英語の展示会ダイアログ|ブース接客・商談の会話例

英語

展示会のブースで英語を使うとき、フレーズ単体を覚えても「実際の流れの中でどう使うか」が分からないと不安が残ります。

来場者への声かけからデモ、名刺交換、商談アポまでを一連の会話として体に入れておくと、本番で自然に口が動きます。

この記事で分かることは次の3つです。

  • ブース担当者と来場者の往復を、実際の展示会の流れに沿ったダイアログで確認できる
  • 声かけ・デモ・ニーズのヒアリング・名刺交換・アポ取りで何を言うか分かる
  • 会話の直後に日本語解説があり、なぜその一言が効くのかが理解できる

ここではブース担当者を Rep、来場者を Visitor と表記して、3つの場面を見ていきます。

場面1|ブースで来場者に声をかけデモする

通路を歩く来場者がブースの製品をちらっと見た場面です。

担当者は売り込みから入らず、軽い声かけと短いデモで足を止めます。

話者 英語 日本語訳
Rep Hi there, feel free to take a look. Have you seen this type of device before? こんにちは、どうぞご覧ください。こうした機器をご覧になったことは?
Visitor Not really. What does it do? あまりないですね。何ができるんですか?
Rep Let me show you. It monitors your equipment and sends alerts in real time. お見せします。設備を監視して、リアルタイムで通知を送ります。
Visitor Oh, that looks useful. へえ、便利そうですね。
Rep The key feature is that it cuts downtime in half. Would you like to try it? 最大の特長は停止時間を半分にできる点です。試してみますか?
Visitor Sure, how do I start it? ええ、どう操作するんですか?
Rep Just tap here. As you can see, the data updates instantly. ここを押すだけです。ご覧の通り、データはすぐ更新されます。

「Have you seen this before?」と問いかけ形にすると、来場者が自然に会話へ入れます。

「Would you like to try it?」と実際に触ってもらうことで、説明よりも強く印象に残ります。

場面2|ニーズを聞いて提案する

来場者がデモに興味を示し、会話が温まってきた場面です。

担当者は機能を並べ続けず、相手の課題を聞き出してから提案へつなげます。

話者 英語 日本語訳
Rep What kind of challenges are you facing with your current setup? 今の設備でどんな課題を感じていますか?
Visitor Honestly, unexpected breakdowns are our biggest headache. 正直、突然の故障が一番の悩みです。
Rep I see. How are you handling maintenance at the moment? なるほど。今は保守をどうされていますか?
Visitor We just check things manually once a week. 週に一度、手作業で点検しているだけです。
Rep That’s exactly where this helps. It flags problems before they happen. まさにそこで役立ちます。問題が起きる前に検知します。
Visitor How much would something like this cost? こういうものはいくらくらいですか?
Rep It depends on the volume, but I can give you a ballpark — around 500 dollars a month. 数量次第ですが、概算で月500ドルほどです。
Visitor That’s within our range, actually. うちの予算の範囲内ですね。

「What challenges are you facing?」で課題を引き出すと、提案が相手の状況に直結します。

価格を聞かれたら「ballpark(概算)」と断ってから答え、後で食い違わないようにしています。

場面3|名刺交換し商談アポを取る

来場者が前向きになり、具体的な検討に進みそうな場面です。

担当者は立ち話で終わらせず、名刺交換から後日の商談へつなげます。

話者 英語 日本語訳
Rep I’d love to put together a proper proposal for you. Could I get your card? 正式な提案をご用意したいです。名刺をいただけますか?
Visitor Of course, here you go. もちろんです、どうぞ。
Rep Thank you. Here’s mine. What’s the best way to reach you? ありがとうございます。私のもどうぞ。ご連絡はどちらが確実ですか?
Visitor Email is best. メールが一番いいです。
Rep Got it. Would you be open to a follow-up call next week? 承知しました。来週、改めてお電話してもよろしいですか?
Visitor Sure. Tuesday or Wednesday works for me. ええ。火曜か水曜なら大丈夫です。
Rep Let’s say Wednesday afternoon. I’ll email you a quote and a few demo options. では水曜の午後で。見積りとデモの候補をメールします。
Visitor Sounds great. Talk to you then. いいですね。ではその時に。

