日本語の音読みと広東語はなぜ似ているのか|「学校のッ」でたどる入声と、ベトナム語漢越音との対応

広東語

「学校」を「ガッコウ」と読むときの小さい「ッ」は、千年前の中国語の子音の名残です。

「学」の音読みガクの終わりは、もとをたどれば -k という子音ひとつでした。

広東語はいまもそれを 學 hok6 と -k のまま発音し、ベトナム語の漢字音も học と保っています。失ったのは普通話のほうです。

この記事では、音読みから広東語の発音を推測するところまで扱います。

表記は繁体字・粤拼(声調番号つき)・カタカナ近似で統一します。カタカナは近似です。

「学校」の小さいッは、千年前の中国語の子音である

「学」はガク、「校」はコウなのに、並べると「ガッコウ」になります。

ガクの「ク」が「ッ」に化けたように見えますが、順序は逆です。

日本語には子音で終わる音節がなかったので、-k に母音を足して「ク」と開いたのです。

複合語で足したほうの母音が落ちると、もとの -k が「ッ」として顔を出します。

広東語は 學 hok6 で -k が残り、ベトナム語は học、普通話は xué で子音の終わりが消えています。

日本語・広東語・ベトナム語は、同じ時代の中国語を別々に受け取り、別々のやり方で保存した三者です。

前提を正確にしておく

面白い対応だからこそ、言い方を一段階まちがえると全部が嘘になります。

同じ祖先ではなく、同じ時代の中国語を別々に受け取った

広東語(粤語)はシナ・チベット語族シナ語派に属する中国語の一分枝です。

ベトナム語はオーストロアジア語族(南アジア語族)で、系統がまったく違います。日本語はそのどちらとも別です。

ベトナム語の所属が確定したのは、フランスの言語学者オードリクール(A.-G. Haudricourt)が1953年から54年に出した二本の論文によります。

それ以前は「声調があるからタイ語の仲間だ」という説も有力でした。

オードリクールは、ベトナム語の声調が語末の子音の消失によってあとから生まれたものだと示しました。

日本語の音読みは中国語からの借用で、呉音は南朝系、漢音は唐代長安音がもとです。

ベトナム語も唐代の中国語音を体系的に借り、漢越音(Hán-Việt)という層を作りました。

日本語とベトナム語は借用する側、広東語は中国語の直系という立場の違いがあります。

似ているのは親戚だからではなく、同じ祖型をそれぞれよく保存しているからです。

変わったのは普通話のほう

広東語がベトナム語に寄ったのではなく、普通話が -p・-t・-k と -m を失ったのです。

因果の向きをまちがえると、このあとの対応表が逆さまに読めてしまいます。

日本語話者が「中国語らしさ」として覚えている反り舌音(zh・ch・sh・r)と兒化も広東語にはありません。

だから広東語は「中国語らしくない」と感じられがちです。この感じ方は主観ですが、理由は音韻の側から説明できます。

普通話との違いの全体像は広東語と北京語は何が違うのかに、東南アジアの言語と似て聞こえる理由は広東語がベトナム語やタイ語に似て聞こえる理由にまとめてあります。

入声とは何か

中古漢語には平・上・去・入という四つの声調区分がありました。

