このページは英語SNS・チャット略語の完全辞典です。ブックマーク推奨。
LOL・ROFL・IMO・TBH・NVMなど、テキストチャットで毎秒飛び交う略語を50以上整理しました。
プラットフォーム別使用頻度マトリクス+フォーマル/カジュアル強度表が差別化の核。
海外とチャットする層、SNSコメント欄を読む層、英語メッセ初心者向けの実用辞典です。
英語チャット略語の歴史と進化
90年代AOL起源
英語チャット略語の多くは1990年代のAOL Instant Messenger(AIM)時代に誕生しました。
LOL・BRB・ASLなど、現代も生き残る略語はAIMチャット発祥。
当時はダイヤルアップ接続で打鍵コスト削減の実需から生まれた略語群。
同時期のIRCチャット文化も、独自略語を量産した重要な源流。
インターネット黎明期の効率化ニーズが現代略語の土台になっています。
2000年代SMS世代
2000年代は携帯電話SMSの文字数制限(160字)が略語文化を加速。
TY・NP・CYAなどの超短縮語がこの時代に爆発的定着。
ガラケー時代の入力負担が、略語への依存を高めた構造。
英語圏ティーンの母語能力が「略語会話」を含むようになった転換点。
スマホ時代にフリック入力が普及しても、略語文化は惰性で継続中。
2020年代Discord・TikTok派生
2020年代はDiscord・TikTok・Twitch由来の新略語が主流に。
IYKYK・DEADASS・FRなど、語源が多様化し新略語が続々誕生。
絵文字・emote・GIFとの併用で、略語だけに依存しない表現も増加。
むしろ略語は「通好みの記号」としての役割にシフトしています。
世代別に使われる略語が異なるため、語の鮮度管理が重要です。
最頻出定番10選
LOL / ROFL / LMAO
LOLは”laughing out loud”で「大笑い」、最も有名なチャット略語。
“that’s funny LOL”で「面白い、笑」。
ROFLは”rolling on the floor laughing”で、LOLより強い笑い。
LMAOは”laughing my a**off”でさらに強度高めの笑い。
強度順はLOL < ROFL < LMAO < LMFAOで、場面で使い分けます。
OMG / WTF
OMGは”Oh My God”で、「驚き・感嘆」全般に使えます。
“OMG really?”で「マジで?」。
WTFは”what the f**k”で、「は?何これ?」の強い驚き。
フォーマルな場ではOMGは許容されますが、WTFは避けるのが無難。
バリエーションでWTHは”what the heck”で、WTFの穏健版です。
BRB / BBL / G2G
BRBは”Be Right Back”で、「すぐ戻る」の意。
“BRB, bathroom”で「トイレ、すぐ戻る」。
BBLは”Be Back Later”で、戻りまでやや長めの場合。
G2Gは”Got To Go”で、「もう行かなきゃ」の退出宣言。
BBIABは”Be Back In A Bit”で、中間的な短さを示すバリエーション。
TY / NP / NVM
TYは”Thank You”で、チャットでの定番感謝語。
TYSMは”Thank You So Much”で、強めの感謝表現。
NPは”No Problem”で、TYへの返し定型句。
NVMは”Never Mind”で、「気にしないで・もういい」の意。
“NVM, figured it out”で「もう解決した」と前言撤回にも使えます。
意見表明系
IMO / IMHO / IDK
IMOは”In My Opinion”で、「私の意見では」。
“IMO, this is wrong”で「私的にはこれ違うと思う」。
IMHOは”In My Humble Opinion”で、より謙虚な響き。
IDKは”I Don’t Know”で、「わからない」の頻出略語。
IDTSは”I Don’t Think So”で、「そうは思わない」の否定バージョン。
TBH / NGL / FR
TBHは”To Be Honest”で、「正直なところ」の意。
“TBH I didn’t like it”で「正直好きじゃなかった」。
NGLは”Not Gonna Lie”で、TBHとほぼ同義の「嘘つかず言うと」。
FRは”For Real”で、「マジで」の強調。
“FR FR”と重ねると強度がさらに上がる、Gen Zの常套句です。
DEADASS / OTOH
DEADASSは「マジで・本気で」の強調語で、Gen Z発祥。
“deadass tired”で「ガチで疲れた」。
ニューヨーク発のAAVE由来で、現代全米で定着。
OTOHは”On The Other Hand”で、「一方で」の議論接続語。