「Could I get your card?」と相手の名刺も求めることで、フォローの口実を確保しています。

その場で「Wednesday afternoon」と日時を仮押さえすると、商談化の確度が一気に上がります。

会話のコツ

3つの場面に共通する、ブース担当者ならではの動き方を整理します。

フレーズの暗記だけでなく、この型を意識すると会話が安定します。

コツ 使うフレーズの例 日本語訳
問いかけで会話を始める Have you seen this before? これをご覧になったことは?
実際に触ってもらう Would you like to try it? 試してみますか?
課題を先に聞き出す What challenges are you facing? どんな課題がありますか?
価格は概算と断る I can give you a ballpark. 概算ならお伝えできます。
名刺は相手にも求める Could I get your card? 名刺をいただけますか?
日時を仮押さえする Would Wednesday afternoon work? 水曜の午後はいかがですか?

担当者は製品を語り続けるより、来場者の課題を引き出して提案につなげる役割だと意識すると、言葉が選びやすくなります。

オンライン場面|展示会後のフォローメールのやり取り

会期が終わり、ブースで話した来場者にメールでフォローする場面です。

対面の会話を思い出してもらい、約束した資料を添えて商談へ進めます。

話者 英語 日本語訳
Rep Hi John, it was great meeting you at the expo on Wednesday. Johnさん、水曜の展示会ではお会いできて何よりでした。
Rep As promised, I’ve attached the quote and a short demo video. お約束通り、見積りと短いデモ動画を添付しました。
Visitor Thanks for the quick follow-up. The numbers look reasonable. 早速のご連絡ありがとうございます。金額も妥当ですね。
Rep Glad to hear it. Shall we set up that demo for your team? よかったです。チーム向けのデモを設定しましょうか?
Visitor Yes, let’s aim for early next month. ええ、来月初めを目安にしましょう。
Rep Perfect. I’ll send a few time slots shortly. 承知しました。候補の時間帯をすぐお送りします。

「it was great meeting you at the expo」と冒頭で接点を思い出してもらうと、返信のハードルが下がります。

「Shall we set up that demo?」と次の一歩を明示することで、メールが商談へと前に進みます。

よくある質問

展示会のダイアログ練習はどう活用すればいいですか?

担当者のセリフだけを音読して、自分の言葉として口になじませるのがおすすめです。

「声かけ・デモ・アポ取り」の流れを通しで練習すると、本番でも順番が崩れにくくなります。

来場者が興味を示さないときは何を言えばいいですか?

“Feel free to take a look around.” と軽く声をかけ、無理に引き止めない姿勢が好印象です。

“Is there anything you’re looking for today?” と目的を尋ねると、会話の糸口が見つかります。

その場で答えられない質問をされたら?

“I’ll send you the details after the show.” と後送を約束し、名刺で連絡先を確保します。

展示会後のフォローはいつ送るのがよいですか?

会話の記憶が新しいうちに、会期後1〜2日以内に送るのが効果的です。

“It was great meeting you at the expo.” と接点を思い出してもらう一文から始めます。

まとめ

展示会の英語は、フレーズ単体ではなく一連の会話の流れで覚えると本番で動けます。

  • 声かけは問いかけ形で始め、実物に触ってもらって印象を残す。
  • 機能を並べる前に課題を聞き出し、相手の状況に合わせて提案する。
  • 名刺交換のあとは日時を仮押さえし、会期後すぐにフォローする。

会話の型が身についたら、展示会でよく出る単語をまとめて押さえておくと、さらに言葉が出やすくなります。

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