韓国語のファシリテーション頻出単語|会議運営のボキャブラリー

韓国語

韓国語の会議で進行役を務めるとき、フレーズだけでなく「進行に特有の単語」を知っているかどうかで理解度が変わります。

ファシリテーション(進行)の世界には、안건(議題)や진행자(進行役)のように決まった呼び方を持つ言葉が数多くあります。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 会議進行で頻出する韓国語の単語をカテゴリ別にまとめて確認できる
  • それぞれの読み方と日本語訳がそろっているので、聞き取りと発話の両方に使える
  • 進行役が言われたとき・言うときに知っておきたい語彙が一通りそろう

参加者として発言する単語ではなく、議事を回す側が押さえておきたい語彙を中心に集めました。

会議運営の基本ボキャブラリー

まずは、会議そのものの構造を表す基本語です。

進行役はこれらの単語を使って、会議の枠組みを参加者に説明します。

韓国語 読み方 日本語訳
진행자 ジネンジャ 進行役・司会者
안건 アnゴn 議題
목표 モkピョ 目的・ゴール
참석자 チャmソkチャ 出席者
참가자 チャmガジャ 参加者
회의록 フェイロk 議事録
정족수 チョンジョkス 定足数
회의 フェイ 会議

회의록(議事録)は「회의(会議)+록(録)」で、会議の記録を指す定番の単語です。

参加人数を表す정족수(定足数)は、決議の有効性を確かめる場面で出てきます。

목표と안건の違いも押さえておきます。

목표は会議全体で達成したいゴール、안건はそのために話す項目を指します。

「오늘 안건은(本日の議題は)」と切り出すと、進行役らしい入りになります。

進行・場をコントロールする単語

議事を前に進めたり、流れを整えたりする動作を表す語です。

進行役が最も頻繁に使うグループといえます。

韓国語 読み方 日本語訳
시작하다 シジャカダ 始める・開始する
진행하다 ジネンハダ 進行する・取り仕切る
이끌다 イックrダ 導く・引っ張る
마무리하다 マムリハダ 締めくくる
넘어가다 ノモガダ 次に進む
정리하다 チョンリハダ 整理する・まとめる
다시 다루다 タシ タルダ 後で再び扱う
보류하다 ボリュハダ いったん保留にする

보류하다は「課題をいったん置いておく」意味で、脱線を扱うときの基本動詞です。

진행하다と이끌다はどちらも進行に関わりますが、ニュアンスが異なります。

진행하다は中立的に取り仕切る、이끌다は前に引っ張るという違いがあります。

発言を促す・意見に関する単語

参加者から意見を引き出す場面で使う語です。

進行役は発言の偏りを防ぐため、これらの言葉で水を向けます。

韓国語 読み方 日本語訳
의견 ウィギョn 意見
피드백 ピドゥベk 反応・意見
관점 クァnジョm 視点・観点
견해 キョnヘ 見解
제안하다 ジェアnハダ 提案する
발언하다 パロnハダ 発言する
덧붙이다 トッブチダ 付け加える
발언권 パロnクォn 発言権

발언권(発言権)は「발언(発言)+권(権)」で、誰が話す番かを整理するときに役立つ語です。

제안하다(提案する)は、参加者にアイデアを出してもらう場面でよく耳にします。

의견と견해も似ていますが、使い分けがあります。

의견は気軽な「意見」、견해はやや形式ばった「見解」というニュアンスです。

덧붙이다(付け加える)は、誰かの発言に補足するときの自然な動詞です。

議論を整理・要約する単語

出てきた意見をまとめ、論点を整える場面の語です。

議論が散らかったとき、進行役はこれらを使って交通整理します。

韓国語 読み方 日本語訳
요약하다 ヨヤカダ 要約する
명확히 하다 ミョンファキ ハダ 明確にする
맞추다 マッチュダ 認識をそろえる
우선순위 ウソnスnウィ 優先順位
좁히다 チョピダ 絞り込む
핵심 ヘkシm 要点・核心
요점 ヨッチョm 要点
딴 얘기 ッタn イェギ 脱線・本筋から外れた話

딴 얘기로 새다(話が脱線する)は、進行役が軌道修正する前提となる表現です。

맞추다(そろえる)は、인식을 맞추다(認識をそろえる)の形で頻繁に使われます。

좁히다(絞り込む)は、選択肢が多すぎるときに논의를 좁히다(議論を絞る)として役立ちます。

合意形成・意思決定の単語

議論を結論へ導く場面で使う語です。

進行役は合意を可視化するため、これらの単語で決定を確定させます。

韓国語 読み方 日本語訳
합의 ハブィ 合意
동의 トンウィ 同意
타협 タヒョp 妥協・折衷
절충안 チョrチュンアn 折衷案・中間案
이견 イギョn 異論・反対意見
표결 ピョギョr 採決・票決
거수 コス 挙手
의사 결정 ウィサ キョrチョン 意思決定

절충안(折衷案)は対立を解くときの鍵となる語で、合意形成の場面でよく登場します。

거수(挙手)は표결(採決)の一手段で、その場で賛否を可視化するときに使われます。

이견(異論)は、반대(反対)よりやわらかく「異なる意見」を指すニュアンスがあります。

アクション・フォローアップの単語

決まったことを実行に移す場面で使う語です。

進行役は担当と期限を明確にするため、これらの言葉を使います。

韓国語 読み方 日本語訳
실행 항목 シレン ハンモk 実行すべきタスク
담당자 タmダンジャ 担当者
배정하다 ベジョンハダ 割り当てる
마감일 マガミr 締切
후속 조치 フソk チョチ 後追いの対応
다음 단계 タウm タnゲ 次の段取り
결과물 キョrクァムr 成果物
일정 イrチョン 工程・予定

