英語の評価面談ダイアログ|パフォーマンスレビューの会話例

英語

英語の人事評価(performance appraisal)は、フレーズ単体で覚えても、実際の会話の流れがイメージできないと不安が残ります。

そこでこの記事では、上司と部下の評価面談を「会話の往復」として3場面に分けて紹介します。

この記事で分かることは次の3つです。

  • 面談の導入から良い点・課題・目標合意までの自然な会話の流れ
  • 上司側・部下側それぞれの相づちや切り返しの言い回し
  • 会話の中で「ここがポイント」という言い換えのコツ

会話例はそのまま声に出して練習できるよう、カタカナ読みと日本語訳を添えています。登場人物は上司の Manager(マネージャー)と部下の Mei(メイ)です。

場面1|面談の導入とポジティブな振り返り

面談は、いきなり評価点を告げるのではなく、軽い雰囲気づくりから入ります。

上司はまず良い点を具体的に伝え、部下は感謝とともに受け止めます。

英語 読み方 日本語訳
Manager: Thanks for coming in. Let’s start by looking back at your year. サンクス フォー カミング イン。レッツ スタート バイ ルッキング バック アット ユア イヤー 来てくれてありがとう。まずは1年を振り返ろう。
Mei: Sure. I’m looking forward to your feedback. シュア。アイム ルッキング フォワード トゥ ユア フィードバック はい。フィードバックを楽しみにしています。
Manager: Your work on the new product launch really stood out. ユア ワーク オン ザ ニュー プロダクト ローンチ リアリー ストゥッド アウト 新製品の発表での働きは特に目立っていたよ。
Mei: Thank you. That project taught me a lot. サンキュー。ザット プロジェクト トート ミー ア ロット ありがとうございます。あの案件では多くを学びました。
Manager: You also handled the client issues calmly. I appreciate that. ユー オールソー ハンドルド ザ クライアント イシューズ カームリー。アイ アプリシエイト ザット 顧客の問題も冷静に対応してくれたね。感謝しているよ。

“Let’s start by looking back…”(まず振り返ろう)は、面談を穏やかに切り出す定番です。

部下側は “I’m looking forward to your feedback.” と前向きな姿勢を見せると、空気がやわらぎます。

場面2|課題の指摘と部下の受け止め

良い点を伝えたあと、上司は改善してほしい点に話を移します。

ここでは責めるのではなく、行動に焦点を当てて事実として伝えるのがコツです。

英語 読み方 日本語訳
Manager: There’s one area I’d like us to work on together. ゼアズ ワン エリア アイド ライク アス トゥ ワーク オン トゥゲザー 一緒に取り組みたい点が一つあるんだ。
Mei: Of course. What did you have in mind? オブ コース。ホワット ディジュー ハブ イン マインド もちろんです。どんな点でしょう?
Manager: I noticed some reports were late this quarter. アイ ノーティスト サム リポーツ ワー レイト ジス クォーター 今期、いくつか報告が遅れていたね。
Mei: You’re right. I underestimated how long they would take. ユア ライト。アイ アンダーエスティメイティッド ハウ ロング ゼイ ウッド テイク その通りです。所要時間を見積もり違いしていました。
Manager: No problem. How can I support you on that? ノー プロブレム。ハウ キャナイ サポート ユー オン ザット 大丈夫。その点で私はどう支援できるかな?
Mei: Maybe we could set earlier internal deadlines. メイビー ウィ クッド セット アーリアー インターナル デッドラインズ 社内の締め切りを少し前倒しにできるかもしれません。

“I noticed…”(〜に気づいた)と観察した事実を述べると、決めつけにならず冷静に伝わります。

部下側の “You’re right.”(おっしゃる通り)は、課題を素直に受け止めるときの基本表現です。

場面3|来期の目標設定と締めくくり

課題を共有したら、来期の具体的な目標へ話を進めます。

数値や期限まで決め、最後に合意内容を確認して面談を締めます。

英語 読み方 日本語訳
Manager: Let’s set a clear goal for next quarter. レッツ セット ア クリア ゴール フォー ネクスト クォーター 来四半期の明確な目標を立てよう。
Mei: How about submitting all reports two days early? ハウ アバウト サブミッティング オール リポーツ トゥー デイズ アーリー すべての報告を2日前倒しで出すのはどうでしょう?
Manager: That works. Let’s make it measurable and track it monthly. ザット ワークス。レッツ メイク イット メジャラブル アンド トラック イット マンスリー いいね。測れる形にして、毎月確認しよう。
Mei: Sounds good. I’ll share a quick update each month. サウンズ グッド。アイル シェア ア クイック アップデイト イーチ マンス 了解です。毎月、簡単な進捗を共有します。
Manager: Great. To sum up, here’s what we agreed on. グレイト。トゥ サム アップ、ヒアズ ホワット ウィ アグリード オン では、合意した点をまとめておこう。
Mei: Thank you for the honest and helpful feedback. サンキュー フォー ジ オネスト アンド ヘルプフル フィードバック 率直で役立つフィードバックをありがとうございました。

