韓国語のビジネス電話フレーズ|取次ぎ・伝言の表現

韓国語

韓国語のビジネス電話は、相手の顔が見えないぶん、言葉選びに迷いがちです。そんな不安を持つ方へ。

電話応対は、場面ごとの「型」を韓国語のフレーズで覚えておくと、本番でも落ち着いて話せます。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 受ける・取り次ぐ・伝言・折り返しなど、場面別に使える韓国語フレーズ
  • 相手が早口でも使える、聞き返しや確認の言い回し
  • 丁寧に切るまでの一連の流れを、ハングル・読み方・日本語訳で確認できる

韓国語のビジネス電話は敬語が基本です。語尾は「ですます」にあたる丁寧な形で統一すると安心です。

特に「~겠습니다」「~드리겠습니다」という謙譲の語尾を使うと、相手を立てた印象になります。

逆に、親しい間柄で使う「~해요」だけで通すと、ビジネスの場では軽く聞こえることもあります。

電話を受けるときのフレーズ

まずは、かかってきた電話に出る最初のひと言です。

会社名と部署を名乗ると、相手も用件を切り出しやすくなります。

韓国語 読み方 日本語訳
네, 영업부입니다. ネ、ヨンオップブイムニダ はい、営業部でございます。
전화 주셔서 감사합니다. チョナ ジュショソ カムサハムニダ お電話ありがとうございます。
무엇을 도와드릴까요? ムオスル トワドゥリルカヨ ご用件を承ります。
실례지만 어디시죠? シルレジマン オディシジョ 失礼ですが、どちら様でしょうか?

「전화 주셔서 감사합니다(お電話ありがとうございます)」は、ビジネス電話の定番の出だしです。

相手の社名を確認したいときは「어디시죠?」とやわらかく尋ねます。

会社の代表番号で出るなら「네, 영업부입니다」のように、部署名を名乗るのが韓国の一般的なマナーです。

個人の携帯で出るときは「여보세요?(もしもし)」から始めても問題ありません。

名乗る・取り次ぐときのフレーズ

次は、自分から名乗ったり、担当者へ取り次いだりする場面です。

取り次ぐ前に「잠시만요(少々お待ちください)」と添えるのが基本です。

韓国語 読み方 日本語訳
안녕하세요, ABC상사의 사토라고 합니다. アンニョンハセヨ、エイビーシーサンサエ サトラゴ ハムニダ こんにちは、ABC商事の佐藤と申します。
김 부장님 계신가요? キム ブジャンニム ケシンガヨ キム部長はいらっしゃいますか?
잠시만 기다려 주세요. 연결해 드리겠습니다. チャムシマン キダリョ ジュセヨ。ヨンギョレ ドゥリゲッスムニダ 少々お待ちください。おつなぎいたします。
담당자에게 연결해 드릴까요? タムダンジャエゲ ヨンギョレ ドゥリルカヨ 担当者におつなぎしましょうか?

「연결해 드리겠습니다」は「おつなぎします」という取り次ぎの決まり文句です。

役職には「님」を付けて「부장님」とすると、敬意のこもった言い方になります。

名乗りの「~라고 합니다」は「~と申します」にあたり、初対面の相手に使う丁寧な形です。

相手が在席か分からないときは「계신가요?(いらっしゃいますか)」と確認してから話を進めます。

用件を確認するときのフレーズ

取り次ぐ前や、話を始める前に用件を確認する場面です。

用件を先に聞いておくと、担当者へスムーズに伝えられます。

韓国語 読み方 日本語訳
어떤 일로 전화하셨나요? オットン イルロ チョナハショッナヨ どのようなご用件でしょうか?
무슨 일이신지 여쭤봐도 될까요? ムスン イリシンジ ヨチョバド トェルカヨ ご用件を伺ってもよろしいでしょうか?
납품 일정에 관한 건입니다. ナップム イルジョンエ クァナン コニムニダ 納品スケジュールに関する件です。
견적서 때문에 연락드렸습니다. キョンジョクソ テムネ ヨルラクトゥリョッスムニダ 見積書の件でご連絡しました。

