韓国語のプレゼンで言葉が出てこない原因の多くは、プレゼン特有の語彙不足です。そんな方へ。
導入・展開・図表説明・質疑応答の場面別に単語を押さえると、発表の組み立てが楽になります。
この記事で分かることは次の3つです。
- プレゼンの構成・進行で使う頻出単語
- グラフやデータの増減を表す動詞・名詞
- 質疑応答や時間調整で役立つ語彙
説明は日本語、単語は韓国語のまま、読み方と訳を添えて整理します。
同じ意味でも場面で選ぶ語が変わるので、使い分けの目安も合わせて押さえます。
韓国語のプレゼンは漢字語が多く、日本語と意味が重なる単語も少なくありません。発音のクセに慣れれば、覚える負担は思ったより軽くなります。
プレゼンの構成に関する単語
まずは、プレゼン全体の骨組みを表す語彙です。
導入・本論・結論という流れを表す語を押さえておきます。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 발표 | パルピョ | 発表・プレゼン |
| 도입 | トイプ | 導入 |
| 본론 | ボルロン | 本論 |
| 결론 | キョルロン | 結論 |
| 개요 | ケヨ | 概要・全体像 |
| 주제 | チュジェ | テーマ・話題 |
| 목적 | モクチョク | 目的 |
| 순서 | スンソ | 順序・進行 |
| 핵심 | ヘクシム | 要点・核心 |
| 요약 | ヨヤク | 要約 |
「핵심(要点)」は「最も伝えたい結論」という意味で、締めでよく使います。
「개요(概要)」は冒頭で全体像を示すときに使い、「발표 개요를 말씀드리겠습니다」と切り出せます。
「주제」は話の中身、「목적」は発表のねらいと、場面で使い分けると自然です。
進行・つなぎに使う単語
話題を切り替えたり、順序を示したりするつなぎの語彙です。
これらを挟むと、聞き手が話の流れを追いやすくなります。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 먼저 | モンジョ | まず初めに |
| 다음으로 | タウムロ | 次に |
| 그다음에 | クダウメ | その次に |
| 마지막으로 | マジマグロ | 最後に |
| 넘어가다 | ノモガダ | 次に移る |
| 덧붙이자면 | トップチジャミョン | 付け加えると |
| 예를 들면 | イェルル トゥルミョン | 例えば |
| 다시 말해 | タシ マレ | 言い換えると |
| 정리하자면 | チョンリハジャミョン | まとめると |
| 그러므로 | クロムロ | したがって |
「넘어가다(移る)」は「다음 주제로 넘어가겠습니다」のように、話題転換に使える便利な動詞です。
「먼저・다음으로・마지막으로」を各パートの頭に置くと、聞き手が現在地を見失いません。
「다시 말해(言い換えると)」は、難しい説明を言い直すときに使うと理解の助けになります。
スライド・資料に関する単語
スライドや配布資料を指すときに使う語彙です。
視覚資料を表す語を押さえると、図表の説明が滑らかになります。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 슬라이드 | スルライドゥ | スライド |
| 자료 | チャリョ | 資料 |
| 유인물 | ユインムル | 配布資料 |
| 그래프 | クレプ | グラフ |
| 막대그래프 | マクテグレプ | 棒グラフ |
| 꺾은선그래프 | ッコックンソングレプ | 折れ線グラフ |
| 원그래프 | ウォングレプ | 円グラフ |
| 표 | ピョ | 表 |
| 수치 | スチ | 数値 |
| 도표 | トピョ | 図表 |
「수치(数値)」は具体的な数字を指し、「이 수치를 보시면」のように使います。
グラフの種類は、棒グラフ・折れ線・円グラフを韓国語で言えると説明が滑らかになります。
「슬라이드」は外来語、「자료」は資料全般を指す漢字語で、どちらもプレゼンで頻繁に登場します。
配布資料に触れるときは「유인물을 참고해 주시기 바랍니다(配布資料をご参照ください)」と案内すると親切です。
データの増減を表す単語
