オランダ語面接の準備で、「単語の意味は分かるのに、面接で出てこない」と感じる方へ。
面接には特有の語彙があります。よく出る単語を分野別に覚えておくと、質問の理解も回答も速くなります。
この記事で分かることは次の3つです。
- 面接で頻出する単語・熟語を、サブテーマ別に整理した語彙集
- 履歴書や職歴説明で使う、実績を表す動詞や形容詞
- 面接でよく聞く質問キーワードと、その意図
カタカナ読みと日本語訳を併記したので、声に出して確認しながら覚えてください。オランダ語は英語と語源が近い単語も多い一方で発音はかなり異なるため、つづりに引きずられず、カタカナ読みで音を確かめましょう。
面接の基本用語
まずは面接そのものを表す基本的な単語から押さえます。
採用プロセス全体で繰り返し登場するため、最初に覚えると安心です。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| sollicitatiegesprek | ソリシターシ・ヘスプレック | 採用面接 |
| de interviewer | デ インテルヴュアー | 面接官 |
| de kandidaat | デ カンディダート | 応募者・候補者 |
| de sollicitant | デ ソリシタント | 応募者 |
| de functie | デ フンクシ | 職務・ポスト |
| de rol | デ ロル | 役割・職務 |
| de recruiter | デ リクルーター | 採用担当者 |
| de leidinggevende | デ レイディングヘーフェンデ | 採用責任者・上長 |
| de vacature | デ ファカテューレ | 求人・空きポスト |
| de shortlist | デ ショルトリスト | 最終候補者リスト |
kandidaat と sollicitant はほぼ同義ですが、kandidaat の方がやや選考が進んだ印象で使われます。
履歴書・経歴に関する単語
応募書類や経歴を説明するときに使う単語です。
面接官が履歴書を見ながら質問する場面で、よく耳にします。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| het cv | ヘット セーフェー | 履歴書・経歴書 |
| de motivatiebrief | デ モティファーシ・ブリーフ | 添え状・志望動機書 |
| de kwalificatie | デ クワリフィカーシ | 資格・要件 |
| het certificaat | ヘット セルティフィカート | 資格認定・修了証 |
| het diploma | ヘット ディプローマ | 学位・卒業証書 |
| de achtergrond | デ アフテルフロント | 経歴・背景 |
| de ervaring | デ エルファリング | 経験 |
| de referentie | デ レフェレンシ | 推薦者・照会先 |
| het portfolio | ヘット ポルトフォーリオ | 作品集・実績集 |
| de werkervaring | デ ウェルクエルファリング | 職務経験 |
オランダでは履歴書を cv と呼び、別途 motivatiebrief(志望動機書)を添えるのが一般的です。
強み・性格を表す形容詞
自己PRで自分の強みを表現するときに役立つ形容詞です。
職務に合うものを2〜3個選んで使うと、印象がぶれません。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| betrouwbaar | ベトラウバール | 信頼できる |
| proactief | プロアクティーフ | 主体的な |
| flexibel | フレクシベル | 柔軟な・順応性がある |
| nauwkeurig | ナウクーリフ | 細部に気を配る・正確な |
| georganiseerd | ヘオルハニセールト | 整理整頓ができる |
| gemotiveerd | ヘモティフェールト | 意欲的な |
| collegiaal | コレヒアール | 協調性がある |
| leergierig | レールヒーリフ | 学ぶ意欲が高い |
| zelfstandig | ゼルフスタンディフ | 自走できる・自立した |
| stressbestendig | ストレスベステンディフ | プレッシャーに強い |
nauwkeurig や proactief は、オランダ語の求人票でも頻出する評価キーワードです。
実績を表す動詞
職歴や成果を説明するときは、力強い動詞を選ぶと印象が変わります。
「やった」を表す deed の代わりに、具体的な動詞を使います。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| beheren | ベヘーレン | 管理する |
| leiden | レイデン | 主導する・率いる |
| ontwikkelen | オントウィッケレン | 開発する |
