オランダ語の海外出張頻出単語|出張・会議のボキャブラリー

オランダ語

オランダ出張では、決まったオランダ語の単語が場面ごとに繰り返し出てきます。

これは観光ではなく、商談や客先訪問をこなす業務の渡航です。だからこそ、ビジネス文脈の頻出語をテーマ別に押さえておくと動きやすくなります。

オランダは英語も通じる国ですが、空港の案内表示やレストランのメニュー、領収書はオランダ語表記のことも多いので、基本語を知っておくと迷いません。

この記事では、出張でよく出るオランダ語の単語と熟語を7つのテーマに分けて並べます。

  • 出張手配・日程にまつわる語
  • 空港・入国(業務)にまつわる語
  • ホテル・宿泊にまつわる語
  • 客先訪問・会議にまつわる語
  • 会食・接待にまつわる語
  • 移動・交通にまつわる語
  • 経費・報告にまつわる語

各表のあとに、使い方やニュアンスの注意点を短く添えます。

出張手配・日程にまつわる単語

まずは、出張の計画や手配の段階で出てくる語です。

「reis(ライス)」は旅・出張、「afspraak(アフスプラーク)」は約束を指す重要語です。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
zakenreis ザーケンライス 出張
reisschema ライススヘーマ 旅程・行程表
boeking ブーキング 予約
vertrek フェルトレック 出発
aankomst アーンコムスト 到着
agenda アヘンダ 予定・議題
dagvergoeding ダッハフェルフーディング 日当(出張手当)
reisbeleid ライスベライト 出張規程

「dagvergoeding(ダッハフェルフーディング)」は「1日あたりの手当」を表し、出張規程の話でよく登場します。英語の per diem に当たる語です。

「agenda(アヘンダ)」はオランダ語で「予定表・スケジュール帳」も「会議の議題」も指す多義語なので、文脈で判断します。

「boeking(ブーキング)」と「reservering(レセルフェリング)」はほぼ同義ですが、前者は航空券やホテル全般、後者はレストランや席の予約で使われやすい語です。

空港・入国(業務)にまつわる単語

スキポール空港と入国審査では、業務渡航ならではの語が出てきます。

「douane(ドゥアーネ)」は税関、「overstap(オーフェルスタップ)」は乗り継ぎを指します。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
instapkaart インスタップカールト 搭乗券
paspoortcontrole パスポールトコントローレ 入国審査
douane ドゥアーネ 税関
aangifte アーンヒフテ 申告
overstap オーフェルスタップ 乗り継ぎ
bagageband バハージュバント 手荷物受取所
zakenvisum ザーケンフィズム 商用ビザ
uitnodigingsbrief アウトノーディヒングスブリーフ 招へい状

「uitnodigingsbrief(アウトノーディヒングスブリーフ)」は招へい状を指し、入国審査で渡航目的を裏づける書類として聞かれることがあります。

「overstap(オーフェルスタップ)」は乗り継ぎそのものを指し、「lange overstap」なら待ち時間が長いことを表します。スキポールは乗り継ぎ拠点として有名です。

ホテル・宿泊にまつわる単語

出張先のホテルで、業務に必要な範囲で使う語です。

「inchecken(インチェッケン)」や「voorzieningen(フォールズィーニンゲン)」のほか、領収書を指す「factuur(ファクトゥール)」が経費の要になります。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
reservering レセルフェリング 予約
inchecken インチェッケン チェックイン
uitchecken アウトチェッケン チェックアウト
receptie レセプツィ フロント・受付
businesscentrum ビズネスセントルム ビジネスセンター
voorzieningen フォールズィーニンゲン 備品・設備
roomservice ルームセルフィス ルームサービス
factuur ファクトゥール 領収書・請求書

日本語の「フロント」はオランダ語では「receptie(レセプツィ)」と言います。受付係は「receptionist(レセプツィオニスト)」です。

「businesscentrum(ビズネスセントルム)」はプリンターや会議スペースを備えた施設で、出張者には便利な設備です。経費精算では正式書類の「factuur」を必ずもらいます。

客先訪問・会議にまつわる単語

取引先の訪問と会議で、中心になる語です。

「afspraak(アフスプラーク)」は約束、「vergadering(フェルガーデリング)」は会議を指す必須語です。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
afspraak アフスプラーク (面会の)約束
klant クラント 取引先・顧客
hoofdkantoor ホーフトカントール 本社
visitekaartje フィズィテカールチェ 名刺
vergadering フェルガーデリング 会議
in het echt イン ヘット エヒト 直接会って・対面で
bedrijfsbezoek ベドライフスベゾーク 現地視察・企業訪問
opvolging オップフォルヒング 追っての対応・後追い

名刺はオランダ語で「visitekaartje(フィズィテカールチェ)」、または短く「kaartje(カールチェ)」とも言います。

「in het echt(イン ヘット エヒト)」は「対面で・実際に」を強調する語で、出張の意義そのものを表すフレーズによく使われます。

会食・接待にまつわる単語

出張中の会食や接待で出てくる語です。

「gastheer(ハストヘール)」は招く側、「gastvrijheid(ハストフライハイト)」はもてなしを指します。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
zakendiner ザーケンディネー 会食
gastheer ハストヘール 招く側・主催者
gast ハスト 招かれる側
gastvrijheid ハストフライハイト もてなし
reservering レセルフェリング (店の)予約
specialiteit スペシアリテイト 名物・得意料理
de rekening デ レーケニング 勘定・会計
trakteren トラクテーレン おごる・ごちそうする

