このページは中国SNSスラングの完全ガイドです。語彙が多いのでブックマーク推奨。
微信(WeChat)・微博(Weibo)・抖音(Douyin)の三大プラットフォーム別に、頻出する略語・絵文字・コメント定型を整理します。
日中SNS文化差、世代別の使用、政治的タブー語の中立的扱いまで含めて体系的に扱います。
中国SNS三強
微信(WeChat)|wēi xìn
微信(WeChat、wēi xìn/ウェイシン)は中国最大のメッセージアプリで、13億人以上が使用しています。
チャット・支払い・ミニプログラム・モーメンツ投稿を統合した、スーパーアプリの代表格です。
中国在住者・留学生にとって、生活インフラの一部として機能します。
日本のLINEとFacebook Pay・Apple Payを足したような位置付けです。
閉じたコミュニケーション空間で、実名登録が前提になっています。
微博(Weibo)|wēi bó
微博(Weibo、wēi bó/ウェイボー)は中国版Twitter的なプラットフォームです。
2009年サービス開始、現在5億人超の月間アクティブユーザーを抱えます。
芸能人・企業公式・個人の発信が混在する公開空間です。
トレンド機能「热搜」(rè sōu/ルーソウ、ホットサーチ)が世論の指標になります。
WeChatより公開性が高く、スラングの発信源として機能します。
抖音(Douyin)|dǒu yīn
抖音(Douyin、dǒu yīn/ドウイン)はTikTokの中国国内版で、同じ運営会社ByteDanceが提供します。
動画配信・ライブ配信・電子商取引を統合した、若者中心の巨大プラットフォームです。
2016年サービス開始、現在月間アクティブユーザー8億人超です。
TikTokとはアルゴリズム・コンテンツ規制が異なり、別プラットフォーム扱いです。
若者スラングの最大の発信源として、言語トレンドをリードします。
微信(WeChat)スラング
朋友圈|péng yǒu quān
朋友圈(péng yǒu quān/ポンヨウチュエン)は「モーメンツ」「友達サークル」の意味です。
Facebook・Instagramの投稿タイムラインに相当する、WeChat内の投稿機能です。
写真・テキスト・動画を友達限定で共有できます。
「发朋友圈」(fā péng yǒu quān/ファーポンヨウチュエン)=「モーメンツに投稿する」の定番動詞句です。
日常の食事・旅行・風景の投稿が中心で、ややプライベート寄りの空間です。
群聊|qún liáo
群聊(qún liáo/チュンリャオ)は「グループチャット」です。
家族・友人・仕事・趣味ごとに500人までのグループが作れます。
中国の社会生活はグループチャット中心に回っており、重要な連絡ツールです。
「群主」(qún zhǔ/チュンジュー)=「グループ管理者」が管理権限を持ちます。
「加群」(jiā qún/ジアチュン)=「グループに入る」、「退群」(tuì qún/トゥイチュン)=「グループを抜ける」が定型動詞です。
红包|hóng bāo
红包(hóng bāo/ホンバオ)は「電子お年玉」「赤い封筒」の意味です。
旧正月の慣習をデジタル化したもので、WeChatの支払い機能で送受信できます。
誕生日・お祝い・遊び感覚でも送られ、金額は0.01元から任意です。
「抢红包」(qiǎng hóng bāo/チャンホンバオ)=「紅包を取り合う」は、ランダム額で先着勝ちのゲーム機能です。
春節には家族グループで大量の红包がやりとりされる文化的習慣です。
微博スラング
博主|bó zhǔ
博主(bó zhǔ/ボージュー)は「ブロガー」「発信者」の意味です。
微博やその他プラットフォームで発信する人物全般を指します。
「美食博主」(měi shí bó zhǔ/メイシーボージュー)=「グルメブロガー」のように専門分野を付加します。
「美妆博主」(měi zhuāng/メイジュアン)=「メイクブロガー」、「旅游博主」(lǚ yóu/リューヨウ)=「旅行ブロガー」も頻出です。
日本の「インフルエンサー」により近い、職業化した発信者像です。
转发|zhuǎn fā
转发(zhuǎn fā/ジュアンファ)は「リツイート」「転送」の意味です。