| verbeteren | フェルベーテレン | 改善する |
| verhogen | フェルホーヘン | 増加させる |
| verlagen | フェルラーヘン | 削減する・下げる |
| lanceren | ランセーレン | 立ち上げる |
| bereiken | ベレイケン | 達成する |
| coördineren | コオルディネーレン | 調整する |
| implementeren | インプレメンテーレン | 実行・導入する |
これらは行動を表す動詞で、cv の実績欄でもそのまま活躍します。
志望動機・キャリアに関する単語
志望動機や将来の目標を語るときに使う単語です。
キャリアの方向性を示す表現を覚えておくと、答えに一貫性が出ます。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| de motivatie | デ モティファーシ | 動機・意欲 |
| het carrièredoel | ヘット カリエーレ・ドゥール | キャリア目標 |
| de groei | デ フルーイ | 成長 |
| de kans | デ カンス | 機会・チャンス |
| de bijdrage | デ ベイドラーヘ | 貢献 |
| de passie | デ パッシ | 情熱 |
| de waarden | デ ワールデン | 価値観 |
| op de lange termijn | オップ デ ランゲ テルメイン | 長期的に |
| de ambitie | デ アンビーシ | 志望・野心 |
| de loopbaan | デ ロープバーン | キャリア・職業人生 |
loopbaan は「キャリア・職業人生」を表し、面接で将来像を語るときの重要語です。
「past bij de bedrijfscultuur(社風に合う)」という形でも、求人や面接でよく登場します。
職場・働き方に関する単語
仕事内容や働き方を尋ねる逆質問で役立つ単語です。
入社後の環境をイメージするための語彙としても押さえておきます。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| de verantwoordelijkheid | デ フェラントウォールデレイクヘイト | 責任・職責 |
| de werkdruk | デ ウェルクドリュック | 業務量・仕事のプレッシャー |
| de deadline | デ デッドライン | 締め切り |
| de samenwerking | デ サーメンウェルキング | チームワーク・協働 |
| het thuiswerken | ヘット タウスウェルケン | 在宅勤務 |
| het overwerk | ヘット オーフェルウェルク | 残業 |
| de arbeidsvoorwaarden | デ アルベイツフォールワールデン | 労働条件・福利厚生 |
| het salaris | ヘット サラリス | 給与 |
| de promotie | デ プロモーシ | 昇進 |
| het inwerktraject | ヘット インウェルク・トライェクト | 新人研修・受け入れ期間 |
arbeidsvoorwaarden は給与とは別の「労働条件・福利厚生」を指し、salaris と混同しやすいので注意します。
面接でよく聞く質問キーワード
質問に含まれるキーワードを知っておくと、意図をすばやくつかめます。
聞き取れた単語から、何を答えるべきか判断できるようになります。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| de sterke punten | デ ステルケ プンテン | 強み |
| de valkuil | デ ファルカウル | 弱み・落とし穴 |
| de uitdaging | デ アウトダーヒング | 困難・課題 |
| de prestatie | デ プレスターシ | 達成・功績 |
| omgaan met | オムハーン メット | 対処する・付き合う |
| beschrijven | ベスフレイフェン | 説明する・描写する |
| het voorbeeld | ヘット フォールベールト | 例 |
| de verwachting | デ フェルワフティング | 期待・希望 |
| het conflict | ヘット コンフリクト | 対立・もめごと |
| verbeteren | フェルベーテレン | 改善する |
「Beschrijf een uitdaging waarmee u te maken kreeg.(直面した課題を説明してください)」のように、これらの語が組み合わさって質問になります。
選考プロセスに関する単語
面接後の流れや結果に関する単語も知っておくと安心です。
次のステップの説明を聞き取るときに役立ちます。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| de sollicitatie | デ ソリシターシ | 応募 |