グラフの動きを言葉で説明するときの語彙です。
上がる・下がる・横ばい、を一語で言えると説明が引き締まります。
同じ「増える」でも、緩やかな成長は「성장하다」、数値の上昇は「상승하다」と使い分けると正確です。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 증가하다 | チュンガハダ | 増加する |
| 감소하다 | カムソハダ | 減少する |
| 상승하다 | サンスンハダ | 上昇する |
| 하락하다 | ハラカダ | 下落する |
| 성장하다 | ソンジャンハダ | 成長する |
| 급감하다 | クプカマダ | 急減する |
| 정점에 이르다 | チョンジョメ イルダ | 頂点に達する |
| 유지되다 | ユジドェダ | 横ばいになる |
| 변동하다 | ピョンドンハダ | 変動する |
| 두 배가 되다 | トゥ ベガ トェダ | 2倍になる |
「유지되다(横ばいになる)」は「現状を保つ」、「변동하다」は「上下に動く」と、動きの違いを表せます。
「정점에 이르다(頂点に達する)」は「7월에 정점에 이르렀습니다(7月に頂点に達しました)」のように使います。
「급감하다」は「감소하다」より急で唐突な減少を表すので、変化の勢いに応じて選びます。
反対に急な増加を言いたいときは「급증하다(急増する)」が対になる語として便利です。
変化の度合いを表す単語
増減の「大きさ」や「速さ」を補う語彙です。
動詞に副詞や表現を添えると、変化の様子がより正確に伝わります。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 급격히 | クプキョキ | 急激に |
| 점차 | チョムチャ | 徐々に |
| 꾸준히 | ックジュニ | 着実に |
| 약간 | ヤッカン | わずかに |
| 크게 | クゲ | 大幅に |
| 대폭 | テポク | 大幅に・思い切って |
| 대략 | テリャク | おおよそ |
| 약 | ヤク | 約・およそ |
| ~에 비해 | ~エ ピヘ | ~と比べて |
| 추세 | チュセ | 傾向・トレンド |
「급격히 상승하다(急上昇する)」のように、副詞+動詞のセットで覚えると実戦的です。
「크게」と「대폭」は大きな変化を強調する語で、結果を印象づけたいときに効きます。
概数を示す「대략」や「약」は、細かい数字を丸めて伝えるときに便利です。
強調・主張に使う単語
大事な点を際立たせ、聞き手の注意を引く語彙です。
主張を支える語を散りばめると、説得力が増します。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 강조하다 | カンジョハダ | 強調する |
| 주목하다 | チュモカダ | 注目する |
| 지적하다 | チジョカダ | 指摘する |
| 특히 | トゥキ | 特に |
| 장점 | チャンチョム | 利点・強み |
| 이점 | イジョム | メリット |
| 해결책 | ヘギョルチェク | 解決策 |
| 효과 | ヒョグァ | 効果 |
| 영향 | ヨンヒャン | 影響 |
| 결과 | キョルグァ | 結果 |
「강조하다(強調する)」は「이 점을 강조하고 싶습니다(この点を強調したいです)」と切り出すと便利です。
「주목하다(注目する)」は聞き手の視線を引きたいときに使い、「여기에 주목해 주십시오(ここにご注目ください)」と案内できます。
「지적하다」は事実や注意点を「指摘する」ニュアンスで、「한 가지 지적하자면」と使います。
「장점」と「이점」はどちらも利点を表しますが、聞き手が得るものは「이점」がしっくりきます。
あいさつ・締めに使う単語
発表の冒頭と末尾で使う、定型的なあいさつ語彙です。
始まりと終わりの言葉が決まっていると、プレゼン全体が引き締まります。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 참석하다 | チャムソカダ | 出席する |
| 소개하다 | ソゲハダ | 紹介する |
| 시작하다 | シジャカダ | 始める |