フォーマル寄りで、Redditのような議論板で頻用されます。
感情・反応系
SMH / FML / OMFG
SMHは”Shaking My Head”で、「呆れ・失望」を示します。
“SMH at this”で「あきれる」。
FMLは”F**k My Life”で、「もう人生終わった」の自虐的絶望。
OMFGはOMGの強調版で、「マジで驚愕」レベル。
いずれも強い感情を示すので、フォーマル場では使用を避けます。
YOLO / FOMO
YOLOは”You Only Live Once”で、「人生一度きり」の即興行動促進語。
2012年前後にDrakeの楽曲で爆発しましたが、現在はdead meme気味。
FOMOは”Fear Of Missing Out”で、「置いていかれる不安」の心理語。
“FOMO is real”で「FOMOがヤバい」と若者の共感語として定着。
SNS時代の心理を象徴する、現役の感情語彙です。
IKR / SUS
IKRは”I Know, Right?”で、「でしょ!」の強い同意。
“IKR, so annoying”で「ね、ムカつくよね」。
SUSは”suspicious”の略で、「怪しい」の意。
Among Us由来で2020年以降に標準化しましたが、2024年頃から陳腐化傾向。
rizzやdeluluなど、より新しい語に置き換わりつつあります。
文末つけ系
IYKYK(If you know you know)
IYKYKは”If You Know You Know”で、「分かる人には分かる」の意。
内輪ネタや専門話題を投稿する際の定番締め文句。
“Best pizza in town, IYKYK”で「地元最高のピザ、分かる人には分かる」。
排他的になりすぎない程度の親密さを演出する、Gen Z語彙。
TikTokコメント欄で特に頻用される現代典型略語です。
TL;DR(Too long, didn’t read)
TL;DRは”Too Long; Didn’t Read”で、「長すぎて読まなかった」または「要約」。
長文投稿の末尾に”TL;DR: 結論は◯◯”と書くと親切。
Reddit文化から一般化し、現代はビジネス英語でも見かけます。
コロン(;)付きが正式で、TL DRとスペース書きも許容範囲。
情報過多の時代の象徴的略語として定着しました。
PSA / FYI
PSAは”Public Service Announcement”で、「お知らせ・注意喚起」。
“PSA: the store closes early today”で「お知らせ:今日店早閉まり」。
FYIは”For Your Information”で、「参考までに」。
ビジネスメールでも使われる、フォーマル許容の略語。
同義のFYAは”For Your Awareness”でさらにビジネス寄り。
関係性・行動系
DM / PM / @
DMは”Direct Message”で、SNSの個人間メッセージ。
“slide into DMs”で「DMに送る」、恋愛アプローチの定型表現。
PMは”Private Message”で、DMとほぼ同義(旧来の呼称)。
@記号は「メンション・通知」の機能で、”@someone”で呼び出し。
SNSネイティブの必須語彙群です。
RT / QT / MT
RTは”Retweet”で、Twitter/Xの投稿共有機能。
QTは”Quote Tweet”で、引用付きリツイート。
MTは”Modified Tweet”で、編集して引用(現代はあまり使われない)。
Xの仕様変更で機能名が変わりましたが、略語は継続使用。
投稿拡散の3段階を示す語として、SNSユーザーには必修です。
stan / ship / simp(略記)
stanは「熱狂的ファン」で、EminemのStan楽曲由来の語。
“I stan her”で「彼女の大ファン」、動詞用法も確立。
shipは”relationship”の短縮で、「キャラ同士の恋愛を応援する」ファン行為。
simpは「特定女性に尽くしすぎる男」で、2020年以降爆発した語。
いずれもSNSファン文化の核語彙で、使用頻度が高いです。
TikTok・Instagram固有
POV / OOTD / GRWM
POVは”Point Of View”で、「〜視点」のTikTok動画フォーマット。
“POV: you’re late for class”で「遅刻した視点の動画」。
OOTDは”Outfit Of The Day”で、「今日の服装」ファッション投稿。
GRWMは”Get Ready With Me”で、「支度する様子を一緒に」の動画型。
いずれもTikTok・Instagram動画のジャンル名として確立しました。
FYP / For You
FYPは”For You Page”の略で、TikTokのおすすめ画面。
