英語の電話で言葉に詰まる原因の多くは、単語のストックが足りないことです。そんな方へ。
電話特有の語彙を場面別に押さえておくと、聞き取りも受け答えも楽になります。
この記事で分かることは次の3つです。
- 取次・伝言・トラブル対応など、場面別の頻出単語と熟語
- 「内線」「保留」「折り返し」といった電話ならではの言い回し
- 聞き取れないときに役立つ確認・聞き返しの語彙
説明は日本語、単語は英語のまま、読み方と訳を添えて整理します。
電話の基本動作の単語
まずは、かける・出る・切るといった基本動作の語彙です。
動詞の組み合わせ(句動詞)が多いので、セットで覚えると便利です。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| make a call | メイク ア コール | 電話をかける |
| answer the phone | アンサー ザ フォン | 電話に出る |
| pick up | ピック アップ | 受話器を取る |
| hang up | ハング アップ | 電話を切る |
| call back | コール バック | 折り返し電話する |
| return a call | リターン ア コール | 折り返す |
| dial | ダイヤル | 番号を押す |
| get through | ゲット スルー | 電話がつながる |
“hang up” は「切る」、”hang on” は「待つ」と意味が逆になるので注意します。
“make a call”(かける)と “answer the phone”(出る)は、立場が逆の対になる表現です。
“get through” は「相手につながる」状態を指し、話し中で通じないときは “I couldn’t get through.” と言えます。
取次・接続に関する単語
担当者へつなぐ場面で頻出する語彙です。
“put through” と “connect” はどちらも「つなぐ」で言い換えが効きます。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| put through | プット スルー | 電話をつなぐ |
| connect | コネクト | 接続する・つなぐ |
| transfer | トランスファー | 転送する |
| hold | ホールド | 保留にする |
| on hold | オン ホールド | 保留中で |
| extension | エクステンション | 内線 |
| switchboard | スイッチボード | 電話交換台 |
| operator | オペレーター | 交換手 |
| receptionist | レセプショニスト | 受付係 |
| department | ディパートメント | 部署 |
“extension 21” のように、内線番号は extension の後ろに続けます。
“transfer” は別の部署や担当へ「転送する」ニュアンスで、”put through” よりやや事務的です。
“on hold” は保留の状態を表し、”I’ll put you on hold for a moment.” のように使います。
伝言・メッセージに関する単語
相手や担当者が不在のとき、伝言まわりで使う語彙です。
“leave”(残す)と “take”(受ける)の使い分けが要点です。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| message | メッセージ | 伝言 |
| leave a message | リーブ ア メッセージ | 伝言を残す |
| take a message | テイク ア メッセージ | 伝言を受ける |
| pass on a message | パス オン ア メッセージ | 伝言を取り次ぐ |
| voicemail | ボイスメール | 留守番電話 |
| note down | ノート ダウン | 書き留める |
| spell | スペル | つづりを言う |
| repeat | リピート | 繰り返す |
| confirm | コンファーム | 確認する |
| get back to | ゲット バック トゥ | 後で連絡する |
“I’ll get back to you.” は「追って連絡します」という頻出フレーズです。
名前のつづりを確認するときは “Could you spell that for me?” と尋ねます。
“pass on a message” は受けた伝言を本人へ「取り次ぐ」動作で、”I’ll pass it on.” と短く言えます。
在席・不在を表す単語
担当者の状況を相手に伝えるときの語彙です。
不在の理由を一語で言えると、やり取りがすっきりします。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| available | アベイラブル | 手が空いている |
| unavailable | アンアベイラブル | 応対できない |
| out of the office | アウト オブ ジ オフィス | 外出中で |
| away from the desk | アウェイ フロム ザ デスク | 席を外している |
| on another line | オン アナザー ライン | 他の電話に出ている |
| in a meeting | イン ア ミーティング | 会議中で |
| on a business trip | オン ア ビジネス トリップ | 出張中で |
| on leave | オン リーブ | 休暇中で |
| be back | ビー バック | 戻る |
| reach | リーチ | 連絡をとる |
“on another line” は「話し中」を表す自然な言い方です。
“available” は人が応対できる状態を指し、空き時間を尋ねるときは “Is he available now?” と使います。
戻る時刻が分かれば “He’ll be back around three.” のように “be back” で伝えると親切です。
聞き返し・確認に使う単語
声が遠い、早口で分からない、というときに使う語彙です。