このうち入声だけはピッチの型ではなく音節の終わり方で決まり、-p・-t・-k のいずれかで閉じて息が止まります。

-k なら舌の奥を上あごにつけたところで終わり、開放しません。

日本語話者は「あっ」「はっ」で息を止める感覚を持っているので、この終わり方はむしろ取りやすい部類です。

広東語では、入声が第1声・第3声・第6声という三つの型に振り分けられて残っています。

声調体系そのものの説明は広東語の声調と粤拼に譲ります。

ここからは韻尾ごとに、漢字・広東語・ベトナム語・普通話・音読みの5列で並べます。

-k で終わる字

漢字 広東語(粤拼/カタカナ) ベトナム語(漢越音) 普通話(拼音) 日本語の音読み
hok6/ホッ(ク) học xué ガク・カク
gwok3/グォッ(ク) quốc guó コク
bak1/バッ(ク) bắc běi ホク
luk6/ロッ(ク) lục liù ロク・リク
baak6/バーッ(ク) bạch bái ハク・ビャク
sik6/シッ(ク) thực shí ショク・ジキ
haak3/ハーッ(ク) khách カク・キャク
lik6/リッ(ク) lực リョク・リキ
muk6/モッ(ク) mục モク・ボク
zuk1/ジョッ(ク) trúc zhú チク

横に読むと規則が一本取り出せます。音読みが「ク」「キ」で終わる字は、広東語でも -k で終わります。

複合語で母音が落ちれば、この -k は促音になります。学校がガッコウ、国家がコッカ、六本がロッポンです。

縦に読むと、規則性を失っているのは普通話の列だけだと分かります。

běi・bái・liù には子音の終わりが残らず、声調も四声にばらばらに振り分けられました。

数詞はここでは音の実例にすぎません。数の言い方は広東語の数字と値段で扱っています。

-t で終わる字

漢字 広東語(粤拼/カタカナ) ベトナム語(漢越音) 普通話(拼音) 日本語の音読み
jat1/ヤッ(ト) nhất イチ・イツ
jat6/ヤッ(ト) nhật ニチ・ジツ
cat1/チャッ(ト) thất シチ・シツ
baat3/バーッ(ト) bát ハチ・ハツ
jyut6/ユッ(ト) nguyệt yuè ゲツ・ガツ
gwat1/グァッ(ト) cốt コツ
ceot1/チョッ(ト) xuất chū シュツ
jit6/イッ(ト) nhiệt ネツ
zit3/ジッ(ト) tiết jié セツ

規則は同じ形で取り出せます。音読みが「チ」または「ツ」で終わる字は -t です。

この -t も、複合語のなかで促音として復活します。

「一」はイチですが、「一杯」はイッパイです。イチの「チ」が落ちて、もとの -t が「ッ」として表面に出ています。

「日」はニチで、「日本」はニッポン。「出」はシュツで、「出発」はシュッパツになります。

-p で終わる字

漢字 広東語(粤拼/カタカナ) ベトナム語(漢越音) 普通話(拼音) 日本語の音読み
sap6/サッ(プ) thập shí ジュウ(ジフ)
gap1/ガッ(プ) cấp キュウ(キフ)
daap3/ダーッ(プ) đáp トウ(タフ)
hap6/ハッ(プ) hợp ゴウ(ガフ)
zaap6/ジャーッ(プ) tập シュウ(シフ)
jip6/イッ(プ) nghiệp ギョウ(ゲフ)
gaap3/ガーッ(プ) giáp jiǎ コウ(カフ)