| de selectie | デ セレクシ | 書類選考・絞り込み |
| het tweede gesprek | ヘット トウェーデ ヘスプレック | 二次面接 |
| de terugkoppeling | デ テリュフコッペリング | 追っての連絡・フィードバック |
| het jobaanbod | ヘット ヨプ・アーンボット | 内定・採用提示 |
| de afwijzing | デ アフウェイジング | 不採用 |
| de onderhandeling | デ オンデルハンデリング | 条件交渉 |
| het contract | ヘット コントラクト | 契約 |
| de startdatum | デ スタルトダートゥム | 入社日 |
| de proeftijd | デ プルーフテイト | 試用期間 |
jobaanbod は「内定」を意味し、面接後に最も聞きたい単語の一つです。
覚えておくと便利な熟語
単語に加えて、面接でよく使われる熟語も押さえておきます。
会話の中で自然に出てくると、流暢な印象を与えられます。
| オランダ語 | 読み方(カタカナ発音) | 日本語訳 |
|---|---|---|
| uitkijken naar | アウトケイケン ナール | 〜を楽しみにする |
| op zich nemen | オップ ジフ ネーメン | 引き受ける |
| bedenken | ベデンケン | 考えつく・思いつく |
| omgaan met | オムハーン メット | 対処する |
| opvallen | オップファレン | 際立つ・目立つ |
| bijblijven | ベイブレイフェン | 遅れずについていく |
| goed samenwerken met | ホート サーメンウェルケン メット | 〜とうまく協働する |
| verantwoordelijk zijn voor | フェラントウォールデレイク ゼイン フォール | 〜を担当している |
| passen bij | パッセン ベイ | なじむ・合う |
| gepassioneerd zijn over | ヘパッショネールト ゼイン オーフェル | 〜に情熱がある |
verantwoordelijk zijn voor や op zich nemen は、職歴説明でそのまま使える便利な熟語です。
uitkijken naar は、面接後のお礼でも締めの定番として活躍します。
レベル別の語彙の目安
どこまで覚えればよいか迷う方のために、目安を整理します。
欧州言語共通参照枠(CEFR)の段階に沿うと、優先順位がつけやすくなります。
| レベル | 目安 | 優先する語彙 |
|---|---|---|
| 初級(A2〜B1) | 基本の受け答えができる | 面接の基本用語・履歴書の単語 |
| 中級(B1〜B2) | 経験を具体的に話せる | 実績を表す動詞・強みの形容詞 |
| 上級(B2〜C1) | 抽象的な話題も扱える | キャリア用語・熟語・質問キーワード |
まずは基本用語と実績動詞から固めると、面接の土台ができます。
よくある質問
Q. cv と motivatiebrief はどう違う?
A. cv は職歴や学歴をまとめた履歴書で、motivatiebrief はなぜその職務に応募するかを説明する志望動機書です。オランダでは両方をセットで提出するのが一般的で、motivatiebrief で自分の強みと会社への共感を簡潔に伝えます。
Q. 実績はどんな動詞で表せばいい?
A. deed(した)のような漠然とした語ではなく、leiden(主導する)・verbeteren(改善する)・verhogen(増加させる)などの具体的な動詞を使います。「Ik heb de omzet met twintig procent verhoogd.(売上を20%伸ばしました)」のように数字と組み合わせると効果的です。
Q. 強みを表す形容詞は何を覚えればいい?
A. nauwkeurig(正確な)や proactief(主体的な)、zelfstandig(自立した)など、求人票でも頻出する語が役立ちます。あれもこれもと並べると説得力が下がるため、職務に合うものを2〜3個に絞って使うと印象がぶれません。
Q. どのくらいの語彙を覚えればいい?
A. まずは面接の基本用語と実績を表す動詞から固めると、CEFR でいう B1〜B2 の語彙で経験を具体的に説明できます。上級の抽象的な話題に進む前に、自己紹介と職歴説明で使う語を確実にしておくと安心です。
まとめ
オランダ語面接の語彙は、分野別に整理して覚えると本番で引き出しやすくなります。
- 基本用語と履歴書の単語を、最初の土台として固める。
- 実績は leiden や verhogen などの行動動詞で、数字とセットで表す。
- 質問キーワードを覚えておくと、聞き取りから意図をつかめる。
あとは、覚えた単語を実際のフレーズや会話の中で使うと、記憶に定着しやすくなります。
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