KPPと理論試験を突破すると、いよいよ実車教習が始まります。
ところが教官(jurulatih)の指示は短く速く、「brek!」「signal!」「kiri!」と矢継ぎ早に飛んできて、英語クラス受講者でも瞬時に動けないことがほとんどです。
本記事は実車教習で頻出するマレー語の号令と、車両操作・場所指示の単語・フレーズ・会話例を一気にまとめた永久保存版です。
長いのでブックマーク推奨です。
この記事で分かること
- JPJ規定の実車教習16時間の構成と進行
- jurulatihの短い号令(brek/clutch/signal/cermin)50語
- 場所指示・方向指示・速度指示のフレーズ30選
- 初日・縦列駐車・坂道発進・路上練習の会話例4本
- 学生車両のL/Pプレート表示と他車との関係
実車教習の全体像
JPJの規定では、Class Dの実車教習は最低16時間とされています。
校内コース8時間+路上8時間が基本構成で、IPBにより細かい内訳が変わります。
1コマは45分〜1時間で、教習生のレベルに応じて教官が組み立てます。
校内コース(8時間)の内容
校内では「基本動作」「縦列駐車(parking parallel)」「3点ターン」「坂道発進(hill start)」「S字カーブ(S-curve)」を反復します。
校内コースの最終課題が「QTI(Qualifying Test)」と呼ばれる校内完走テストです。
このQTIに合格しないと路上教習に進めません。
路上教習(8時間)の内容
路上では実際の公道に出て、信号・ラウンドアバウト・車線変更・追い越しを練習します。
JPJ実技試験のルートを意識した教習ルートが組まれます。
最終段階で模擬試験(pra-ujian)を1〜2回受け、本試験へ進みます。
教習車両の特徴
教習車は前後に赤と白の「L」プレートが貼られています(「Learner」の意)。
車種はトヨタViosやペロドゥアMyviなどのコンパクトカーが主流です。
マニュアル(gear manual)とオートマ(gear auto)の選択は申し込み時に確定します。
jurulatih(教官)の役割と接し方
マレーシアの教習教官は「jurulatih」または「cikgu memandu」と呼ばれます。
JPJ認定の資格を持ち、IPB所属の専属スタッフです。
言語対応の現実
教官の8割はマレー語ネイティブで、英語は片言の人も多めです。
KLとPenangの大手IPBでは英語対応教官を指名できることが多めです。
申し込み時に「boleh pilih jurulatih cakap Inggeris?(英語話せる教官を選べる?)」と確認します。
教官の指示は短く速い
運転中の指示は1〜2語の号令が基本です。
「brek!(ブレーキ)」「pusing kanan!(右折)」「signal!(ウインカー)」など、安全確保のため最短表現で飛んできます。
長文の説明は信号待ちや停車中に行うのが普通です。
教官との相性問題
マレーシアの教習文化では教官交代の希望を伝えやすい空気があります。
怒鳴る・差別的な発言をする教官に当たった場合、受付で「nak tukar jurulatih(教官を変えたい)」と申し出ます。
大手IPBは複数の教官を回す方式を取っており、相性問題が起きにくい設計です。
教習当日の動線(5ステップ)
1回の教習コマは入校から終了まで概ね90分です。
ステップ1:受付と教官マッチング
受付で「nama saya hari ini kelas pukul tiga(私の名前は3時のクラス)」と伝えます。
担当jurulatihが呼ばれ、教習車まで案内します。
初回は教官の名前を聞いておくと次回もスムーズです。
ステップ2:シート・ミラー調整
運転席に座り、シート位置・ミラー・シートベルトを順に調整します。
教官が「cermin sisi naik sikit(サイドミラーを少し上げて)」と細かく指示します。
初日はこの調整に10分以上かかるのが普通です。
ステップ3:エンジン始動と発進
マニュアル車の場合は「clutch tekan, gear satu, perlahan lepas(クラッチ踏んで、1速、ゆっくり離して)」が標準の発進手順です。
オートマ車は「D mode, lepas brek(Dレンジ、ブレーキ離して)」だけで動き出します。
校内コースから始まり、慣れたら路上に出ます。
ステップ4:当日の課題実施
各コマには課題があり、教官が事前に「hari ini kita buat parking parallel(今日は縦列駐車)」のように宣言します。
失敗を繰り返してもよく、教官が止めながら修正点を伝えます。
1コマで1〜2課題が標準です。
ステップ5:振り返り・次回予約
教習終了後、教官が「hari ini OK, esok kita cuba hill start(今日はOK、明日は坂道発進)」のように次回の予告をします。
受付で次回の予約を入れ、教習進捗シート(kad rekod)に教官のサインをもらいます。
校舎を出て終了です。
教習で使うマレー語の基本単語50
教習中に頻出する操作・部位・指示の単語をジャンル別にまとめます。
車両の部位・操作
