパティ ス インテレクトゥアルニム ヴラスニシュトヴォム 知的財産はどう扱いましょうか?
Tko će biti vlasnik rezultata zajedničkog razvoja? トコ チェ ビティ ヴラスニク レズルタータ ザイェドニチュコグ ラズヴォヤ 共同開発の成果は誰に帰属しますか?
Dogovorimo se kako ćemo dijeliti prihod. ドゴヴォリモ セ カコ チェモ ディイェリティ プリホド 収益の分け方を合意しましょう。
Željeli bismo zadržati prava na našu temeljnu tehnologiju. ジェリェリ ビスモ ザドルジャティ プラーヴァ ナ ナーシュ テメリュヌ テフノロギユ 自社の基幹技術の権利は保持したいです。
Trebamo li to prvo staviti u ugovor o povjerljivosti? トレバモ リ ト プルヴォ スタヴィティ ウ ウゴヴォル オ ポヴィェルリヴォスティ まず秘密保持契約を結びましょうか?

intelektualno vlasništvo(知財)や ugovor o povjerljivosti(秘密保持契約、NDA)は、本格的な情報共有の前に必ず触れておきたい語です。

スタートアップに質問するフレーズ

スタートアップと組むときは、技術や実績、資金状況を見極める質問が役立ちます。

相手を試すのではなく、協業の相性を確かめる姿勢で尋ねます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Koji problem rješava vaše rješenje? コイ プロブレム リェシャヴァ ヴァーシェ リェシェニェ 御社の製品はどんな課題を解決しますか?
Koliko je zrela vaša tehnologija u ovom trenutku? コリコ イェ ズレラ ヴァーシャ テフノロギヤ ウ オヴォム トレヌトゥク 技術は現在どの程度の完成度ですか?
Imate li primjere primjene koje možemo pogledati? イマテ リ プリミェレ プリミェネ コイェ モジェモ ポグレダティ 参考になる導入事例はありますか?
Kakav je vaš dosadašnji rast? カカヴ イェ ヴァシュ ドサダシュニ ラスト これまでの成長実績はどうですか?
Kako vam tvrtka poput naše može pomoći u rastu? カコ ヴァム トヴルトカ ポプト ナーシェ モジェ ポモーチ ウ ラストゥ 当社のような企業はどう成長を後押しできますか?

dosadašnji rast(これまでの成長)は、スタートアップが得た手応え(顧客数や売上の伸び)を確かめる頻出表現です。

ピッチ・売り込みのフレーズ

自社をスタートアップとして売り込む側、または相手に提案する側の言い回しです。

短く、価値が伝わる形にまとめると印象に残ります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
U jednoj rečenici, evo čime se bavimo. ウ イェドノイ レチェニツィ、エヴォ チメ セ バヴィモ 一文で言うと、当社はこういう事業です。
Naše rješenje smanjuje troškove do trideset posto. ナーシェ リェシェニェ スマニュイェ トロシュコヴェ ド トリデセト ポスト 当社の製品はコストを最大30%削減します。
Već surađujemo s tri velika klijenta. ヴェチ スラジュイェモ ス トリ ヴェリカ クリイェンタ すでに大手3社と取引しています。
Ono po čemu se izdvajamo jest naša brzina. オノ ポ チェム セ イズドヴァヤモ イェスト ナーシャ ブルジナ 当社の差別化要因は速さです。
Bili bismo odličan partner za vaše inovacijske ciljeve. ビリ ビスモ オドリチャン パルトネル ザ ヴァーシェ イノヴァツィイスケ ツィリェヴェ 御社のイノベーション目標に適した相手です。

Ono po čemu se izdvajamo jest…(差別化要因は〜)は、ピッチで強みを一言で示す便利な型です。

オンライン・メールで協業を進めるフレーズ

初回の打診や資料共有は、オンライン会議やメールで行うことが増えています。

口頭よりも要点を短く区切ると、相手に伝わりやすくなります。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Poslat ću vam jednostranični pregled našeg prijedloga. ポスラト チュ ヴァム イェドノストラニチュニ プレグレド ナーシェグ プリイェドロガ 提案の概要を1枚にまとめてお送りします。
Dopustite da vas provedem kroz našu prezentaciju. ドプスティテ ダ ヴァス プロヴェデム クロズ ナーシュ プレゼンタツィユ 資料をご説明させてください。
Ubacit ću nacrt ugovora o povjerljivosti u chat. ウバツィト チュ ナツルト ウゴヴォラ オ ポヴィェルリヴォスティ ウ チャト 秘密保持契約の案をチャットに送ります。
Možemo li dogovoriti dodatni poziv idući tjedan? モジェモ リ ドゴヴォリティ ドダトニ ポジヴ イドゥチ チェダン 来週フォローの打ち合わせを設定できますか?
Uključit ću našeg voditelja razvoja na idući sastanak. ウクリュチト チュ ナーシェグ ヴォディテリャ ラズヴォヤ ナ イドゥチ サスタナク 次回は研究開発の責任者も同席させます。