| 진행하다 | チネンハダ | 進行する |
| 경청 | キョンチョン | ご清聴 |
| 발표자 | パルピョジャ | 発表者 |
| 청중 | チョンジュン | 聴衆 |
| 마치다 | マチダ | 終える |
「경청(ご清聴)」は「경청해 주셔서 감사합니다(ご清聴ありがとうございました)」と締めで使います。
「발표자(発表者)」と「청중(聴衆)」は、司会進行の場面で役割を示すときに役立ちます。
質疑応答・時間管理の単語
最後に、質疑応答や進行調整で使う語彙です。
質問対応の語をそろえておくと、本番の終盤で慌てません。
| 韓国語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 질의응답 | チリウンダプ | 質疑応答 |
| 질문하다 | チルムナダ | 質問する |
| 답변하다 | タプピョナダ | 回答する |
| 설명하다 | ソルミョンハダ | 説明する |
| 보충하다 | ポチュンハダ | 補足する |
| 추가 질문 | チュガ チルムン | 追加の質問 |
| 나중에 답변드리다 | ナジュンエ タプピョンドゥリダ | 後で回答する |
| 시간이 부족하다 | シガニ プジョカダ | 時間が足りない |
| 마무리하다 | マムリハダ | 締めくくる |
| 간단히 | カンダニ | 手短に |
「답변하다(回答する)」は「그 점에 대해 답변드리겠습니다」という、質疑応答の頻出表現になります。
「질의응답(質疑応答)」はセクションの名前としても使い、「이제 질의응답 시간을 갖겠습니다(これより質疑応答の時間とします)」と切り出せます。
「보충하다(補足する)」は説明を足して「明確にする」語で、「조금 더 보충하자면」と使えます。
時間が押したら「시간이 부족하니(時間が足りないので)」と断り、「마무리하다」で締めに入ります。
覚えた単語を定着させるコツ
プレゼンの語彙は、構成の順番に沿って覚えると引き出しやすくなります。
まず「도입・본론・결론」の3つの箱を意識し、それぞれに使う語を割り当てます。
図表の説明は、増減を表す動詞に副詞を一つ添える練習が効果的です。
たとえば「매출이 점차 증가했습니다(売上が徐々に増加しました)」のように、短い文で口慣らしをします。
慣れてきたら「작년에 비해 크게 상승했습니다(昨年と比べて大幅に上昇しました)」のように、比較の語を足してみます。
質疑応答の語は出番が読みにくいぶん、早めに声に出して準備しておくと安心です。
単語をただ眺めるのではなく、自分の発表テーマに当てはめて例文を作ると、記憶に残りやすくなります。
韓国語の動詞は語尾を「~합니다/~습니다」に変えるだけで丁寧体になるので、原形とセットで覚えると応用が利きます。
よくある質問
「まとめると」はプレゼンで何と言いますか?
「정리하자면」や「결론적으로」が定番です。
最も伝えたい点は「핵심은 ~입니다」と切り出します。
グラフの「急上昇」「横ばい」はどう言いますか?
急上昇は「급격히 상승하다」、横ばいは「유지되다」が自然です。
徐々の増加なら「점차 증가하다」を使います。
「約20%」のように概数を言う表現は?
「약」や「대략」を使います。
「약 20퍼센트」のように数字の前に置きます。
質問に「後で回答します」はどう言いますか?
「그 부분은 나중에 답변드리겠습니다.」が誠実で使いやすい表現です。
追加質問は「추가 질문」と呼びます。
まとめ
プレゼンの語彙は、構成の流れに沿って覚えると本番で引き出しやすくなります。
- 構成は「도입・본론・결론」、つなぎは「먼저・다음으로・마지막으로」。
- 図表の動きは「증가하다・감소하다・유지되다」に「급격히・점차」を添える。
- 質疑応答は「답변하다・보충하다・나중에 답변드리다」を準備しておく。
- 強調の「강조하다・특히」と概数の「약・대략」で説得力を補う。
強調や概数の語まで使えると、同じ内容でも説得力のある発表に近づきます。
単語が頭に入ったら、実際の発表の流れに当てはめて声に出すと定着が早まります。
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