聞き返しは失礼ではなく、正確さのためのマナーです。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| say again | セイ アゲイン | もう一度言う |
| slowly | スロウリー | ゆっくり |
| speak up | スピーク アップ | 大きな声で話す |
| catch | キャッチ | 聞き取る |
| break up | ブレイク アップ | 音声が途切れる |
| weak signal | ウィーク シグナル | 電波が弱い |
| background noise | バックグラウンド ノイズ | 周囲の雑音 |
| clear | クリア | はっきりした |
| follow | フォロー | 話についていく |
| mishear | ミスヒア | 聞き間違える |
“You’re breaking up.” は「声が途切れている」という、携帯電話で頻出の表現です。
“catch” は「聞き取る」の意味で、”I didn’t catch your name.” なら「お名前を聞き取れませんでした」となります。
雑音が原因のときは “There’s a lot of background noise.” と伝えると、相手も静かな場所に移ってくれます。
トラブル・回線に関する単語
つながらない、間違い電話、といったトラブル時の語彙です。
状況を表す決まった言い方を知っておくと、慌てずに対応できます。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| busy | ビジー | 話し中の |
| busy signal | ビジー シグナル | 話し中の信号音 |
| wrong number | ロング ナンバー | 間違い電話 |
| cut off | カット オフ | 電話が切れる |
| bad connection | バッド コネクション | 接続不良 |
| out of service | アウト オブ サービス | 使われていない |
| reception | レセプション | 電波の受信状態 |
| hang on | ハング オン | 少し待つ |
| redial | リダイヤル | かけ直す |
| landline | ランドライン | 固定電話 |
“We got cut off.” は「電話が切れてしまった」と、回線が落ちたときに使います。
間違い電話には “I think you have the wrong number.” と丁寧に伝えると角が立ちません。
“hang on” は “hang up”(切る)と紛らわしいですが、「少し待つ」という真逆の意味なので注意します。
電話まわりの機器・サービスの単語
最後に、機器やサービスに関する語彙をまとめます。
オンライン会議が増えた今、通話アプリ関連の語も役立ちます。
| 英語 | 読み方 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| receiver | レシーバー | 受話器 |
| handset | ハンドセット | 受話器・子機 |
| speakerphone | スピーカーフォン | スピーカー通話 |
| mute | ミュート | 消音にする |
| conference call | カンファレンス コール | 電話会議 |
| caller ID | コーラー アイディー | 発信者番号表示 |
| area code | エリア コード | 市外局番 |
| toll-free number | トールフリー ナンバー | フリーダイヤル |
| headset | ヘッドセット | ヘッドセット |
| on speaker | オン スピーカー | スピーカーにして |
“You’re on mute.” は、相手のマイクがオフのときに伝える定番の一言です。
“conference call”(電話会議)や “headset” は、在宅勤務やオンライン商談で使う機会が増えています。
“toll-free number”(フリーダイヤル)は、顧客向けの問い合わせ窓口を案内するときに役立ちます。
覚えた単語を定着させるコツ
単語は一覧で眺めるだけでは、いざというとき口から出てきません。
おすすめは、場面ごとに3語ほど選んで短い文を作る方法です。
たとえば取次なら “put through” “hold” “extension” を使い、自分の会社名で一文ずつ声に出します。
句動詞は意味の塊で覚えると、とっさのやり取りでも自然に出てきます。
聞き取れなかったときの語は、特に優先して練習しておくと安心です。
よくある質問
「折り返す」は call back と return a call のどちらを使いますか?
どちらも使えます。会話では “call back” が口語的で頻出です。
“return your call” はやや丁寧な響きになります。
「保留にします」は何と言えばよいですか?
“Can I put you on hold?” が定番です。
戻るときは “Thank you for holding.” と添えると丁寧です。
「内線」は英語で何と言いますか?
“extension” です。番号は “extension 21” のように後ろに続けます。
会話では “ext. 21” と略して書くこともあります。
携帯で声が途切れるときの表現は?
“You’re breaking up.” や “I’m losing you.” がよく使われます。
原因を言うなら “I have a weak signal.” と添えます。
まとめ
電話の語彙は、場面ごとにまとめて覚えると本番で引き出しやすくなります。
- 基本動作は “pick up / hang up / call back” など句動詞で覚える。
- 取次は “put through / hold / extension”、伝言は “leave / take a message” がカギ。
- 聞き取れないときの “say again / breaking up” を準備しておく。
単語が頭に入ったら、実際のやり取りの流れに当てはめて練習すると定着が早まります。
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