Twitterのリツイートに相当し、他人の投稿を自分のタイムラインで共有します。
「转」(zhuǎn/ジュアン)1文字で略すこともあります。
「求转发」(qiú zhuǎn fā/チョウジュアンファ)=「拡散希望」は情報拡散の依頼定型句です。
投稿の拡散力指標としても、「转发数」(転送数)が可視化されます。
热搜|rè sōu
热搜(rè sōu/ルーソウ)は「トレンド」「ホットサーチ」の意味です。
微博のトップページに表示される、検索回数の多いキーワードランキングです。
中国の世論動向の指標として、メディアや企業が注視します。
「上热搜」(shàng rè sōu/シャンルーソウ)=「トレンド入りする」が定型表現です。
芸能スキャンダル・社会事件・企業の失敗などが頻繁にトレンドに上がります。
抖音スラング
直播|zhí bō
直播(zhí bō/ジーボー)は「ライブ配信」の意味です。
YouTubeライブ・Instagramライブに相当する、リアルタイム映像配信機能です。
視聴者はコメント・仮想ギフト(打赏/dǎ shǎng/ダーシャン)で配信者を支援できます。
エンターテインメント配信から教育・販売まで、幅広い分野で活用されています。
「开直播」(kāi zhí bō/カイジーボー)=「ライブを始める」が定番動詞です。
带货|dài huò
带货(dài huò/ダイフオ)は「ライブ販売」「商品を紹介して売る」の意味です。
直播と電子商取引を組み合わせた、中国独特のビジネスモデルです。
有名配信者の「带货」は数時間で数億元を売り上げることもあります。
李佳琦(Lǐ Jiā qí/リージアチー)などの有名ライバーが業界を牽引しています。
「直播带货」(zhí bō dài huò)=「ライブコマース」は中国EC業界の定番用語です。
粉丝|fěn sī
粉丝(fěn sī/フェンスー)は「ファン」の意味で、英語「fans」の音訳です。
本来は「春雨」(ビーフン)の意味もあり、ダブルミーニングが面白い言葉です。
「涨粉」(zhǎng fěn/ジャンフェン)=「フォロワーが増える」、「掉粉」(diào fěn/ディアオフェン)=「減る」も頻出です。
配信者・芸能人の話題で最頻出の語彙です。
「铁粉」(tiě fěn/ティエフェン)=「熱心なファン」、「路人」(lù rén/ルーレン)=「通りすがり」も関連語です。
拼音略語の世界
yyds|永遠的神
yyds(永远的神/yǒng yuǎn de shén/ヨンユエンダシェン)は「永遠の神」の頭文字略です。
「最高」「神」「永遠のレジェンド」という強い賞賛表現です。
ゲーム・アイドル・食べ物・何にでも使える万能賞賛語として定着しました。
「这个奶茶yyds」(このミルクティー最高)のようにどんな文脈にも使えます。
2020年代の中国SNSで最も浸透した拼音略語の一つです。
xswl|笑死我了
xswl(笑死我了/xiào sǐ wǒ le/シアオスーウォラ)は「笑い死ぬ」の略です。
英語のLOL・ROFLに相当する爆笑表現です。
「这个视频太搞笑了xswl」(この動画面白すぎるwww)のように使います。
文字数の節約と、音の親しみやすさで若者に広く使われます。
「哈哈哈」(hā hā hā/ハーハーハー、笑)も同じ場面で使われます。
nbcs|nobody cares
nbcs(nobody cares/ノーバディケアーズ)は英語由来の略で「誰も気にしない」の意味です。
自虐または皮肉で使われ、「どうでもいい」「関心ない」のニュアンスです。
中国の拼音略語と英語略語が混在する、現代SNSの特徴的現象です。
「我发了动态 nbcs」(投稿したけど誰も見てない)のように自嘲に使います。
英語略語の受容度は若者層で特に高いです。
その他の略語|dbq / awsl / plmm
dbq(对不起/duì bu qǐ/ドゥイブチー、ごめん)は謝罪の略です。
awsl(啊我死了/ā wǒ sǐ le/アーウォスーラ、萌え死ぬ)は可愛さへの反応です。
plmm(漂亮妹妹/piào liang mèi mei/ピアオリャンメイメイ、美人)は女性を褒める略です。