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| brek | ブレッ | ブレーキ |
| brek tangan | ブレッ・タンガン | サイドブレーキ |
| minyak | ミニャッ | アクセル(口語) |
| pedal minyak | ペダル・ミニャッ | アクセルペダル |
| clutch | クラッチ | クラッチ |
| gear | ギア | ギア |
| gear satu | ギア・サトゥ | 1速 |
| gear undur | ギア・ウンドゥル | リバース |
| stereng | ストレン | ハンドル |
| signal | シグナル | ウインカー |
| lampu | ランプ | ライト |
| kunci | クンチ | キー |
| enjin | エンジン | エンジン |
動作指示
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| tekan | トゥカン | 踏む/押す |
| lepas | ルパス | 離す |
| pusing | プシン | 回す |
| belok | ベロッ | 曲がる |
| berhenti | ブルヘンティ | 止まる |
| jalan | ジャラン | 進む |
| undur | ウンドゥル | バックする |
| perlahan | プルラハン | ゆっくり |
| cepat | チュパッ | 速く |
| laju | ラジュ | スピード/速い |
| angkat | アンカッ | 持ち上げる |
| tukar | トゥカー | 変える |
方向・場所
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| kanan | カナン | 右 |
| kiri | キリ | 左 |
| lurus | ルルス | まっすぐ |
| belakang | ブラカン | 後ろ |
| depan | ドゥパン | 前 |
| sebelah | スブラ | 横/隣 |
| tepi | テピ | 端/脇 |
| tengah | トゥンガ | 真ん中 |
| bukit | ブキッ | 坂 |
| tanjakan | タンジャカン | 上り坂 |
| turunan | トゥルナン | 下り坂 |
課題・場面
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| parking | パーキン | 駐車 |
| parking parallel | パーキン・パラレル | 縦列駐車 |
| tiga penjuru | ティガ・プンジュル | 3点ターン |
| hill start | ヒル・スタート | 坂道発進 |
| S-curve | エス・カーブ | S字カーブ |
| litar dalam | リター・ダラム | 校内コース |
| jalan raya | ジャラン・ラヤ | 公道 |
| lampu isyarat | ランプ・イシャラッ | 信号機 |
| bulatan | ブラタン | ラウンドアバウト |
| laluan | ラルアン | 車線 |
安全確認・教官の頻出語
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| cermin | チュルミン | ミラー |
| tengok | テンゴッ | 見る |
| hati-hati | ハティ・ハティ | 気をつけて |
| bahaya | バハヤ | 危険 |
| OK la | OKラ | OK(カジュアル) |
| salah | サラ | 違う/間違い |
| betul | ブトゥル | 正しい |
| cuba lagi | チュバ・ラギ | もう一回試して |
| sabar | サバール | 落ち着いて |
| relax | リラックス | リラックス |
教習中に使うマレー語フレーズ30選
教官の号令と、自分から教官に話しかける形のフレーズです。
発進・基本動作
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| Tekan clutch, gear satu. | トゥカン・クラッチ、ギア・サトゥ | クラッチ踏んで、1速。 |
| Lepas brek tangan. | ルパス・ブレッ・タンガン | サイドブレーキを離して。 |
| Perlahan tekan minyak. | プルラハン・トゥカン・ミニャッ | ゆっくりアクセル踏んで。 |
| Tengok cermin sisi dulu. | テンゴッ・チュルミン・シシ・ドゥル | まずサイドミラー見て。 |
| Signal kanan, baru pusing. | シグナル・カナン、バル・プシン | 右ウインカー出してから曲がる。 |
方向・指示
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| Pusing kiri di simpang depan. | プシン・キリ・ディ・シンパン・ドゥパン | 前の交差点で左折。 |