“made it to the FYP”で「FYP入りした=バズった」。
クリエイターの目標であり、視聴者の主要接点。
TikTokのアルゴリズム文化を象徴する略語。
Instagramの同等機能はExplore pageで、”hit the explore”と言います。
IB / DC / recipe IB
IBは”Inspired By”で、「〜に触発された」の出典明記。
“IB: @username”で「◯◯さんの投稿からヒント」。
DCは”Dance Credit”で、ダンス動画の振付元を明記する文化。
“recipe IB”は料理動画で「レシピ元」を示す略語。
クリエイター間のクレジット文化を支える略語群です。
Redditでよく見る略
TIL(Today I Learned)
TILは”Today I Learned”で、「今日知ったこと」の意。
Redditのr/todayilearnedという巨大サブが代表。
“TIL that octopuses have three hearts”で「タコの心臓は3つだと今日知った」。
雑学共有文化の入口として、Reddit学習者の必修語彙。
現代では一般SNSでも使われる、普及略語の1つです。
ELI5(Explain Like I’m 5)
ELI5は”Explain Like I’m 5″で、「5歳児にもわかるように説明して」。
専門的話題を平易に聞く時の定番フレーズ。
Redditのr/explainlikeimfiveはこのコンセプトのサブ。
“ELI5 quantum mechanics”で「量子力学を子供にわかるように」。
教育・情報共有文化の象徴的略語として定着しています。
AITA / OP
AITAは”Am I The A**hole”で、「私が悪いの?」と問う判定系投稿。
r/AmItheAssholeは人間関係ドラマを共有する人気サブ。
OPは”Original Poster”で、「投稿主」の意。
“OP is hiding something”で「投稿主、何か隠してる」。
Reddit文化特有の省略語で、他SNSではあまり使われません。
Discord語彙
VC(Voice Chat)
VCは”Voice Chat”の略で、Discord音声ルームの呼称。
“jump in VC”で「VC入ろう」、ゲーマー間の集合掛け声。
Discord以前はTeamSpeak・Ventriloという専用ソフトの時代。
VCに入る敷居が低くなり、若者の主要な社交場に。
現代のDiscordユーザーは基本的にVC必須の文化圏です。
@everyone / @here
@everyoneはサーバー全員への通知で、乱用するとBAN対象に。
@hereはオンライン中のメンバーだけに通知する穏健版。
“don’t @everyone for this”は定番注意フレーズ。
Discord管理者はこの権限を制限する設定が一般的。
@の使い分けはDiscordエチケットの基本中の基本です。
roles / server
rolesは「役職・ロール」で、Discordサーバー内の階級・色分け機能。
モデ・プロ・初心者などの区別に使われ、コミュニティ運営の要。
serverはDiscordの基本単位で、1つのサーバー=1つのコミュニティ。
“join my server”で「うちのサーバー入って」。
これらのDiscord固有語彙はゲーマーSNS全般に浸透しつつあります。
プラットフォーム別使用頻度
Twitter/X:LOL・IMO・IYKYK多用
Twitter/XはLOL・LMAO・IMO・IYKYKなど、意見・笑い系略語が多用されます。
280字制限から略語依存度が高く、略語文化の中心地。
RT・QTなどプラットフォーム固有語も日常語彙化。
政治・ニュース系投稿ではTBH・NGLで意見を前置きする文化。
X世代の大人も使うため、フォーマルとカジュアルの境界が曖昧。
TikTok:POV・FYP・OOTD
TikTokはPOV・FYP・OOTD・GRWMなど動画ジャンル略語が中心。
コメント欄では”it’s giving”・”no cap”・”delulu”など感情語が主流。
10-20代が主要層で、Gen Z語彙の震源地。
動画フォーマット名そのものが略語化している点が独自文化。
Twitterとは異なる語彙体系で、両プラットフォームの使い分けが必要。
Discord:@・VC・roles
Discordは@・VC・roles・pingなどプラットフォーム機能語が語彙の中心。
ゲーマー・クリエイター系コミュニティで特に活発。
長文議論は少なく、emote・GIF・短い返信が主流。
サーバーごとに独自語彙が発達し、内輪化しやすい。
コミュニティ参加型で、初心者は雰囲気を観察する期間が必要。