bgm(英語borrowed gift music、バックグラウンドミュージック)は動画のBGMを指します。
cp(couple)はカップル、「推しcp」などファン文化で使われます。
コメント定番フレーズ
666(良い)
666(liù liù liù/リウリウリウ)は「すごい」「いいね」の定番コメントです。
「6」(liù/リウ)が「溜」(liū/リウ、うまい)と同音で、「うまい!うまい!うまい!」の意味になります。
ゲーム配信から一般化し、今や全プラットフォームで使われます。
「6」の数が多いほど感心度が高く、「666666」と連打する場合もあります。
英語のGGEZ(good game, easy)に近い、称賛の汎用語です。
笑死 / 哈哈哈|xiào sǐ / hā hā hā
笑死(xiào sǐ/シアオスー)は「笑い死ぬ」で、xswlの未略形です。
「哈哈哈」(hā hā hā/ハーハーハー)は笑いの擬音で、英語のhahahaに相当します。
「h」の数で笑いの強度を示し、「hhhhhhh」と連打する場合もあります。
中国版LOLとして、最頻出のコメントパターンです。
コメント欄では「xswl」「笑死」「哈哈哈」が混在します。
服了|fú le
服了(fú le/フーラ)は「参った」「感心した」の意味です。
「我服了」(wǒ fú le/ウォフーラ)=「私、参った」が定型です。
ポジティブにもネガティブにも使え、「すげえ(降参)」と「もうやってられない」の両方があります。
文脈で感情の方向を判断する必要がある、典型的な多義表現です。
「我服了你」(ウォフーラニー)=「お前には参った」は皮肉気味の場面で頻出です。
絵文字と顔文字文化
🙏 祈り(感謝・お願い)
🙏は中国では「感謝」「お願い」「祈り」の万能絵文字です。
ビジネスチャットでの「お願いします」「ありがとうございます」にも使えます。
日本の「礼」「合掌」のニュアンスと類似した使い方です。
英語圏では「祈り」か「ハイタッチ」の意味で使われ、用法が異なります。
中国人とのチャットで丁寧さを示したいときに有効です。
😂 笑い
😂(笑い泣き)は笑い表現の定番絵文字で、中国でも世界共通で使われます。
「xswl」「哈哈哈」と併用されるパターンが多いです。
ただし20代以下の若者は💀や🤡に移行する傾向があり、世代差が出始めました。
💀は「笑い死ぬ」の意味で、xswlの絵文字版です。
🤡(ピエロ)は「自分が道化」の自虐表現として広まりました。
🐶 犬=ご主人様(皮肉)
🐶(犬)は中国SNS独特の用法で、「私/ご主人様」の皮肉的表現です。
「我🐶了」=「私、犬だよ(卑下)」のような自虐で使われます。
「狗狗」(gǒu gǒu/ゴウゴウ)と呼びかけで用いられることもあります。
他の文化圏では通じにくい、中国独自のミーム文化です。
コメント欄での自虐表現として、慣れないと混乱する用法です。
兄弟 / 老铁
兄弟(xiōng dì/シオンディー)は「兄弟」で、親しい男性への呼びかけです。
老铁(lǎo tiě/ラオティエ)は「古い鉄」の直訳で、「親友」「固い友情」の意味です。
東北地方(黒龍江・遼寧・吉林)発祥で、ライブ配信文化と共に全国に広まりました。
「老铁没毛病」(lǎo tiě méi máo bìng/ラオティエメイマオビン)=「兄弟、問題ない」は定番フレーズです。
男性間の親密さを示す、北方中国の文化的色彩が強い語彙です。
推し活・ファン文化
站姐|zhàn jiě
站姐(zhàn jiě/ジャンジエ)は「アイドルの追っかけをする女性ファン」を指します。
「站」(zhàn/ジャン、ウェブサイト)と「姐」(jiě/ジエ、姐さん)の組み合わせで、アイドル専門ファンサイトを運営する熱心なファンです。
有名アイドル写真を大量に撮影し、SNSで配布します。
中国・韓国アイドル文化の影響で、ファン活動が職業化しました。
「饭圈」(fàn quān/ファンチュアン)=「ファンダム」の中心的担い手です。
饭圈|fàn quān
饭圈(fàn quān/ファンチュアン)は「ファンサークル」「ファンダム」の意味です。
「饭」(fàn/ファン)は「fan」(英語)の音訳、「圈」(quān/チュアン)は「輪・サークル」です。