右端の括弧内は歴史的仮名遣いです。この層がいちばん見えにくいのは、-p が現代日本語で「ウ」に化けているからです。

ただし「ウ」に一足飛びで変わったわけではありません。

-p はまず「フ」として受け入れられました。十はジフ、急はキフ、法はハフです。

その後、平安時代に語中・語尾のハ行がワ行に移る変化(ハ行転呼)が起きます。

これで「フ」が「ウ」に変わり、ジフはジウを経てジュウに、ハフはハウを経てホウになりました。

現代の音読みから -p が見えないのは、この二段階を通っているからです。

ここでも複合語では p が復活します。十分がジップン、法度がハット、合戦がカッセンです。

法は表から外しました

「法」は歴史的仮名遣いでハフ、ベトナム語でも pháp なので、-p の仲間に見えます。

ところが広東語だけ faat3 で、韻尾が -t になっています。

唇を使う f- で始まる音節のあとに、同じく唇を使う -p が続くのを避けた変化で、凡 faan4 や 犯 faan6 も同じ理屈です。

つまり音読みから -p を予想して当たらない、数少ない字の一つになります。

表に入れなかった字

「立」「雑」「接」も -p の字ですが、あえて表から外しました。

現代の音読みリツ・ザツ・セツは慣用音で、本則ではないからです。

本則はリフ・ザフ・セフに由来するリュウ・ゾウ・ショウで、建立のコンリュウ、雑木林のゾウキバヤシがその形です。

リツ・ザツ・セツだけ見ると「ツで終わるから -t だろう」と読めてしまい、規則を示す例になりません。

実際の広東語は 立 laap6、雜 zaap6、接 zip3 で、三字とも -p です。

-m で終わる字|普通話が失ったもう一つの区別

普通話が失ったのは入声だけではありません。中古漢語には -m で終わる音節もあり、広東語とベトナム語はこれも保存しました。

漢字 広東語(粤拼/カタカナ) ベトナム語(漢越音) 普通話(拼音) 日本語の音読み
sam1/サム tâm xīn シン
saam1/サーム tam sān サン
gam1/ガム kim jīn キン
naam4/ナーム nam nán ナン
san1/サン tân xīn シン

最後の行の「新」は -n の字で、対比のために並べてあります。

普通話では 心 も 新 も xīn で、まったく同じ音になります。

広東語は sam1 と san1、ベトナム語は tâm と tân で、区別が残っています。

普通話で -m が -n に合流していたことは明代初頭の資料から確認できます。時期には地域差があるので、この幅で押さえれば十分です。

日本語にも痕跡がある

日本語も -m と -n を「ン」に合流させましたが、連声(れんじょう)に名残があります。

「三位」を「サンイ」ではなく「サンミ」と読むのは、「三」がかつて sam だったからです。

語末の m が次の母音とくっついて「ミ」になった、と考えると分かりやすいはずです。

「因縁」のインネン、「天皇」のテンノウは -n 由来で、出てくる音が違います。

-m の字がすべてこう振る舞うわけではないので、例は「三位」に絞ってあります。

音読みから広東語の声調まで当てられるか

韻尾は当てられました。では声調はどこまで当てられるでしょうか。

声調は日本語に受け継がれなかった

日本語の音読みが保存したのは、子音と母音の並び(分節音)だけです。

ピッチは受け継いでおらず、「日本語に広東語の声調が残っている」とは言えません。

ただし音読みで濁る字は低い声調になりやすい、という傾向はあります。ガクの hok6、ニチの jat6、ジュウの sap6 はいずれも第6声です。

これは声調を借りたのではなく、濁音という別の情報から逆算しているにすぎません。

入声の声調を推測する規則は広東語の声調と粤拼のほうで扱っています。

参考までに、朝鮮漢字音は -p と -k を残しますが、-t は -l になります。十は십、八は팔、國は국です。

ベトナム語側の声調とはほぼ例外なく対応する

日本語で消えた声調は、ベトナム語の漢字音にはっきり残っています。

しかも入声にかぎれば、両者の声調はきれいに対応します。

広東語で第6声の字は、ベトナム語ではほぼ必ず nặng(母音の下に点)になります。

漢字 広東語(第6声) ベトナム語(nặng)
hok6 học
jat6 nhật
sap6 thập
luk6 lục
jyut6 nguyệt
baak6 bạch
jip6 nghiệp

反対に、広東語で第1声・第3声の字は、ほぼ必ず sắc(右上がりの記号)になります。

漢字 広東語(第1声・第3声) ベトナム語(sắc)
jat1 nhất
cat1 thất
bak1 bắc
baat3 bát
faat3 pháp
gwok3 quốc
haak3 khách