실행 항목(タスク)と담당자(担当者)はセットで使われることが多く、「誰が何をやるか」を明確にする要となる語です。

결과물は「提出すべき成果物」を指す名詞です。

「이 일의 결과물은 뭔가요?(このタスクの成果物は何ですか)」のように、成果を確認するときに使えます。

時間管理・脱線対応の単語

時間を区切ったり、脱線を扱ったりする場面の語です。

進行役の時間感覚を支えるグループといえます。

韓国語 読み方 日本語訳
시간 확인 シガn ファギn 時間の確認
시간 초과 シガn チョグァ 時間の超過
보류 목록 ボリュ モンノk 後で扱う課題リスト
따로 논의 ッタロ ノヌィ 会議外で個別に相談
주제에서 벗어남 ジュジェエソ ボソナm 本題から外れること
시간 배분 シガn ベブn 時間配分
연장 ヨnジャン 延長
여유 시간 ヨユ シガn 予備の時間

따로 논의(別途相談)は「会議外で個別に話す」意味で、全員の時間を奪わないための定番表現です。

オンライン会議特有の単語

ZoomやMicrosoft Teamsでの進行に欠かせない語です。

進行役はこれらを使って、オンライン特有の混線を整理します。

韓国語 読み方 日本語訳
음소거 ウmソゴ ミュート・消音
음소거 해제 ウmソゴ ヘジェ ミュート解除
손들기 ソnドゥrギ 挙手機能
화면 공유 ファミョn コンユ 画面共有
소회의실 ソフェイシr 小部屋・分科会
채팅창 チェティンチャン チャット欄
호스트 ホストゥ 主催者・ホスト
끊김 ックnギm 遅延・途切れ

소회의실(小部屋)は少人数に分けて議論させる機能で、進行役が大人数会議を回すときに役立ちます。

「음소거되어 있어요(ミュートになっています)」は、相手のマイクが切れているときの定番の声かけです。

進行役がこの一言を添えるだけで、発言の取りこぼしを防げます。

判断・状態を表す進行ボキャブラリー

議論の状態や判断の度合いを表す語も、進行役には欠かせません。

「決まったのか、保留なのか」を正確に言い分けるために使います。

韓国語 読み方 日本語訳
보류 중 ボリュ ジュン 保留中
확정하다 ファkチョンハダ 最終決定する
잠정적 チャmジョンジョk 暫定的な
순조롭다 スnジョロpタ 順調だ
걸림돌 コrリmトr 進行を妨げる要因
범위 ボムウィ 対象範囲
중간 목표 ジュンガn モkピョ 節目・中間目標
현황 ヒョnファン 現状・進捗

걸림돌(妨げる要因)は「進行を止めている問題」を指し、進捗会議で課題を共有するときによく使われます。

잠정적(暫定的な)は、まだ確定していない案を示すときに便利な形容詞です。

현황(現状)は、회의 시작 시 진행 현황(会議冒頭の進捗状況)を共有する場面でよく出てきます。

会議の種類・進行スタイルの単語

最後に、会議の形式そのものを表す語をまとめます。

どんな会議を進行しているかを言葉にできると、参加者と前提を共有しやすくなります。

韓国語 読み方 日本語訳
주간 회의 ジュガn フェイ 週次会議
착수 회의 チャkス フェイ キックオフ・開始会議
회고 회의 フェゴ フェイ 振り返り会
워크숍 ウォクショp 体験型の会合
원탁 회의 ウォnタk フェイ 円卓・対等な討議
점검 회의 チョmゴm フェイ 状況確認の会議
결과 보고 キョrクァ ボゴ 事後の報告・総括
일대일 면담 イrデイr ミョnダm 1対1の面談

회고 회의(振り返り会)はプロジェクト終了後の振り返りを指し、進行役が改善点を引き出す場でよく使われます。

よくある質問

会議の単語は普通のビジネス韓国語と何が違いますか?

ここで扱うのは進行に特化した語彙で、보류 목록(課題リスト)や정족수(定足数)のように会議運営でよく使う表現が含まれます。

一般的なビジネス韓国語よりも、議事を回す場面に直結している点が特徴です。

회의록 はどう使いますか?

会議の記録を指す名詞で、「회의록을 작성하다(議事録を作成する)」のように使います。

会議後に共有する文書を指すので、進行役が締めの場面で口にすることが多い語です。

보류하다 と 보류 목록 の関係は?

보류하다は動詞で「いったん保留にする」、보류 목록は名詞で「後で扱う課題のリスト」を指します。

「그건 보류 목록에 넣어 두죠(それは課題リストに入れておきましょう)」のようにセットで使えます。

합의 と 동의 はどう違いますか?

합의は関係者全体の「合意」、동의は個人が示す「同意」というニュアンスがあります。

「합의에 이르다(合意に至る)」のように、最終的なまとまりを表すときは합의を使います。

まとめ

ファシリテーションの語彙は、進行の場面ごとに整理して覚えると定着しやすくなります。

  • 運営・進行・発言促しの基本語をまず押さえる。
  • 보류 목록や절충안など、会議運営でよく使う表現を意味とセットで覚える。
  • オンライン会議や会議の種類を表す語まで広げると、どんな進行にも対応しやすい。

単語が頭に入ったら、実際の進行フレーズや会話の流れと組み合わせると、本番でさらに言葉が出やすくなります。

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