アイドル・俳優・ゲーマーなどのファン集団が組織化され、投票・拡散活動をします。
韓国K-POPのファン文化を参考に発展した、現代中国の独特な現象です。
行き過ぎた饭圈文化は社会問題として、規制の対象にもなりました。
流量|liú liàng
流量(liú liàng/リウリャン)は「人気度」「トラフィック」の意味です。
元はデータ通信量の「流量」ですが、転じて「注目度・人気」の指標になりました。
「流量明星」(liú liàng míng xīng/リウリャンミンシン)=「人気アイドル」は、実力より人気先行のタレントを指します。
「顶流」(dǐng liú/ディンリウ)=「トップスター」が最上位の評価です。
芸能界の評価軸として、この数値が重視されます。
脱粉|tuō fěn
脱粉(tuō fěn/トゥオフェン)は「ファン離脱」「推し変」の意味です。
「脱」(tuō/トゥオ、脱ぐ)と「粉」(fěn/フェン、ファン)の組み合わせです。
スキャンダル・失望・関心喪失でファンをやめる行為を指します。
「脱粉回踩」(tuō fěn huí cǎi/トゥオフェンホイツァイ)=「ファン離脱して批判する」は特に重大な離反行為です。
饭圈文化の内部用語として頻出します。
誤解されやすい用法
皮肉と真剣の判別
中国SNSでは皮肉表現が多く、文字だけでは真意の判別が困難です。
「绝了」(jué le/ジュエラ/すごい・最悪)は文脈でどちらか変わります。
「牛」(niú/ニウ、牛)=「すごい」は基本ポジティブですが、皮肉でも使われます。
絵文字・顔文字・文末の語気助詞(啊、呀、吧)が判断の手がかりになります。
文化慣習に慣れるまでは誤解が起きやすい領域です。
老铁の親密度
「老铁」は見知らぬ相手にも使えますが、場面によって親しみ度が変わります。
ライブ配信では配信者が視聴者全員を「老铁们」(ラオティエメン)と呼びかけます。
実際の親しい関係でなくても、コミュニケーションの潤滑油として使われます。
日本の「兄貴」「兄さん」にやや近い用法ですが、より広い対象に使えます。
相手との距離感を測るときの文化的ヒントになる語です。
官方|guān fāng
官方(guān fāng/グアンファン)は「公式」「オフィシャル」の意味です。
「官方认证」(グアンファンレンジェン)=「公式認定」という正式な用法もあります。
ネットスラングでは「官方CP」=「公式認定カップル」など、作品公式の設定を指します。
皮肉で「官方吐槽」=「公式のツッコミ」のように、公式が自虐する場面にも使います。
フォーマルとカジュアルの両レジスターで使える稀な語です.
日中SNS文化差
LINE vs 微信
日本のLINEと中国のWeChatは、コミュニケーションアプリとして似て非なるものです。
LINEはメッセージ・スタンプ中心で、支払い・ミニアプリは付加的です。
WeChatは支払い・予約・行政サービス・配車まで統合したスーパーアプリです。
中国では現金決済が激減し、WeChat PayとAlipayで生活が完結します。
アプリ設計思想の違いが、言語使用パターンにも影響しています。
X vs 微博
X(旧Twitter)と微博は、公開投稿プラットフォームとして類似しています。
ただし中国国内からXへのアクセスはGreat Firewallで制限されています。
微博は実名登録が必要で、投稿の法的責任が明確です。
センシティブな話題の扱いには、プラットフォームごとに差があります。
言論空間の構造が、スラングの使用パターンに影響を与えています。
TikTok vs 抖音(規制差)
TikTokと抖音は同じ運営会社ですが、アルゴリズム・コンテンツが異なります。
抖音は中国国内向けで、教育的・前向きなコンテンツが推奨される傾向があります。
TikTokはグローバル版で、エンタメ重視のアルゴリズムです。
言語もそれぞれ中国語と多言語で、スラングの体系も完全に独立しています。
学習者は両方を体験すると、現代中国と世界のSNS文化差が体感できます。
年代別の使用
80后|bā líng hòu
80后(bā líng hòu/バーリンホウ)は1980年代生まれ世代で、現在40代前半です。
WeChatのモーメンツが中心で、微博・抖音は併用する程度です.