| Lurus saja, jangan tukar laluan. | ルルス・サジャ、ジャンガン・トゥカー・ラルアン | まっすぐ、車線変えないで。 |
| Belok kanan sekarang. | ベロッ・カナン・スカラン | 今右に曲がって。 |
| Berhenti di tepi sana. | ブルヘンティ・ディ・テピ・サナ | あそこの脇で止まって。 |
| Pergi ke laluan tengah. | プルギ・ク・ラルアン・トゥンガ | 真ん中の車線に行って。 |
| Masuk bulatan, hati-hati. | マスッ・ブラタン、ハティ・ハティ | ラウンドアバウト入る、気をつけて。 |
速度・安全
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| Perlahankan, terlalu laju. | プルラハンカン、トゥルラル・ラジュ | 減速して、速すぎ。 |
| Tambah sikit, terlalu perlahan. | タンバ・シキッ、トゥルラル・プルラハン | 少し速くして、遅すぎ。 |
| Jaga jarak dengan kereta depan. | ジャガ・ジャラッ・ドゥンガン・クレタ・ドゥパン | 前の車との車間距離を保って。 |
| Lampu isyarat merah, berhenti. | ランプ・イシャラッ・メラ、ブルヘンティ | 信号赤、止まって。 |
| Tengok belakang sebelum tukar laluan. | テンゴッ・ブラカン・スブルム・トゥカー・ラルアン | 車線変更前に後ろを見て。 |
課題・パーキング
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| Hari ini kita buat parking parallel. | ハリ・イニ・キタ・ブアッ・パーキン・パラレル | 今日は縦列駐車をやる。 |
| Mundur perlahan, stereng kanan. | ムンドゥル・プルラハン、ストレン・カナン | ゆっくりバック、ハンドル右。 |
| Saya tak boleh nampak. | サヤ・タッ・ボレ・ナンパッ | 見えません。 |
| Cuba lagi, jangan risau. | チュバ・ラギ、ジャンガン・リサウ | もう一回、心配しないで。 |
| Hill start, brek tangan dulu. | ヒル・スタート、ブレッ・タンガン・ドゥル | 坂道発進、まずサイドブレーキ。 |
| S-curve, perlahan sahaja. | エス・カーブ、プルラハン・サハジャ | S字カーブはゆっくりだけで。 |
受講生からの質問
| マレー語 | カタカナ | 日本語 |
|---|---|---|
| Saya tak faham. | サヤ・タッ・ファハム | 分かりません。 |
| Cikgu, ulang sekali lagi? | チッグ、ウラン・スカリ・ラギ | 先生、もう一度? |
| Saya gugup sikit. | サヤ・グゴッ・シキッ | 少し緊張しています。 |
| Boleh berehat sebentar? | ボレ・ブルレハッ・スブンター | 少し休めますか? |
| Bila kita keluar jalan raya? | ビラ・キタ・クルアー・ジャラン・ラヤ | いつ公道に出るの? |
| Cikgu, saya nak tukar jurulatih. | チッグ、サヤ・ナッ・トゥカー・ジュルラティ | 先生、教官を変えたいです。 |
| Esok pukul berapa kelas? | エソッ・プクル・ブラパ・クラス | 明日は何時のクラス? |
| Saya nak tambah kelas amali. | サヤ・ナッ・タンバ・クラス・アマリ | 実技クラス追加したい。 |
教習場面の会話例(実況中継4本)
「S=jurulatih、C=教習生」と表記します。
会話1:初回・シート調整と発進
場面:Selangorの校内コース、初日午後、Class Dオートマ。
S:Duduk dulu. Tarik kerusi ke depan.
ドゥドッ・ドゥル、タリッ・クルシ・ク・ドゥパン。
まず座って。シートを前に引いて。
C:Sudah. Macam ni betul?
スダ、マチャム・ニ・ブトゥル?
はい。これで合ってる?
S:Cermin sisi naik sikit, supaya nampak ban belakang.
チュルミン・シシ・ナイッ・シキッ、スパヤ・ナンパッ・バン・ブラカン。
サイドミラーを少し上げて、後輪が見えるように。
C:OK. Pakai tali pinggang.
OK、パカイ・タリ・ピンガン。
了解。シートベルト着けます。
S:Tekan brek, tukar gear D, lepas brek tangan.
トゥカン・ブレッ、トゥカー・ギア・D、ルパス・ブレッ・タンガン。
ブレーキ踏んで、Dレンジに、サイドブレーキ離して。
C:Tekan minyak sekarang?