uključiti(巻き込む・同席させる)は、関係者を会話に加えるときの定番の動詞です。

次のステップを決めるフレーズ

協業の話は、次に何をするかを決めて初めて前に進みます。

あいまいに終わらせず、担当と期限を確認して締めます。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Koji su sljedeći koraci odavde? コイ ス スリェデーチ コラツィ オダヴデ ここから次のステップは何でしょう?
Sastavimo kratki memorandum o razumijevanju. サスタヴィモ クラトキ メモランドゥム オ ラズミイェヴァニュ 簡単な基本合意書を作りましょう。
Poslat ću sažetak i predloženi vremenski plan. ポスラト チュ サジェタク イ プレドロジェニ ヴレメンスキ プラン まとめと想定スケジュールをお送りします。
Hoćemo li ciljati na pokretanje PoC-a idući mjesec? ホーチェモ リ ツィリャティ ナ ポクレタニェ ペオツェーア イドゥチ ミェセツ 来月のPoC開始を目指しましょうか?
Zadržimo ovaj zamah. ザドルジモ オヴァイ ザマフ この勢いを保ちましょう。

memorandum o razumijevanju(MOU・基本合意書)は、正式契約の前に方向性を確認する文書を指します。

想定シーン|スタートアップへの協業打診

たとえば、有望なスタートアップに協業を持ちかける場面を想定してみましょう。

共通の狙いから入り、PoCを提案する流れが自然です。

クロアチア語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Vidimo veliki potencijal u zajedničkom radu na ovome. ヴィーディモ ヴェリキ ポテンツィヤル ウ ザイェドニチュコム ラードゥ ナ オヴォメ この件での協業に大きな可能性を感じています。
Zašto ne bismo počeli s malim dokazom koncepta? ザシュト ネ ビスモ ポチェリ ス マリム ドカゾム コンツェプタ まず小さなPoCから始めませんか?
Razjasnimo intelektualno vlasništvo i sljedeće korake pisanim putem. ラズヤスニモ インテレクトゥアルノ ヴラスニシュトヴォ イ スリェデーチェ コラケ ピサニム プテム 知財と次の段取りを書面で明確にしましょう。

このように「狙いの共有→PoC提案→知財と次手の確認」と運ぶと、相手も安心して一歩を踏み出せます。

よくある質問

Q. 協業を打診する最初の一言は何がいいですか?

条件からでなく、共通の狙いから入ります。

Rado bismo istražili suradnju s vašim timom.(御社との協業をぜひ検討したい)が使いやすい一言です。

Q. PoCとは何ですか?クロアチア語ではどう言いますか?

Proof of Concept(概念実証)の略で、本格契約の前にアイデアを小さく試す段階です。

クロアチア語では dokaz koncepta と言い、Zašto ne bismo počeli s malim dokazom koncepta? のように提案します。

Q. 知財や成果配分はいつ確認すべきですか?

本格的な情報共有や共同開発に入る前が目安です。

Trebamo li to prvo staviti u ugovor o povjerljivosti?(まず秘密保持契約から)と切り出すと角が立ちません。

Q. クロアチア語で丁寧に話すコツはありますか?

ビジネスでは相手を二人称複数の vi(あなた)で呼び、動詞も複数形にします。

Biste li bili otvoreni…?(〜にご関心はありますか)のように条件法(bismo, biste)を使うと、押しつけがましくならず丁寧です。

まとめ

オープンイノベーションのクロアチア語は、場面ごとの型を持っておくと落ち着いて臨めます。

  • 打診は条件からでなく、共通の狙いと互いの強みの共有から。
  • 本格契約の前に、PoCで小さく試して成功基準を決める。
  • 知財・成果配分は早めに確認し、次のステップを書面で残す。

あとは、協業でよく出る単語をまとめて覚えておくと、本番でフレーズがすっと出てきます。

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