「어떤 일로 전화하셨나요?」は、相手の用件をていねいに尋ねる言い方です。

自分から用件を切り出すときは「~ 때문에 연락드렸습니다(〜の件でご連絡しました)」が便利です。

「~에 관한 건입니다(〜に関する件です)」は、書類や案件を主語にした少し硬い言い方です。

用件を一文で言えるよう準備しておくと、取り次ぎもスムーズになります。

伝言を預かる・残すときのフレーズ

担当者が不在で、伝言をやり取りする場面です。

名前や番号は、こちらから復唱して取り違いを防ぎます。

韓国語 読み方 日本語訳
메모 남겨 드릴까요? メモ ナムギョ ドゥリルカヨ ご伝言を承りましょうか?
전하실 말씀 있으신가요? チョナシル マルスム イッスシンガヨ お伝えすることはございますか?
전화 왔다고 전해 주시겠어요? チョナ ワッタゴ チョネ ジュシゲッソヨ 電話があったとお伝えいただけますか?
네, 꼭 전해 드리겠습니다. ネ、コク チョネ ドゥリゲッスムニダ はい、必ずお伝えいたします。

「메모 남겨 드릴까요?」は「伝言を承りましょうか」という、受け手側の定番フレーズです。

伝言を確かに伝えると約束するときは「꼭 전해 드리겠습니다」と返すと安心感があります。

自分が伝言を残す側なら「전해 주시겠어요?(お伝えいただけますか)」と依頼の形にします。

復唱するときは「~다고요?」と語尾を上げると、確認のニュアンスが伝わります。

聞き返す・確認するときのフレーズ

相手の声が遠かったり、早口だったりして聞き取れない場面です。

遠慮せず聞き返すほうが、結果的にやり取りが正確になります。

韓国語 読み方 日本語訳
죄송하지만 다시 한번 말씀해 주시겠어요? チェソンハジマン タシ ハンボン マルスメ ジュシゲッソヨ すみませんが、もう一度おっしゃっていただけますか?
잘 안 들려서요. 조금 크게 말씀해 주세요. チャル アン トゥルリョソヨ。チョグム クゲ マルスメ ジュセヨ よく聞こえません。もう少し大きな声でお願いします。
천천히 말씀해 주시겠어요? チョンチョニ マルスメ ジュシゲッソヨ ゆっくり話していただけますか?
성함을 다시 한번 여쭤봐도 될까요? ソンハムル タシ ハンボン ヨチョバド トェルカヨ お名前をもう一度伺ってもよろしいですか?

「다시 한번 말씀해 주시겠어요?」は、丁寧に聞き返す最も使いやすい言い方です。

「잘 안 들려서요(よく聞こえません)」と回線のせいにすると、角が立ちにくくなります。

名前を聞き取れなかったときは「성함을 다시 한번」と、敬語の「성함」を使うと丁寧です。

数字の確認は「~ 맞으신가요?(〜で合っていますか)」と復唱して取り違いを防ぎます。

折り返し・保留をお願いするフレーズ

担当者から後でかけ直してもらったり、保留にしたりする場面です。

都合の良い時間と番号を確認しておくと、折り返しが一度で済みます。

韓国語 読み方 日本語訳
다시 전화 드리라고 전해 주시겠어요? タシ チョナ ドゥリラゴ チョネ ジュシゲッソヨ 折り返しお電話するようお伝えいただけますか?
잠시 후에 다시 걸겠습니다. チャムシ フエ タシ コルゲッスムニダ 少し後でかけ直します。
잠깐만 기다려 주시겠어요? チャムカンマン キダリョ ジュシゲッソヨ 少々お待ちいただけますか?
연락처를 남겨 주시겠어요? ヨルラクチョルル ナムギョ ジュシゲッソヨ ご連絡先を残していただけますか?

「다시 전화 드리라고 전해 주시겠어요?」は、折り返しを依頼する丁寧な言い方です。

保留にするときの「잠깐만 기다려 주시겠어요?」は、語尾を疑問形にするとより柔らかくなります。

自分が折り返す側なら「잠시 후에 다시 걸겠습니다(少し後でかけ直します)」と伝えます。

連絡先を尋ねるときは「연락처를 남겨 주시겠어요?」と、相手の負担にならない聞き方をします。

アポイントを調整するフレーズ

電話で打ち合わせや訪問の日時を決める場面です。

候補日を複数出すと、相手も予定を合わせやすくなります。

韓国語 読み方 日本語訳
언제 시간 괜찮으세요? オンジェ シガン クェンチャヌセヨ いつ頃ご都合がよろしいですか?
다음 주 화요일은 어떠세요? タウム ジュ ファヨイルン オットセヨ 来週の火曜日はいかがですか?
오후 세 시에 찾아뵙겠습니다. オフ セ シエ チャジャベプケッスムニダ 午後3時にお伺いいたします。
일정을 다시 잡아도 될까요? イルジョンウル タシ チャバド トェルカヨ 日程を再調整してもよろしいですか?