トゥカン・ミニャッ・スカラン?
アクセル踏む?
S:Ya, perlahan saja. Jangan terkejut.
ヤ、プルラハン・サジャ、ジャンガン・トゥルクジュッ。
はい、ゆっくりだけ。驚かないで。
会話2:縦列駐車(parking parallel)の特訓
場面:校内コースの駐車エリア、3回目の挑戦。
S:Hari ini kita ulang parking parallel.
ハリ・イニ・キタ・ウラン・パーキン・パラレル。
今日は縦列駐車を繰り返します。
C:Saya selalu salah pusing stereng.
サヤ・スラル・サラ・プシン・ストレン。
いつもハンドルの回し方を間違える。
S:Macam ni: tepi cone kuning, baru stereng penuh kanan.
マチャム・ニ、テピ・コーン・クニン、バル・ストレン・プヌ・カナン。
こうです、黄色いコーンの脇でやっと右いっぱい。
C:Mundur perlahan ya?
ムンドゥル・プルラハン・ヤ?
ゆっくりバックでいい?
S:Ya. Tengok cermin pandang belakang dulu.
ヤ、テンゴッ・チュルミン・パンダン・ブラカン・ドゥル。
はい、まずルームミラー見て。
C:Stereng penuh kanan, sekarang?
ストレン・プヌ・カナン、スカラン?
ハンドル右いっぱい、今?
S:Tunggu. Bila ban depan lepas cone, baru pusing.
トゥング、ビラ・バン・ドゥパン・ルパス・コーン、バル・プシン。
待って、前輪がコーンを越えたら回す。
会話3:坂道発進(hill start)と路上の入り口
場面:校内の坂道シミュレーション、6回目の教習。
C:Cikgu, hari ini hill start?
チッグ、ハリ・イニ・ヒル・スタート?
先生、今日は坂道発進?
S:Ya. Berhenti di tengah tanjakan, brek tangan tarik.
ヤ、ブルヘンティ・ディ・トゥンガ・タンジャカン、ブレッ・タンガン・タリッ。
はい。坂の真ん中で停止、サイドブレーキを引いて。
C:Macam mana mula semula?
マチャム・マナ・ムラ・スムラ?
どうやって再発進する?
S:Tekan minyak sikit, dengar enjin, baru lepas brek tangan.
トゥカン・ミニャッ・シキッ、デンガル・エンジン、バル・ルパス・ブレッ・タンガン。
アクセル少し踏んで、エンジン音聞いて、それからサイドブレーキ離す。
C:Kereta tak undur kan?
クレタ・タッ・ウンドゥル・カン?
車後ろに下がらないよね?
S:Kalau tekan minyak cukup, tak undur. Cuba.
カラウ・トゥカン・ミニャッ・チュクッ、タッ・ウンドゥル、チュバ。
アクセル十分踏めば、下がらない。試して。
C:OK. Saya rasa boleh.
OK、サヤ・ラサ・ボレ。
了解、できそう。
S:Esok kita keluar ke jalan raya betul.
エソッ・キタ・クルアー・ク・ジャラン・ラヤ・ブトゥル。
明日は実際の公道に出ます。
会話4:路上教習・ラウンドアバウト
場面:Petaling Jayaの幹線道路、12回目の教習で初の大きなラウンドアバウト。
S:Depan ada bulatan besar. Sila masuk laluan kiri.
ドゥパン・アダ・ブラタン・ブサー、シラ・マスッ・ラルアン・キリ。
前方に大きなラウンドアバウト。左車線に入って。
C:Saya nak keluar exit yang kedua.
サヤ・ナッ・クルアー・エクシッ・ヤン・クドゥア。
2番目の出口で出たい。
S:Bagus. Signal kanan masa dalam bulatan.
バグス、シグナル・カナン・マサ・ダラム・ブラタン。
いいですね。ラウンドアバウト内では右ウインカー。
C:Lepas exit kedua, signal kiri?
ルパス・エクシッ・クドゥア、シグナル・キリ?
2番目の出口で左ウインカー?
S:Betul. Ingat tengok cermin sisi dulu.
ブトゥル、インガッ・テンゴッ・チュルミン・シシ・ドゥル。
その通り。先にサイドミラー見るのを忘れずに。
C:Ada motor di sebelah.