“How about …?”(〜はどうでしょう)は、部下側から目標案を提案するときに使いやすい形です。

締めの “To sum up…”(まとめると)で合意内容を口頭確認すると、認識のズレを防げます。

会話で押さえたい相づち・つなぎ表現

面談中は、相手の話を受け止める短い相づちがあると会話が滑らかになります。

沈黙が続きそうなときのつなぎ言葉も覚えておきます。

英語 読み方 日本語訳
That makes sense. ザット メイクス センス なるほど、納得です。
I see your point. アイ シー ユア ポイント おっしゃることは分かります。
Let me think about that for a second. レット ミー シンク アバウト ザット フォー ア セカンド 少し考えさせてください。
Could you give me an example? クッジュー ギブ ミー アン イグザンプル 例を挙げていただけますか?
That’s a fair point. ザッツ ア フェア ポイント もっともなご指摘です。

“Could you give me an example?” は、抽象的な指摘を具体化してもらう便利な一言です。

反対意見をやわらかく伝える表現

評価面談では、部下が上司の見方に異を唱える場面もあります。

正面から否定せず、いったん受け止めてから自分の見方を返すと角が立ちません。

英語 読み方 日本語訳
I understand, but I see it a little differently. アイ アンダースタンド、バット アイ シー イット ア リトル ディファレントリー 分かります。ただ、私は少し違う見方をしています。
That’s true, though there’s some context I’d like to add. ザッツ トゥルー、ゾウ ゼアズ サム コンテクスト アイド ライク トゥ アド その通りです。ただ少し補足したい背景があります。
May I share my perspective on that? メイ アイ シェア マイ パースペクティブ オン ザット その点について、私の見方をお伝えしてもいいですか?

“I see it a little differently.”(少し違う見方をしています)は、対立を避けつつ意見を述べる定番です。

避けたい言い方と言い換え

会話の中でも、強すぎる否定は相手の態度を硬くします。

同じ内容でも、やわらかい言い換えにすると面談が前向きに進みます。

避けたい言い方 言い換え 日本語訳
That’s not true. I see it a little differently. 私は少し違う見方をしています。
It’s not my fault. Let me explain what happened. 何があったか説明させてください。
I can’t do that. That would be challenging, but let’s find a way. 難しいですが、方法を探りましょう。
Whatever you say. I’m happy to give it a try. ぜひ取り組んでみます。

“Whatever you say.”(言う通りにします)は投げやりに響くので、”I’m happy to give it a try.” と前向きに言い換えます。

場面まとめ|面談全体の流れ

3つの場面を振り返ると、面談には自然な順序があることが分かります。

導入で和ませ、良い点→課題→目標合意→確認、という流れを意識すると話が整います。

段階 キーフレーズ 日本語訳
導入 Let’s start by looking back at your year. まず1年を振り返ろう。
良い点 Your work really stood out. あなたの仕事は特に目立っていた。
課題 There’s one area I’d like us to work on. 一緒に取り組みたい点があります。
目標 Let’s set a measurable goal. 測れる目標を立てよう。
締め To sum up, here’s what we agreed on. まとめると、合意した点はこうです。

この型を頭に入れておくと、会話が途切れても次に何を言えばよいか迷いません。

よくある質問

評価面談の英会話で最初に言うべきことは?

いきなり評価点を告げず、振り返りから穏やかに切り出します。

“Let’s start by looking back at your year.” が使いやすい導入です。

上司の指摘に同意できないときは?

正面から否定せず、いったん受け止めてから見方を返します。

“I understand, but I see it a little differently.” が角の立たない表現です。

部下から目標を提案してもいいですか?

むしろ歓迎されます。

“How about submitting all reports two days early?” のように具体案を出すと主体性が伝わります。

面談の締めくくりは何と言えばいいですか?

合意内容を口頭で確認してから感謝を伝えます。

“To sum up, here’s what we agreed on.” と “Thank you for the honest feedback.” を組み合わせます。

まとめ

評価面談の英会話は、場面ごとの流れをつかんでおくと落ち着いて臨めます。

  • 導入は振り返りから入り、まず良い点を具体的に伝える。
  • 課題は “I noticed…” と事実ベースで述べ、支援策を一緒に考える。
  • 目標は測れる形にして、最後に合意内容を口頭で確認する。

あとは、評価面談でよく出るフレーズや単語を合わせて押さえておくと、本番で言葉に詰まりません。

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