絵文字は😂が中心、拼音略語はあまり使いません。
仕事のグループチャット、家族チャットが主な活動領域です。
この世代は中国のインターネット黎明期から使い続けている「古株」ユーザーです。
90后|jiǔ líng hòu
90后(jiǔ líng hòu/ジウリンホウ)は1990年代生まれで、現在30代前半です。
三大プラットフォームをすべて活発に使う、現役の最大層です。
拼音略語(yyds、xswl)を使いこなし、絵文字も世代に応じて選びます。
消費・文化の中心世代で、trendsetterとしての影響力があります。
仕事・恋愛・趣味すべてでSNSが中心の生活を送ります。
00后|líng líng hòu
00后(líng líng hòu/リンリンホウ)は2000年代生まれ、現在20代前半までです。
抖音・小红书(Xiaohongshu/シャオホンシュー)が主戦場で、WeChatはやや受動的使用です。
新語彙の発信源で、ほとんどのSNSスラングはここから広がります。
絵文字は💀🤡🍉(瓜=ゴシップ)など新世代の記号を使いこなします。
上の世代とは言語体系が微妙にずれる、世代間ギャップが顕著な層です。
政治的タブー語への配慮
敏感词|mǐn gǎn cí
敏感词(mǐn gǎn cí/ミンガンツー)は「検閲対象語」の意味です。
政治的・社会的に敏感な単語がプラットフォームで自動検知され、投稿が削除されます。
規制の具体内容は公表されておらず、ユーザーは経験で学習します。
規制を回避するための「谐音」(xié yīn/シエイン、同音異字)技法が発達しました。
言語学習者にとっても、中国SNS利用時の基本知識です。
谐音|xié yīn
谐音(xié yīn/シエイン)は「同音異字置き換え」の技法です。
検閲を回避するため、同じ発音の別の漢字で書く工夫が一般化しました。
数字での置き換え(5201314=我爱你一生一世)もこの技法の一種です.
表現の豊かさを生む一方、規制の存在を前提とした言語使用でもあります。
学習者は谐音の仕組みを知っておくと、コンテンツ理解が深まります。
中立記述の姿勢
規制対象語について語るとき、学習教材では中立的立場を保つのが一般的です.
特定の政治的立場を主張せず、言語現象としての記述に徹します。
中国内部ユーザーの日常言語使用を理解することが、学習者の主目的です。
政治的論評は別の領域として扱うのが、言語学習の範囲です。
文化的背景を把握しつつ、言語使用の実態を観察する姿勢が求められます。
日本人学習者の戦略
聞き取り>使用
中国SNSスラングは、使うより読解・理解を優先するのが実用的です。
WeChatで中国人の友人とチャットするときの理解力が、まず目標になります。
自分から使うのは徐々に慣らす形で、最初は読めればよいという姿勢で十分です。
微博・抖音で中国人同士のやりとりを観察すると、自然な使用パターンが見えます。
聞き取りの精度が上がれば、使用の自然さも自然に伴います。
敏感語の回避
政治・宗教・歴史の敏感語は、学習者も使用を避けるのが賢明です。
悪意なく使っても、プラットフォームで投稿制限される場合があります。
中国人の友人との会話でも、センシティブな話題は一般に慎重に扱われます。
日常会話・娯楽・生活の話題で、十分にSNSの語彙を楽しめます。
表現規制は中国独特の言語環境として理解しておきます。
プラットフォーム別最適化
プラットフォームごとに語彙レジスターが異なります。
- WeChat:丁寧語・フォーマル寄り・家族向け
- 微博:公開性が高く、カジュアル
- 抖音:若者スラング・絵文字多用
場面で使い分ける意識が、自然な言語使用につながります。
まとめ|SNS必修10語
優先10語の選定
中国SNS利用で最も頻度の高い10語は以下です。
- 朋友圈(péng yǒu quān/モーメンツ)
- 群聊(qún liáo/グループチャット)
- 红包(hóng bāo/電子お年玉)
- 粉丝(fěn sī/ファン)
- yyds(永远的神/最高)
- xswl(笑死我了/爆笑)
- 666(liù liù liù/いいね)
- 服了(fú le/参った)
- 老铁(lǎo tiě/兄弟・親友)
- 热搜(rè sōu/トレンド)
この10語で基本的なコミュニケーションがかなりカバーできます。
実践のコツ
WeChatで中国人の友人とチャットする機会を作るのが最も効果的です。
微博の有名ブロガーをフォローして日々のコメント欄を読むのも良い訓練です。
抖音は登録にやや手続きが必要ですが、若者語学習の宝庫です。
語彙のアップデートは毎年必要で、新語が常に生まれ続けます。
焦らず、気になった語を1つずつ覚えていけば十分です。
関連記事リンク
中国語スラング全般は以下も参考にしてください。
SNS語彙は変化が速いので、気が向いたときに少しずつ更新していけば大丈夫です。