偶然ではありません。中古漢語では、語頭の子音が濁っていたか澄んでいたかで声調が二組に分かれました。

広東語はその区別を、高い組(第1声・第3声)と低い組(第6声)というピッチの差として保存しました。

ベトナム語は同じ区別を、sắc と nặng という別々の記号として保存しました。

韻尾も見ておきます。ベトナム語の入声韻尾は -p・-t・-c・-ch の四つで、綴りのうえでは -c と -ch が広東語の -k に対応します。

học・quốc・khách の末尾が、それぞれ hok6・gwok3・haak3 の -k にあたります。

声調記号の読み方はベトナム語のアルファベットと声調にまとめてあります。

ただし四声全体では対応が崩れる

この対応をそのまま声調体系の全体に広げると、たちまち破綻します。

漢字 広東語(第4声) ベトナム語(記号なし)
naam4 nam
jan4 nhân
ming4 minh

「南」は広東語で naam4 という低い声調ですが、ベトナム語は nam で記号がつきません。

「人」も jan4 に対して nhân で、やはり無記号です。

鼻音や流音で始まる平声の字で、このずれがまとめて起きます。

声調体系そのものが一致しているわけではありません。

作り方も違い、ベトナム語は声の質(きしみや声門の締まり)が区別に関わりますが、広東語は高さで区別します。

この違いはベトナム語の発音とリスニングで扱っています。

入声が残っていることは系統の証拠にならない

ここまでの対応は「古い形をよく保っている」ことを示すだけです。

もし入声の保存を近縁の証拠にしてよいなら、日本語も朝鮮語も広東語の親戚になってしまいます。

保守性の指標と系統の指標は別物だ、という一線はここで引いておきます。

逆向きの流れ|日本語から広東語に入った言葉

ここまでは中国語から日本語への流れでした。逆方向の流れもあり、こちらは百数十年前からの話です。

和製漢語という大きな層

経済・社会・科学・哲学・共和のような語は、日本で作られた、あるいは日本で意味を変えて中国に渡ったとされます。

「経済」「共和」は中国の古典にも語形があり、どこまでが日本発かは説が分かれます。

いずれにせよ、近代に日本から中国語へ入った経路は広く認められています。

広東語(繁体字) 粤拼/カタカナ 日本語での語
經濟 ging1 zai3/ギン・ジャイ 経済
社會 se5 wui2/セー・ウイ 社会
科學 fo1 hok6/フォー・ホッ(ク) 科学
哲學 zit3 hok6/ジッ(ト)・ホッ(ク) 哲学
共和 gung6 wo4/ゴン・ウォー 共和

日本から中国語へ、中国語から広東語へと渡った語なので、広東語の音で読まれます。

日本語話者から見れば、自分の言語で組み立てた語を広東語の音で読み返している形です。

表の三行目と四行目の後半は、どちらも前半で見た 學 hok6 です。字ごとに覚えておくと、二字語は初見でも半分片づきます。

香港の街で見かける日本語由来の語

近代の学術語だけでなく、もっと新しい生活語も入っています。

広東語(繁体字) 粤拼/カタカナ 日本語での語
放題 fong3 tai4/フォン・タイ 食べ放題
刺身 ci3 san1/チー・サン 刺身
壽司 sau6 si1/サウ・シー 寿司
人氣 jan4 hei3/ヤン・ヘイ 人気
達人 daat6 jan4/ダーッ(ト)・ヤン 達人
素人 sou3 jan4/ソウ・ヤン 素人
卡拉OK kaa1 laai1 ou1 kei1/カー・ラーイ・オウ・ケイ カラオケ

とくに「放題」は、香港では食べ放題そのものを指す看板の語になっています。

たとえば店先に「放題」とだけ出ていれば、食べ放題の店だと見当がつきます。

由来がはっきりしたものだけを挙げ、あいまいなものは入れていません。

逆に日本語に入った広東語

日本語のカタカナ語には、普通話ではなく広東語の音から入ったものがあります。

広東語(繁体字) 粤拼/カタカナ 日本語での語
飲茶 jam2 caa4/ヤム・チャー ヤムチャ
點心 dim2 sam1/ディム・サム 点心・ディムサム
雲吞 wan4 tan1/ワン・タン ワンタン
叉燒 caa1 siu1/チャー・シウ チャーシュー