「Ik trakteer.(イク トラクテール)」で「私のおごりです」となり、会計を申し出る定番表現です。

会計は「de rekening(デ レーケニング)」と言い、店で頼むときは「De rekening, alstublieft.(お会計をお願いします)」が使えます。割り勘は「ieder voor zich(イーデル フォール ズィッハ)」と表現します。

移動・交通にまつわる単語

出張先での移動に使う、業務上必要な範囲の語です。

「pendelbus(ペンデルブス)」は送迎バス、「tarief(ターリーフ)」は運賃を指します。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
taxistandplaats タクシスタントプラーツ タクシー乗り場
pendelbus ペンデルブス 送迎バス
tarief ターリーフ 運賃
huurauto ヒュールアウト レンタカー
spits スピッツ 混雑時間帯・ラッシュ
routebeschrijving ルーテベスフライフィング 道順・案内
tram トラム 路面電車
geschatte tijd ヘスハッテ タイト 所要見込み時間

「spits(スピッツ)」は朝夕のラッシュアワーを指し、「avondspits」なら夕方の渋滞時間帯です。アムステルダムでは「tram(トラム)」が移動の主役です。

空港の送迎バスは「luchthavenpendelbus(ルフトハーフェンペンデルブス)」と呼ばれ、無料の場合もあるので確認する価値があります。

経費・報告にまつわる単語

帰国後の経費精算と出張報告で出てくる語です。

「onkosten(オンコステン)」は経費、「vergoeding(フェルフーディング)」は立て替えの払い戻しを指します。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
onkosten オンコステン 経費
onkostendeclaratie オンコステンデクララーツィ 経費精算書
vergoeding フェルフーディング 払い戻し・立替精算
bonnetje ボンネチェ レシート・領収書
toelage トゥーラーヘ 手当
reisverslag ライスフェルスラッハ 出張報告書
samenvatting サーメンファッティング 要約・まとめ
terugkoppeling テルフコッペリング (帰任後の)報告・共有

「onkostendeclaratie(オンコステンデクララーツィ)」は経費精算書を指す長い語ですが、精算では避けて通れない単語です。

「terugkoppeling(テルフコッペリング)」は出張から戻ってチームに結果を共有することを指し、報告の場面でよく使われます。直訳は「フィードバック・折り返しの報告」です。

「toelage(トゥーラーヘ)」は手当全般を指す語で、宿泊や食事に対する補助を表すときにも使われます。

覚えた語を会話につなぐコツ

単語を並べただけでは、本番で口から出てきません。

頻出語は、よく組む「型」とセットで覚えると定着します。短い文ごと暗記しておきましょう。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 日本語訳
Ik heb een afspraak met mevrouw Bakker. イク ヘップ エン アフスプラーク メット メフラウ バッケル バッカーさんと約束しています。
Mag ik een factuur voor mijn onkosten? マッハ イク エン ファクトゥール フォール マイン オンコステン 経費精算用に領収書をいただけますか?
Fijn om elkaar in het echt te ontmoeten. ファイン オム エルカール イン ヘット エヒト テ オントムーテン 直接お会いできてうれしいです。
Ik geef mijn team na de reis een terugkoppeling. イク ヘーフ マイン ティーム ナー デ ライス エン テルフコッペリング 出張後にチームへ報告します。

「een factuur voor mijn onkosten」のように、単語+前置詞のかたまりで覚えると応用が利きます。

また、似た意味の語は使い分けの軸を一緒に覚えておくと混乱しません。

オランダ語 読み方(カタカナ発音) 使い分けの軸
vertrek / aankomst フェルトレック / アーンコムスト 前者は出発、後者は到着
gastheer / gast ハストヘール / ハスト 前者は招く側、後者は招かれる側
onkosten / vergoeding オンコステン / フェルフーディング 前者は経費そのもの、後者はその払い戻し
factuur / bonnetje ファクトゥール / ボンネチェ 前者は正式な領収書、後者はレジの簡易レシート

反対の意味や書類の種類のペアでまとめると、相手の発言の意図もすばやくつかめます。

よくある質問

Q. 出張のオランダ語単語はどこから覚えればいいですか?

まずは「afspraak」「vergadering」「factuur」など出番の多い語から始めます。

そのあと手配・入国・会食・経費とテーマを広げると、無理なく語彙が増えます。

Q. 「dagvergoeding」とは何ですか?

出張中に1日あたりで支給される手当(日当)を指します。英語の per diem に当たります。

会社の出張規程(reisbeleid)の話でよく出てくる語です。

Q. 名刺はオランダ語で何と言いますか?

「visitekaartje(フィズィテカールチェ)」が一般的です。

会話では短く「kaartje(カールチェ)」と言うこともよくあります。

Q. 「factuur」と「bonnetje」の違いは?

「factuur」は会社名や金額が記載された正式な領収書・請求書を指します。

「bonnetje」はレジで出る簡易レシートで、経費精算には「factuur」を頼むのが確実です。

まとめ

オランダ出張のオランダ語単語は、業務の流れに沿ってテーマ別に覚えるのが近道です。

  • 手配・入国・宿泊・訪問・会食・移動・経費の7テーマで語彙を整理する。
  • 単語は前置詞や決まり文句とセットで覚え、そのまま口に出せる形にする。
  • 「dagvergoeding」や「vergoeding」など、経費まわりの語も概念ごと押さえる。

語彙が増えたら、あとは実際の会話の流れで使ってみると一気に身につきます。

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