Reddit:ELI5・TIL・AITA
RedditはELI5・TIL・AITAなど、議論・質問系略語が独自発達。
長文文化でTL;DRが必須、要約略語が発達した土壌。
OP・editなど投稿管理系語彙も頻出。
匿名性が高く、議論が深まる分、語彙も学術寄りに傾く傾向。
サブごとに独自ルール・用語があり、参加前にリサーチが必要です。
フォーマル/カジュアル強度
職場Slack:OK~FYI OK / LOL avoid
職場Slackではビジネス略語(FYI・ASAP・ETA)は許容範囲。
LOL・LMAOなど感情略語はチーム文化次第で、保守的な職場ではNG。
OMGは驚きとして許容されるが、WTFは絶対に使わない。
PSAや絵文字で代替するのが、プロとしてのライン判断。
上司・クライアント相手ではTY・FYIレベル以外は避ける判断が安全。
友人Messenger:ALL OK
友人間のLINE・WhatsApp・Messengerではほぼ全略語が許容範囲。
LOL・WTF・FMLなど強度高めの語も、関係性次第で問題なし。
Gen Z間ではむしろ略語を使わないと固い印象に。
相手の世代と関係性を見て、強度を調整するのが自然。
親世代にFRやIYKYKを使うと「何それ?」と聞かれがち。
ビジネスメール:基本NG
ビジネスメールではカジュアル略語は基本NG。
FYI・ASAP・ETA・TBD程度のビジネス定着語のみ許容。
LOL・OMGなどは絶対に書かない。
件名・本文ともにフルスペルが基本で、略語は機能語のみに限定。
クライアント相手だと特に厳格で、若手も注意が必要です。
LinkedIn DM:最小限
LinkedInはプロ向けSNSなので、略語は最小限に抑えるのが作法。
FYI・ASAP・TBDくらいまでが許容範囲。
就職・ネットワーキング関連のやり取りで、略語乱用は評価を下げます。
フルスペル英語が基本で、略語は例外扱い。
国際ビジネスでは特に、フォーマル英語力が見られる場です。
日本人学習者の誤用パターン
LMAOを年上に使う
LMAOは”My A**”を含む下品系略語なので、年上・上司には避けるのが鉄則。
LOLの方が無難で、幅広い相手に使えます。
日本人学習者は強度意識が薄く、LMAOを連発しがちな傾向。
“haha”・”lol”で代替すれば、フォーマルとカジュアルの中間が取れます。
相手との関係性を意識した強度選択が必要です。
WTF を家族グループに送る
WTFは”What The F**k”で、家族グループや上司には送らないのが基本。
WTHやOMGが穏健な代替表現として使えます。
日本語の「マジで?」の感覚でWTFを使うと、受け手に強い印象を与えすぎる。
強度を下げた代替語を常にストックしておくのが安全運転。
SNS投稿でも、公開範囲に注意して使い分けるのが賢明です。
FYIの使い所誤解
FYIは「参考までに」の意で、上司や同僚に情報共有する時に使います。
ただし目下や部下に使うと「上から目線」に響く可能性があります。
“FYI, the meeting is at 3″でも、言い方次第では押し付け感が出る。
“Just letting you know”の方が柔らかい代替表現として安全。
略語の文化的含意まで理解するのが、上級者への道です。
まとめ|覚えるべき必修20略語
優先順位
優先学習はLOL・OMG・TY・NP・BRB・IDK・LMK・FYI・ASAP・TBDの10個。
続いてIMO・TBH・NGL・FR・IYKYK・TL;DR・DM・POV・PSA・SMHで20個完成。
この20語で、SNSの8割のやり取りは理解できます。
残りは必要に応じて、出会った時に都度覚えれば十分。
略語は使うより読めることの方が優先順位が高いスキルです。
カジュアル vs フォーマル判断
フォーマル許容はFYI・ASAP・TBD・ETAなどビジネス定着語のみ。
LOL・OMGはカジュアル寄り、WTF・FMLは友人限定。
迷ったらフルスペルで書くのが失敗しない原則。
相手のメッセージ文体をミラーリングするのも有効な戦略。
上司・クライアント相手は略語ゼロが最も安全です。
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Gen Z英語全般は english-slang-genz を参照してください。
ネットミーム語彙は english-slang-meme で深掘り。
ゲーム系チャット略語は english-slang-gaming をどうぞ。
AAVE由来語彙(DEADASS等)は english-slang-aave で扱います。
気が向いたときに1略語ずつ吸収していけば大丈夫です。
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