「ワンタン」は 雲吞 wan4 tan1 の音がほぼそのまま入った形です。

同じものを普通話では 餛飩 húntun と言うので、そちらからこの音は出てきません。

日本の中華料理の語彙に広東語がまぎれているのは、広東出身の人々が国外へ広く出たためです。

料理名と注文の仕方は広東語で飲茶を注文するにまとめてあります。

この対応を学習にどう使うか

ここまでの話を、辞書を引く前の一手にまとめます。

使える範囲

新しい漢字に出会ったら、まず音読みの終わりを見ます。

「ク」「キ」で終われば -k、「チ」「ツ」で終われば -t です。

「ウ」で終わる字は、歴史的仮名遣いで「フ」なら -p の可能性が高いと見ます。

歴史的仮名遣いが出てこなくても、複合語で促音になる字なら入声だと判断できます。

覚える単位を単語ではなく「字」にすると、ほかの語にそのまま転用が効きます。

調音の練習は日本語話者のための広東語の発音が向いています。

使えない範囲

母音の対応は規則的ではありません。ホクが bak1、モクが muk6 と、同じ「オク」でも広東語側は揃いません。

声調は当たりをつけられても確定はできません。濁る字が低くなりやすいのは傾向であって、例外があります。

慣用音の例外もあり、立・雑・接のように現代の音読みだけでは別の韻尾に見える字が一定数あります。

そもそも音読みが存在しない語もあります。唔 m4(〜でない)、係 hai6(〜である)、嘅 ge3(〜の)、咗 zo2(〜した)といった口語字です。

話し言葉でいちばん多く出るのは、まさにこの層です。広東語の書き言葉と話し言葉もあわせてどうぞ。

この方法は韻尾の見当をつける道具で、辞書の代わりにはなりません。

全体の順路は広東語の学習ガイドにあります。

よくある質問

日本語と広東語は同じ系統の言語ですか?

違います。広東語はシナ・チベット語族シナ語派の一員で、中国語の直系です。

日本語はその系統に属さず、中国語から音読みという層を借りた側です。

似ているのは、同じ中古漢語という祖型を別々に保存しているからです。

なぜ普通話だけ入声がないのですか?

音節の終わりの子音を失ったからです。-p・-t・-k がすべて消え、入声という区分自体がなくなりました。

行き場を失った字は四声のあちこちに振り分けられ、同じ音から来た字でも声調はばらばらになりました。

広東語が変わったのではなく普通話が変わった、という向きで理解すると混乱しません。

ベトナム語と広東語は似ていますか?

語族が違います。ベトナム語はオーストロアジア語族(南アジア語族)、広東語はシナ・チベット語族です。

似て聞こえる理由は説明できます。どちらも -p・-t・-k で音節が切れ、-m で終わる音節を持つからです。

ただし声調の作り方は決定的に違い、ベトナム語は声の質が、広東語は高さが区別に関わります。

音読みから広東語の発音は必ず分かりますか?

韻尾はおおむね当たります。「ク・キ」なら -k、「チ・ツ」なら -t、歴史的仮名遣いの「フ」なら -p です。

母音と声調は当たりません。広東語側の母音は揃わず、声調は日本語に受け継がれていないからです。

慣用音の例外もあるので、最後は辞書で確認してください。確認を速くする道具、という位置づけが実際的です。

日本語の音読みは広東語から来たのですか?

違います。呉音は南朝系の音、漢音は唐代長安音がもとで、広東語から借りたものではありません。

広東語のほうは同じ中古漢語を直接受け継いだ側で、借りたのではなく変化してきました。

だから 學 とガクは対応しますが、同じではありません。三者が同じ祖型を別々に保存している関係です。

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