「언제 시간 괜찮으세요?」は、相手の都合をうかがう万能のフレーズです。

訪問を伝える「찾아뵙겠습니다」は、相手を立てる謙譲表現で印象が良くなります。

曜日や時間を提案するときは「~은 어떠세요?(〜はいかがですか)」と相手に判断を委ねます。

予定を組み直すときは「일정을 다시 잡다(日程を再調整する)」という言い方が使えます。

丁寧に電話を切るフレーズ

最後に、感謝を伝えて電話を締めくくる場面です。

用件が済んでも、ひと言添えてから切ると印象が良くなります。

韓国語 読み方 日本語訳
바쁘신데 시간 내 주셔서 감사합니다. パップシンデ シガン ネ ジュショソ カムサハムニダ お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。
그럼 잘 부탁드리겠습니다. クロム チャル プタクトゥリゲッスムニダ それでは、よろしくお願いいたします。
좋은 하루 보내세요. チョウン ハル ボネセヨ 良い一日をお過ごしください。
네, 들어가세요. ネ、トゥロガセヨ はい、失礼いたします。

「들어가세요」は電話を切るときの韓国語独特のあいさつで、「お入りください」が転じた表現です。

感謝を表す「시간 내 주셔서 감사합니다」を添えると、丁寧な締めくくりになります。

用件が済んでも、いきなり切らず「그럼 잘 부탁드리겠습니다」とひと言挟むのが自然です。

目上の相手には、相手が切るのを待ってから受話器を置くと、より丁寧な印象になります。

フレーズを身につけるコツ

フレーズは一覧で眺めるだけでは、いざというとき口から出てきません。

おすすめは、場面ごとに2つほど選んで、自分の会社名で声に出す方法です。

受ける・取り次ぐ・切る、という一連の流れを通しで練習すると、本番でも慌てません。

聞き返しのフレーズは、特に優先して練習しておくと安心です。

慣れてきたら、相手の返答を想定して、続くフレーズもつなげてみます。

よくある質問

韓国語の電話で最初に名乗るときの言い方は?

「ABC상사의 사토라고 합니다(ABC商事の佐藤と申します)」のように、会社名のあとに「~라고 합니다」を続けます。

受ける側は「네, 영업부입니다(はい、営業部です)」と部署名を名乗るのが一般的です。

聞き取れなかったとき、失礼にならない聞き返し方は?

「다시 한번 말씀해 주시겠어요?(もう一度おっしゃっていただけますか)」が丁寧で使いやすいです。

「잘 안 들려서요(よく聞こえません)」と回線のせいにすると角が立ちません。

取り次ぎの「少々お待ちください」は何と言いますか?

「잠시만 기다려 주세요」や「잠깐만요」が定番です。

つなぐときは「연결해 드리겠습니다(おつなぎします)」を続けます。

電話を切るときの「들어가세요」とはどういう意味ですか?

直訳は「お入りください」ですが、電話を切るときの「失礼します」にあたるあいさつです。

目上の相手には「들어가세요」、親しい相手には「들어가(くだけた形)」と使い分けます。

まとめ

韓国語のビジネス電話は、場面ごとのフレーズを覚えておくと本番でも慌てません。

  • 受けるときは部署名を名乗り、取り次ぎは「연결해 드리겠습니다」でつなぐ。
  • 伝言は「꼭 전해 드리겠습니다」と約束し、聞き返しは遠慮せず行う。
  • 切るときは感謝を添え、「들어가세요」で丁寧に締めくくる。

あとは、電話でよく出る単語と会話の流れをまとめて覚えておくと、とっさのやり取りでも言葉に詰まりにくくなります。

関連記事:韓国語の電話応対ダイアログ韓国語の電話応対 頻出単語

📚 韓国語をもっと伸ばすなら、まず語彙から。

どんな場面でも、会話の土台になるのは語彙力。韓国語の頻出単語を頻度順に、発音・日本語訳・用例つきでまとめたPDF単語帳です。スキマ時間で効率よく基礎が固められます。

入門編 → 初心者編 の順がおすすめ/2冊セットなら15%お得

タイトルとURLをコピーしました