アダ・モトー・ディ・スブラ。
横にバイクがいる。
S:Tunggu motor lalu, baru tukar laluan.
トゥング・モトー・ラル、バル・トゥカー・ラルアン。
バイクが通り過ぎてから車線変更。
C:Boleh keluar exit, terima kasih cikgu.
ボレ・クルアー・エクシッ、トゥリマ・カシ・チッグ。
出口出られた、ありがとう先生。
L/Pプレートと教習車のマナー
マレーシアの教習車には法令でプレート表示が義務付けられています。
Lプレート(Learner)
赤字の「L」が白地に書かれたプレートを前後に貼ります。
「Pelajar Memandu」とも併記されることがあります。
これは「教習中」を示すサインで、他車に「急発進・急停止の可能性あり」と警告する役割です。
他車との関係
マレーシアのドライバーはLプレート車にやや寛容で、車線変更時に道を譲る人が多めです。
とはいえKLの渋滞時は容赦のないクラクションも飛んできます。
教官は受講生に「jangan takut clakson(クラクションを怖がるな)」と頻繁に励まします。
P(Probationary)プレートとの混同
JPJ本試験合格直後は「P」プレートに切り替わります。
「P」は2年間の仮免期間中の表示で、運転中の制限は変わらないものの違反時の罰則が重くなります。
教習中のLと、合格後のPを区別して覚えておきます。
関連シーンへの広げ方
校内教習が終わるとQTI(校内完走テスト)が待っています。
本サイトの「JPJ Pre-Test/QTIシミュレータ説明のマレー語」へ進むと、シミュレータ操作と試験前の説明が一気に身に付きます。
「教習所申し込みのマレー語」「KPP(5時間理論講習)受講のマレー語」「路上教習・JPJ実技試験のマレー語」も合わせて読むと、5記事で教習所完走の語彙が揃います。
よくある質問
Q1:教官の指示が早すぎて聞き取れません。どうすればいい?
「cakap perlahan sikit, cikgu(先生、もう少しゆっくり話して)」と素直に伝えます。
マレーシアの教官は受講生からの要望に慣れており、ゆっくり繰り返してくれることが多めです。
毎回同じフレーズが飛んでくるので、最初の2〜3コマで定型号令を覚えてしまえば一気に楽になります。
Q2:オートマとマニュアル、どちらを選ぶべき?
マレーシアの新車市場はオートマが9割を超えており、実用面ではオートマで十分です。
ただしJPJのlesen Dはマニュアル取得が標準で、オートマ限定の「Auto Class D」は別免許扱いになります。
将来商用車や中古車を運転する可能性があれば、マニュアル取得をおすすめします。
Q3:教官と相性が合わない場合は?
受付で「boleh tukar jurulatih?(教官変えられる?)」と申し出れば、大手IPBは別の教官を割り当ててくれます。
怒鳴る・侮辱的な発言をする教官への苦情は、IPB管理者への正式な書面提出も可能です。
教習効果は教官との相性で大きく変わるので、我慢せず早めに伝えるのが得策です。
Q4:教習中に事故を起こした場合、責任は?
教習車にはIPB側の保険が掛かっており、軽微な事故は通常IPBが処理します。
ただし重大な過失(飲酒、無断離席など)の場合は受講生に費用請求が来ることがあります。
申し込み時に「insurans macam mana?(保険はどうなる?)」と確認しておくと安心です。
Q5:追加教習が必要と言われた場合の料金は?
JPJ規定の16時間で完了しないと判断された場合、追加教習は1コマ50〜80リンギが相場です。
大手IPBでは10コマパック(500〜700リンギ)の割引もあります。
追加教習なしで本試験を強行すると、不合格時の再受験料(250リンギ前後)と合わせて結局高くつくため、教官の判断に従うのが現実的です
まとめ
教習中のマレー語は「brek/clutch/signal/pusing kanan/pusing kiri」の基本号令を反射的に聞き取れることが最優先です。
本記事の50語と30フレーズで、jurulatihの短い指示を瞬時に行動に移せる実力がつきます。
校内コース→路上→QTI→本試験の流れを意識して、各段階で必要な語彙を順番に増やしていくのが効率的です。
次は「JPJ Pre-Test/QTIシミュレータ説明のマレー語」へ進むと、校内完走テストとシミュレータ操作の語彙が揃います。


